サスケ(文庫版)(再販)(9) の商品レビュー
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時代劇のフォーマットに従っているのか、主義主張の類か不明だが、白土三平の描く為政者はほぼ常に悪政を敷く。 サスケにおいてそれら権力者は物語の添え物、あるいは物語のそれまでの展開をご破算にするデウス・エクス・マキナとして描かれてきた。 本巻は権力との戦いをはっきりと志向していてこれまでと雰囲気が違う。サスケの扱いに困って大仕掛けを必要としたのかもしれない。 しかしまたなんでこんな展開にしたのか。なにかに影響を受けたのか。『子連れ狼』は後年のことだし。子供でも生まれたのかな。バイオレンス&ドラッグ、セックスだけの乾いた関係みたいなの描いてた漫画家が、自身の結婚を気にバカップル描くようになった例もあるし。 初読当時、短い期間にサスケの頭身が劇的に変わりすぎて戸惑ったことを覚えている。成長期にあるとはいえ、物語の都合が出過ぎだと思えたものだ。
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