吾妻鏡(文庫版)(上) の商品レビュー
源平の戦いが分かりやすく描かれていた。吾妻鏡が鎌倉幕府を知る手掛かりであることは高校生の頃から知っていたが、詳細の内容をマンガで学べるのは大変ありがたい。
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鎌倉殿の13人と並行して通読 大河ドラマや他の本を読んでいるので理解はできるがこの本だけで、流れを追うのは難しいかも。 北条政子はウーマン・リブの先駆けとして書かれており、 かかれた当時(1994年)の流れ、鎌倉時代=女性が強い時代 という見解を踏襲している。 永原慶二 監訳...
鎌倉殿の13人と並行して通読 大河ドラマや他の本を読んでいるので理解はできるがこの本だけで、流れを追うのは難しいかも。 北条政子はウーマン・リブの先駆けとして書かれており、 かかれた当時(1994年)の流れ、鎌倉時代=女性が強い時代 という見解を踏襲している。 永原慶二 監訳の吾妻鏡を下敷きにしているため、東国国家論の考えが示されている。 上総介の誅略の理由は武家国家の確立を理由にしているのはその影響であろう。 事柄は網羅的であり、細かいところも含めて記載があり、吾妻鏡を実際知っている前提で読む分には良いだろう。
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本を読む気力が戻らなくて鎌倉殿の13人視聴にあわせて再読。 史実と史書と漫画とが全部異なることは大前提だけど、この漫画とドラマの違いを見るだけでも楽しい。
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ドラマとは違って頼朝の側に侍っているのは、義時ではなく時政。時政も景時も大江広元も憎々しい形相に描かれている。 何か新しい情報が得られるかと思って読んでみたが、今のところ旧知の情報のみ。本当にザックリとあらすじのみ触れている感じ。 人物の描き方はやはり作者の捉え方が反映されている...
ドラマとは違って頼朝の側に侍っているのは、義時ではなく時政。時政も景時も大江広元も憎々しい形相に描かれている。 何か新しい情報が得られるかと思って読んでみたが、今のところ旧知の情報のみ。本当にザックリとあらすじのみ触れている感じ。 人物の描き方はやはり作者の捉え方が反映されているのだろう。義時や和田義盛などは、どちらかと言うと鈍そうだが、頼朝、義経、政子は美形。 作者いわく、政子は日本史上初めてウーマン・リブを体現した人物なのだそう。
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大河ドラマ鎌倉殿の13人を見ているが、吾妻鏡の背景を知っていた方がよいと思い、遅まきながら8月に上巻を読む。なんと竹宮惠子作。贅沢なことである。続いて中巻へと。
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※上中下巻まとめての感想です。 子供の頃から軍記物が大好きでした。現代語訳簡易版ではありますが、小学生の頃から、南総里見八犬伝、太平記、平家物語、義経記、三国志などなど夢中になっていました。 源平合戦物語も大好きだったのですが、吾妻鏡は読んだことありませんでした。 そこで202...
※上中下巻まとめての感想です。 子供の頃から軍記物が大好きでした。現代語訳簡易版ではありますが、小学生の頃から、南総里見八犬伝、太平記、平家物語、義経記、三国志などなど夢中になっていました。 源平合戦物語も大好きだったのですが、吾妻鏡は読んだことありませんでした。 そこで2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に際して吾妻鏡に着手しました。 こちらの「マンガ日本の古典シリーズ」吾妻鏡の漫画担当は竹宮惠子さんです! 吾妻鏡を上中下巻にまとめ、吾妻鏡には記載が足りない有名エピソードなどは源平盛衰記など他の書物からも採用されています。 吾妻鏡は鎌倉幕府内部の記述であり、抜けがあったり、頼朝や北条一族が滅ぼした相手のことは悪く描かれたりしていますからね。 漫画だと早く読めるので全体を把握しやすかったり、現代読者への解説のようなことが書かれているのも良いですね。「鎌倉御家人の妻たちは、夫の隣に公然と席を用意されていた」という女性の権威の高さ、勝ち目のない側に味方する武家の考えが「一発逆転を狙うのも手」だとか「負けたら一族滅亡は覚悟の上」など、理解しました。(あくまでも当時の考えとして理解であって、自分がやるという意味ではない) また、勝ち残り続けた北条義時や三浦義村に関しては「この事件ではこんな怪しい動きしてるんだけど…、まあ真相は藪の中だけどね」と、陰謀者説をちょっと仄めかしています(笑) あと私が一番最初に男性同性愛描写を読んだのが永井路子の「北条政子」での公暁と三浦の駒若丸なんですが(まだ中高生だった当時の私には、この二人がナニしてるんだか全く理解できなかったんですが(^_^;))、この二人のそんな関係もギリギリ漫画で描かれていて…ちょっと変な意味で懐かしかったというか、この二人デキてたって正式記載があるのか?と思いました(笑) しかしやはり人間関係や出来事などはかなり簡略化され、説明が足りない場合は訳注のような形で追記されているため、まったく知らない人が読むと、かえって分かりづらいかもしれません。 まずは取っ掛かりと全体の流れの把握として漫画で読み、他の本も読む、という流れが分かりやすいと思います。 もう少し詳しい吾妻鏡解説として、ビギナーズ・クラシックスも良かったです。 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4044004072#comment 【用語集】 ●吾妻鏡:鎌倉幕府内部により記された、公用記録書。以仁王の令旨が鎌倉の源頼朝のもとに届けられた1180年(治承4年)から、第6代将軍宗尊親王が京都に戻されるまでの1256年(文永3年)の将軍記となっている。途中で12年間分の欠落があるらしい。 ●源氏:天皇の皇子が賜姓皇族して「源」氏となった子孫。そのなかでも栄えたのは、清和天皇の皇子が賜姓した清和源氏、村上天皇の皇子が賜姓した村上源氏など。 河内源氏(源家):清和源氏の中でも、河内国領主となった一族で、吾妻鏡に出てくる頼朝、義仲、行家たちはこの系統。「源家げんけ」とも呼ばれていた 平氏:天皇の皇子が賜姓皇族して「平」氏となった子孫。そのなかでも栄えたのは、桓武天皇の皇子が賜姓した桓武平氏。 ●坂東平氏:桓武平氏の中で坂東を領地にした高望王の子孫の一族。吾妻鏡で出てくる坂東の御家人でも、上総介、三浦(一門の和田も)、北条、畠山(元は秩父党)、千葉、土肥、梶原、などなどなど。 ●平家:桓武平氏の中でも、伊勢を領土にした一族を伊勢平氏と呼び、さらに朝廷での隆盛を極めた清盛一族は「平家へいけ」と呼ばれる。
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鎌倉殿の13人に関連して図書館で借りた。義仲が討伐されるまで。兄弟親戚は他人も同然,血筋の問題があるから親戚ほど面倒か。その分,逆転も可能ということ。のほほんと生きていられない時代を経て今がある。当時の人達の目は異様に力を放っていたのではないだろうか。
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竹宮さんの吾妻鏡!と飛びついたものの途中で放置していた本。 せっかくの竹宮さんが、日本史漫画とあまり変わらない印象…。説明が多いし人物は多いし、移動距離とかも分かりづらくて。 もったいないよー。 もっとじっくり細かく長く楽しめたはず! どうしてこうなっちゃうのか、もっと漫画に任せ...
竹宮さんの吾妻鏡!と飛びついたものの途中で放置していた本。 せっかくの竹宮さんが、日本史漫画とあまり変わらない印象…。説明が多いし人物は多いし、移動距離とかも分かりづらくて。 もったいないよー。 もっとじっくり細かく長く楽しめたはず! どうしてこうなっちゃうのか、もっと漫画に任せてもいいのになー。きっと出版社とか監修とかが余計なことを考えてんだよ。 登場人物は名札を携帯して欲しいし、戦は地図がこまめに出てくれるとありがたい。 でも、頼朝のちょっと神経質っぽい表情とか、着物や鎧の柄はさすが。 人気の武者たちの書き分けとか、政子の凛とした強そうな様子も好き。 北条が故意にそう書き残したのかもしれないけど、頼朝って小物臭が…。 上巻:頼朝挙兵〜義仲上洛
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とても3巻に収まりきれる内容ではないので、「王家の紋章」的に長く楽しめたら面白いのかなと思いました。 実朝を殺した黒幕が義時では?と言われているのが不思議でしたが、今回納得しました。 真相がどうだったのかは、謎なところでしょうが、どんな時代も政権争いはドロドロで複雑怪奇なんだなと感じます。
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漫画です 登場人物が多すぎて大変 さりげないコマに意味深 義経は ・・・ダメなやつ(^▽^;)
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