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MASTERキートン(16) の商品レビュー

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2022/01/16

「ルナデールの夕日」はイギリスが舞台。 騒がしく欲望に満ちた都会と、 穏やかで自然にあふれた田舎。 そこに人生の勃興と落日が重なる。 「二人の父親」は双子が愛を取り合うお話。 何度も読んだことがあるのだけれど、 不思議とよく覚えている話もある一方、 初めて読むのではと思わせる物...

「ルナデールの夕日」はイギリスが舞台。 騒がしく欲望に満ちた都会と、 穏やかで自然にあふれた田舎。 そこに人生の勃興と落日が重なる。 「二人の父親」は双子が愛を取り合うお話。 何度も読んだことがあるのだけれど、 不思議とよく覚えている話もある一方、 初めて読むのではと思わせる物語もある。 このお話もそんな一話。 双子が取り合うのは一人の女性だったはずが、 最終的には・・・ 「名探偵再登場」では前巻にも登場した ロンドンの肝っ玉婦人が活躍する。 相変わらずキートンはきりきり舞いさせられる。 そして含蓄のある言葉も衰えない。 「メイド・イン・ジャパンⅠ・Ⅱ・Ⅲ」は、 日本人の海外駐在員を巡る物語。 世界を飛び回る駐在員は華やかに見えるけれど、 寂しい心を抱えているのだと教えられる。 国内でも帰るべき場所がないことは、 あり得ることではあるけれど。 「冥府からの愛」の舞台はロンドンの大豪邸。 大豪邸にはミステリがなぜだか似合う。 「失われた天才監督」は天才映画監督のお話。 才能と情熱にあふれた天才というのも、 キートンでは繰り返されるテーマ。

Posted byブクログ

2009/10/04

本書をきっかけに、僕は考古学(特に本書の物語の核となる「西欧文明ドナウ起源論」)や東西冷戦構造に、一時期かなり興味を持ったものです。主人公の平賀・キートン・太一の経歴、リアルにありえない〜!と思いつつも、格好良いので問題なし(ただし、たまにおっちょこちょい)。友情と愛情が詰まった...

本書をきっかけに、僕は考古学(特に本書の物語の核となる「西欧文明ドナウ起源論」)や東西冷戦構造に、一時期かなり興味を持ったものです。主人公の平賀・キートン・太一の経歴、リアルにありえない〜!と思いつつも、格好良いので問題なし(ただし、たまにおっちょこちょい)。友情と愛情が詰まった最終回は特に名作ですね。 浦沢作品の中でも特に人物描写が優れていて、登場人物の誰もが魅力的です。

Posted byブクログ