ライジング!(文庫版)(7) の商品レビュー
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2022.9.4 市立図書館 宝塚音楽学校/歌劇団をモデルにしたひとりの女優の成長物語、初出は週刊少女コミック(1981年4月から3年半の連載)。全7巻の最終巻は「メリィ・ティナ」の上演と高師の新作のオーディションそして初日の幕が上がるまで。 三年半の成長を振り返って、あらためてスタートラインに立つ祐紀でしめくくるのはよい潮時。せっかくの宝塚でありながら群像劇要素が薄めなのはちょっと惜しいけれど(薫や小夜子、花偉らの成長や葛藤、活躍ももっとみたかったというのは贅沢な注文)、祐紀個人の成長に話をしぼったからこの分量でまとまったのだろう。 今読めば、ヒロインはけっきょくいつも自分の個性や体験を切り売りするような演技で道をひらいている感じで、役者の想像力をとことん利用した倉田の作品作りなどもやりすぎな気がして(今だったらパワハラだろうし)、そうではない演技の方法論はないのだろうかという疑問もなくはないのだけれど、そういう時代だったと思って楽しんだ。
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男の歩き方とか、女の歩き方とか出てくるので面白いですね。 この中の劇中劇、『レディ・アンをさがして』は舞台にもなり、偶然なんですがビデオで見ました。
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