風と木の詩(中公文庫版)(1) の商品レビュー
あまりの展開に鬱になるくらい壮絶。なんでこんなことになってしまうんだ… すべてのページが本当に麗しい。
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読めば全てを持っていかれるので、読み返すことができない作品。それくらい生命力に満ちている。私のすべてです。
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ずっと読んでみたかった。 ブックオフで100円だったので全巻購入、イッキ読み。 好みではないけども、さすがに面白く読めた。 この時代にこの作品・・・すごい。 冒頭からいきなり絡みシーンだし、 かなりセンセーショナルだったと思われます。 誠実でひたむきなセルジュと美しく奔放なジ...
ずっと読んでみたかった。 ブックオフで100円だったので全巻購入、イッキ読み。 好みではないけども、さすがに面白く読めた。 この時代にこの作品・・・すごい。 冒頭からいきなり絡みシーンだし、 かなりセンセーショナルだったと思われます。 誠実でひたむきなセルジュと美しく奔放なジルベール。 途中、「うっ、また全裸・・・ジルベール気持ち悪い・・」と思ってしまったけど 二人の心が通じあってからの彼は嫌いじゃない。 わたしが泣いたのはその二人のところじゃなくて、 セルジュ両親の恋物語のくだりです。
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三年ぶりにページを開いたら夢中で一気に読んでしまった。 心を揺さぶられるわ胸を抉られるわで眠れない夜が続いて日常生活に支障を来たした、個人的に衝撃的作品。 ラストが尋常でなく痛い。こんなに泣かされた漫画はない。 こんだけひっぱってこの終わり方かよ、あんまりだ!と初めて読んだときは...
三年ぶりにページを開いたら夢中で一気に読んでしまった。 心を揺さぶられるわ胸を抉られるわで眠れない夜が続いて日常生活に支障を来たした、個人的に衝撃的作品。 ラストが尋常でなく痛い。こんなに泣かされた漫画はない。 こんだけひっぱってこの終わり方かよ、あんまりだ!と初めて読んだときは号泣しながら嘆いたものだった。 ただ、読み返してみたらやはりハッピーエンドみたいなの(この物語のどこで、誰が、どんな行動を起こせばハッピーエンドになり得たのかが不明だが)は想像がつかないし、だからこその魅力なのだろうな、と 永遠の少年の象徴たるジルベールが「人間」になってしまっては、もはやそれは彼ではないのではないでしょうか かつてない長さのレビューを書いてしまう程すべてが愛しすぎて、これはもう棺に入れるしかない。
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竹宮惠子作品の中でダントツ1位はやっぱりこれ。 30年以上前!?の作品なのに、全く色あせない、秀逸な作品。 キャラクターがみんな人間臭くて魅力的。 そして、何度も何度も読んでるのに、毎回切ないストーリー。 少年愛だとか、同性愛だとかじゃなく、人間愛ですな。 みんなが哀しくて救い...
竹宮惠子作品の中でダントツ1位はやっぱりこれ。 30年以上前!?の作品なのに、全く色あせない、秀逸な作品。 キャラクターがみんな人間臭くて魅力的。 そして、何度も何度も読んでるのに、毎回切ないストーリー。 少年愛だとか、同性愛だとかじゃなく、人間愛ですな。 みんなが哀しくて救いが無い様だけれど、最後は希望の光がほんのちょっとだけ見える。 愛でしか生きられないジルベールも哀しいけれど、私は、オーギュが一番哀しい人だなぁ…と思う。 続編「神の子羊」のりす・はーぜ著と合わせて読むべき! やっぱり救いは無いけど(^ ^;)
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最初は驚きましたが、すごく世界にのみこまれました。衝撃を受けた作品です。セルジュのおせっかいなところが好きです。ジルベールが麗しいです*。☆+:.
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1年ほど前、全身が異常に痒くなり斑点が出来るジベールばら色ひこうしんという病気になりました。 ※本当です
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素敵お耽美。 前半はジルベールと、セルジュと、カレーって感じ。 そしてオーギュがこりゃまた理解が難解。 でもいい話。素敵な話。 オチの解釈は人それぞれ。 解説は読んじゃ駄目よ。ネタバレだから。
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「ジルベール・コクトー わが人生に咲き誇りし最大の花よ きみはわが梢を鳴らす風であった」 この詩は物語の最初と最後に出てきます。 最初に出てくるときは、特に気にも留めないけれど 最後、物語が全て終わった時にもう一度目にする時、 この詩を見ると一気に涙が溢れてきま...
「ジルベール・コクトー わが人生に咲き誇りし最大の花よ きみはわが梢を鳴らす風であった」 この詩は物語の最初と最後に出てきます。 最初に出てくるときは、特に気にも留めないけれど 最後、物語が全て終わった時にもう一度目にする時、 この詩を見ると一気に涙が溢れてきます。 とっても美しくて切ない物語。 人を愛するって何なんだろう? どんな愛が一体幸せなんだろう? そんなことをひしひし考えさせられます。 ちなみに、これは10代後半から読むのが一番じゃないかな? この歳になってやっとオーギュストの愛が理解できました。 初めて読んだ中学生の時は「うわ、ホモだ!しかもオーギュストって頭おかしい!!」としか思わなかったんだけど 今、読んでみるとオーギュストの気持ちも痛いくらいに分かるんです。 オーギュストにとってジルベールと言う存在は 彼の失われた『純粋』そのものだったんだな、って気付くんです。 同性愛がメインなので万人受けはしません。 でも、是非色んな人に偏見を捨てて読んでもらいたいな。 読むときはバスタオル片手に、心して読んでくださいね。 少女漫画史における最高傑作であり不朽の名作です。
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娼年ジルベールをはじめ、お耽美できらきらと美しい少年たちの愛のおはなし。涙なしでは語れない、あまりに不幸で、あまりに美しいジルベールは永遠です。
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