ゴールデンライラック(文庫版) の商品レビュー
少女コミックに三回に分けてこの作品が発表されたとき、私はまだ小学中学年だった。それでも、今読み返してみて、大方の本質を理解していたと気づくことができた。小学生も侮れない。 『風とともに去りぬ』を読んだときにどことなく既読感があったのはこの作品に出会ったのが先だったからだろう。しか...
少女コミックに三回に分けてこの作品が発表されたとき、私はまだ小学中学年だった。それでも、今読み返してみて、大方の本質を理解していたと気づくことができた。小学生も侮れない。 『風とともに去りぬ』を読んだときにどことなく既読感があったのはこの作品に出会ったのが先だったからだろう。しかしスカーレットと決定的に違うのは、金のために結婚した夫を、彼女は彼女なりに愛したことだ。きりきりと柳眉をあげて難局を乗り越えるヴィーの表情が秀逸。萩尾望都の絵の巧さにあらためて感動した。この頃の絵柄が一番好きだったな。
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読んだ日: 買った日: 買った所:BOOK・OFF武蔵新城店 値 段:\\105 売った日:2009/01/12 売った所:BOOK・OFF向ヶ丘遊園駅前店 値 段:\\0(背日焼けのため) 登録日:2007/05/07 00:57:57 更新日:
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なんだろう。上手くいえないけど、この切なさは絶品。上手く説明できないけれど、時代なのかな。時間の流れや時代の流れ。それだけで物語になるのだ。
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表題作「ゴールデンライラック」が、素晴らしかったです。ヴィクトーリアとビリーの、紆余曲折した愛の物語。 「ばらの花びん」は、大事なところが1ページ抜け落ちていてほぞを噛みました。えええセザンヌとマルスはなぜ婚約破棄したの!?ポルトとファデッドが!?マルスとミシェルは!?お陰で、分...
表題作「ゴールデンライラック」が、素晴らしかったです。ヴィクトーリアとビリーの、紆余曲折した愛の物語。 「ばらの花びん」は、大事なところが1ページ抜け落ちていてほぞを噛みました。えええセザンヌとマルスはなぜ婚約破棄したの!?ポルトとファデッドが!?マルスとミシェルは!?お陰で、分からないところだらけです。。
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第一次世界大戦の時代が舞台のお話です。こちらはイギリスの話。ヴィクトーリアとビリーのドラマティックラブストーリーでなんだか映画を見ているような話の流れだった。 この文庫には表題作のほかに「ばらの花びん」と「マリーン」という短編漫画が入ってるんだけど、私はこっちの方が好きかも。 ...
第一次世界大戦の時代が舞台のお話です。こちらはイギリスの話。ヴィクトーリアとビリーのドラマティックラブストーリーでなんだか映画を見ているような話の流れだった。 この文庫には表題作のほかに「ばらの花びん」と「マリーン」という短編漫画が入ってるんだけど、私はこっちの方が好きかも。 とくに「ばらの花びん」、ドタバタした感じが面白かった。 「マリーン」はラブストーリーなんだけどミステリアスなお話で面白かったです。
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読んだ日:2006/05/23 買った日:2006/05/23 買った所:BOOK・OFF武蔵新城店 値 段:\105
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「・・・ごめんなさい・・・ ごめんなさい・・・・・・ わたしを許してくれやしないわね?」「いったいどんな悪いことをしたんだい? わたしに」「あなたを一番愛してたわけじゃないのに結婚したわ」「そんなことはいいんだ わたしのほうは一番愛してたんだから」
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「みつけちゃだめよ」--「でも恋人ならいいわ」幼心のかくれんぼと大人への階段…希望は空にある…そんな漫画です。他に「ばらの花びん」、「マリーン」なども収録されています。
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