MASTERキートン(7) の商品レビュー
7巻も充実している! それぞれのお話をひと言ずつ。 「エルザ・ランチェスターの思い出/復活」は、 2話完結のミステリ。 フランケンシュタインと絡めたホラーテイスト。 キャラクターの外見や表情による、 リードがあって誰が犯人か騙される。 「瑠璃色の時間」は一転ノスタルジック。 ...
7巻も充実している! それぞれのお話をひと言ずつ。 「エルザ・ランチェスターの思い出/復活」は、 2話完結のミステリ。 フランケンシュタインと絡めたホラーテイスト。 キャラクターの外見や表情による、 リードがあって誰が犯人か騙される。 「瑠璃色の時間」は一転ノスタルジック。 キートン少年時代の追憶話。 別荘組のお金持ちと地元の人たちとの分離の中、 挫折から立ち直ろうとする男がいい。 「匂いの鍵」は世界情勢ものだ。 東西ドイツ統一の光の影、 旧東ドイツのスパイに関わる闇を描く。 「デビッド・ボビッドの森/帰還」も2話続き。 英国のフォークランド戦争と森の守り神を背景に、 シビアで苛烈な世界情勢の現実と、 ノスタルジックな伝説がミックスされ、 物語が縦にも横にも奥深い。 「黄金の鐘の夢」は寂れた小さな町の物語。 産業が失われて人口が減少、 人の心も荒み活気を失った町というのは、 日本においても大きなテーマだ。 「出口なし」は武器知識ものといえるかも。 鉄砲・拳銃の知識に裏付けされた物語。 対人格闘のプロ・キートンが、 面目躍如の活躍を見せる。
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なんか、ウェルシュの人はほかのどの辺までからはわからないが少なくともUKの他の皆さんから「妖精扱い」されてゐる臭いと言ふ説がある。 その童話の作者はちゃんと“ナショナリズム”に基づいて、どっかのお医者さんが探偵の名前―で地元の名士の名前くっつけてシャーロック・ホームズにしたやう...
なんか、ウェルシュの人はほかのどの辺までからはわからないが少なくともUKの他の皆さんから「妖精扱い」されてゐる臭いと言ふ説がある。 その童話の作者はちゃんと“ナショナリズム”に基づいて、どっかのお医者さんが探偵の名前―で地元の名士の名前くっつけてシャーロック・ホームズにしたやうに、ウェールズの名前からデビッドボビッドと命名し、うちのガキ向けの話を戦友へも語る。うんうん。
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マスターキートンを6巻に続いて読んだけど、 うーん、なんというか、あっさりと人が死んでいくのが、 ちょっと怖いところでもあるなぁ。 1冊の中だけでも、それなりの人数がなくなっているのでは? でも、考えさせられるストーリーが多いことは、 相変わらずでもあるね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「出口なし」でキートンがハッタリを使いこなすのが面白い。散弾銃が人体を貫通するだとか,銃口に指を突っ込むと暴発するとか,曲がった銃身で発砲できるかとか。 この漫画で銃器に興味をもって入門したミリオタさんたち,いっぱいいそうだなあ。自身はそこまでいかなかったけど。
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人生の達人はどんな時も自分らしく生き、自分色の人生を持つ。 俺ももう一度立ち上がろうと思う。 自分を哀れんでいる時間はない。 あの海の色は瑪瑙色だ。 俺達は瑪瑙色の時を共有している。 (CHAPTER 3 瑪瑙色の時間)
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本書をきっかけに、僕は考古学(特に本書の物語の核となる「西欧文明ドナウ起源論」)や東西冷戦構造に、一時期かなり興味を持ったものです。主人公の平賀・キートン・太一の経歴、リアルにありえない〜!と思いつつも、格好良いので問題なし(ただし、たまにおっちょこちょい)。友情と愛情が詰まった...
本書をきっかけに、僕は考古学(特に本書の物語の核となる「西欧文明ドナウ起源論」)や東西冷戦構造に、一時期かなり興味を持ったものです。主人公の平賀・キートン・太一の経歴、リアルにありえない〜!と思いつつも、格好良いので問題なし(ただし、たまにおっちょこちょい)。友情と愛情が詰まった最終回は特に名作ですね。 浦沢作品の中でも特に人物描写が優れていて、登場人物の誰もが魅力的です。
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金持ち父さんがもっとも影響された「本」であるなら、これがもっとも影響された「漫画」キートンさんみたいになりたいと思ってる。実は俺のblog[Master of Life]っいうのはこの漫画の7巻のあるエピソードに出てくる言葉。
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