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砂時計(8) の商品レビュー

4.1

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

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2018/05/08

事実上の最終巻。 昼ドラをリアルタイムで観ていて好きだったのだけれど、10年経った今更原作漫画に手を出した。 少女マンガのマイベストランキングにしっかり食い込んで来た。良作。

Posted byブクログ

2018/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本編はこれが最終巻。26歳冬。張り詰めていた心のバランスが崩れた杏は母親との思い出の土地を目指す。やっぱり母親のあと追っちゃうのかーと少し残念な感じ。でもみんなの顔を思い出して、死にたくないって思えたり、同じ苦しみを与えるのかって気付けて良かった。大悟が助けてくれたわけだけど、大悟サイドの気持ちもっと深く知りたかったな。おばあちゃんのしゃんとせえ!に泣けた。最後は砂時計終章。作者さん曰くエピローグみたいなものだとか。エピローグと言うだけあって、すごくたくさんの事が綺麗にまとめられてた。傷心旅行で仁摩のサンドミュージアムに行く時のそれぞれの季節の想い出を振り返るシーンはちょっとウルウル。大悟と結ばれて良かったと思う反面、ここまで遠回りしてきたんだからもう少し感動的な熱い感じでやり直して欲しかったなと思う。なんか大悟も杏も意外とクールなんだもの。もちろん感動はしたけれど、もっと胸がきゅーっとなるような終わり方希望だった。

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2015/11/11

ネタバレ注意 母と同じようにうまくいかず、これからどう生きていけばいいか途方に暮れ、母との思い出の場所へ向かった。母は絶望していたあの時、どんな気持ちだったのかを、過去の場所へ戻って感じたかったんだと思う。が、休館日。笑 でも、休館日でよかった。お母さんとまったく同じじゃなかった...

ネタバレ注意 母と同じようにうまくいかず、これからどう生きていけばいいか途方に暮れ、母との思い出の場所へ向かった。母は絶望していたあの時、どんな気持ちだったのかを、過去の場所へ戻って感じたかったんだと思う。が、休館日。笑 でも、休館日でよかった。お母さんとまったく同じじゃなかった。 杏が三途の河を渡るか否かのとき、母が『お留守番しなさい』って杏を連れて行かなかったところに母親としての優しさと強さを感じた。きっと自殺したことを後悔した分、杏には負けないで欲しかったのかもしれない。天国から見守って、強くなったなあ。このシーン一番感動した。 杏が、『今やっと、すべてを許せる気がするの』って言ったのは、母と同じ状況を味わって、死にたくなるような気持ちが理解できたからだと思う。自分を置いてったんじゃないんだって。 辛い思い出も悲しい思い出も大切にした大切にされた思い出もすべて今の自分を作っていると思ったら、自分がひどく愛おしい存在に思えてくる。 杏の言葉。今はわかんないけど、なんか良い言葉なきがする。 大吾はほんまにかっこいい。幸せそうに笑っててくれれば充分なんだけど、自信ない?とか ただの男前かよ。 2015年11月11日

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2015/09/18

未練を残しながらも大悟と決別し、 一人で前に進み始めた杏。 そんな時に出会った男と婚約するが、 結局破談に。 それをきっかけに、 今まで張り詰めていた心の糸が切れてしまう。 傷ついた心を抱え、 思い出の砂時計を目指して 旅に出た杏だが…。

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2014/03/27

本編完結。杏が母親のことをやっと許せるようになってよかったと思う。ドラマや映画があったけれど、やっぱり原作が1番!!

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2014/02/09

時間は、戻らない。止まりもしない。 ただ、ひたすらに流れていく。 全員に救いがあってよかった。 あそこで、死ななくてよかった。 大晦日、砂時計見に行こうかな。

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2014/02/03

再生 1巻に戻る。同じ構図っていうのがまた、ね。 大悟との再会のところ、玄関から聞こえた杏の声を大悟はどんな気持ちで聞いたのだろう。見つめる目はちょっと戸惑いがあったんだろうか。あの時、プロポーズしようって決めていたのかな? 母親と同じことをしてしまった。それでも生きていた。同じ...

再生 1巻に戻る。同じ構図っていうのがまた、ね。 大悟との再会のところ、玄関から聞こえた杏の声を大悟はどんな気持ちで聞いたのだろう。見つめる目はちょっと戸惑いがあったんだろうか。あの時、プロポーズしようって決めていたのかな? 母親と同じことをしてしまった。それでも生きていた。同じ気持ちで砂時計を見つめて、何を想ったのだろうか。 実際に私も砂時計を見た。この表紙と同じものを見て、杏の気持ちを知ろうとしたけどやっぱり出来なかった。 物語のおしまい。りょうくんという新しい家族ができて、杏と大悟の幸せが描かれているから納得の出来る終わり方だった 砂時計、やっぱり好き。この漫画はほんとうに大好き

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2012/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本編の完結巻です。 物語の最初と最後が繋がって、島根県の仁摩サンドミュージアムに本当に行きたくなるお話になっています(笑) 2人は結ばれることになったけど、いろいろあったから単純にハッピーエンドとは言えないと思う。 これから2人で力を合わせて、今までの心の傷とか新しく出てくる障害にゆっくり立ち向かって行くんだろうね。 王道のネタだっだけど、ちゃんと心に残る少女マンガでした。

Posted byブクログ

2010/04/19

社会の流動性の高まりによる恋愛のフラット化をここから感じた。 最初に言わせて頂きたいのは、杏と、大悟はその例から外れるということ。 ここでこの二人を除外するのは「主人公とその次に重要な人物」であるが故の例外性によって顕著な例とは言えないからである。 結局相手は誰でもいいのだ。...

社会の流動性の高まりによる恋愛のフラット化をここから感じた。 最初に言わせて頂きたいのは、杏と、大悟はその例から外れるということ。 ここでこの二人を除外するのは「主人公とその次に重要な人物」であるが故の例外性によって顕著な例とは言えないからである。 結局相手は誰でもいいのだ。 あの女がだめなら他の女、 あの男がだめなら他の男、というように、 不都合が生じれば人は次に乗りかえていく。 そして、かつて執着していた対象物などには見向きもしなくなるのである。 こういった理想とは離れた現実的な恋愛がこの漫画のなかにはある。 よくいえば「現実離れしていない」恋愛漫画だが、非日常を求める者が顧客であることを考えれば、これはただただ「夢がない」恋愛漫画であると評されるべきであろう。

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2009/10/04

未練を残しながらも大悟(だいご)と決別し、一人で前に進み始めた杏(あん)。そんな時に出会った男と婚約するが、結局破談に。それをきっかけに、今まで張り詰めていた心の糸が切れてしまう。傷ついた心を抱え、思い出の砂時計を目指して旅に出た杏だが…。現在、過去、未来をつなぐ杏の恋物語、クラ...

未練を残しながらも大悟(だいご)と決別し、一人で前に進み始めた杏(あん)。そんな時に出会った男と婚約するが、結局破談に。それをきっかけに、今まで張り詰めていた心の糸が切れてしまう。傷ついた心を抱え、思い出の砂時計を目指して旅に出た杏だが…。現在、過去、未来をつなぐ杏の恋物語、クライマックス!!

Posted byブクログ