H2(エイチ・ツー)(23) の商品レビュー

あだち充(著者)

2022/10/10

いい人ね、橘くん。
知ってるよ。
裏切らないでね。橘くんの期待をー
ーあ、ああ･･････

国見くんの口から聞きたいのよ！
うるせえなァ。おれが何かいえば、それが真実になるのかよ。
信じるわよ。少なくてもわたしだけは。
英雄と会えなくてさびしそうにしているあいつを誘い出して、海をバックに、英雄と別れておれとつきあえと口説いた。ーけど、ダメだった。
それでいいの？信じるわよ。
勝手にしろ！いいか！ここは野球部のグラウンドだ、おれは、野球がやりたくて来てんだ！余計なものゴチャゴチャ持ち込んで邪魔すんな！野田ァ！何すんだよ！？
野球がやりたいんでしょ、余計なものゴチャゴチャ持ち込まないでよね。
このやろォ！

2020/10/19

「海と、比呂に」
「許せねぇ」
個人的にこの２話はぜひ読んでほしいです。
23巻はそれぞれの大切な再スタートです。

2011/08/15

『いろんな物』

『喜んでいいのか』

『今日の夜、電話するね』

『海と、比呂に』

『くわっ』

『信じるわよ』

『今のところはーだぞ』

『本番だと思え』

『順当なスタート』

『許せねぇ』

2010/12/24

「The Highschool Days of 2 Heroes and 2 Heroines」（完全版表紙より）というわけで、『タッチ』の世界と似ていながらも一味違った高校野球＆恋愛世界を展開させた『H2』。甲子園での描写や登場人物の多さが『タッチ』とは対照的。

あだち漫画の真骨頂、脱力系主人公の国見比呂が良い味出しすぎだ。木根竜太郎くんが3年夏の甲子園準々決勝で見事完投したときの涙には感動。そして国見家の飼い犬がパンチだったのには笑った。