今昔物語(文庫版)(下) の商品レビュー
上巻よりも、説話の部分が多い気がしました。幻想的で、どれも面白かったです。昔の人のゆたかな想像力に感嘆させられました。 個人的には「稲荷詣で」と「幻術」が今風な内容ですが、良かったです。「寸白男」の設定にはびっくりでした。
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原作の中から、国内中世の仏法・世俗に関するものを抽出。漫画家に合うものを選んでいる。 小説・漫画 陰陽師シリーズのエピソードは今昔物語に由るものがある。 あくまで伝奇として編集されており、原作のごく一部である。
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「ねずみ大夫」ねずみに似た大夫が、未納だからと猫で脅される。 「安倍晴明」式神を引き連れて弟子入りを志願した男を、見抜く。 「稲荷詣で」式神を引き連れて弟子入りを志願した男を、見抜く。 「幻術」郡司の妻を寝取ろうとすると、マラがなくなった。郡司がそういう魔法をかけたらしい。間男防止にいいと郡司に尋ねるが、履物を生き物に変える初歩的な術しか学べず。それを天皇が真似して、天皇ともあろうものがそんな。 「妻への土産物」疎遠になった妻がいる。夫は海で拾った海松を愛人に送ろうとするが、下女の間違いで妻の元へ届けられてしまう。しかし妻は夫の間違いをも許容。 「水の精」小人が来るが、タライに入れると消えてしまった。 「墓穴」洞窟=墓穴で出会った相手は、相手も自分を恐れている。逃げた後に向こうの荷物が。いやー幸運。 「引出物」プレイボーイが美人に目をつける。そのじじあの夫と飲み引き出物をくださいと促す。夫は妻を引き出物にしてしまい、後悔。 「外術使い」瓜輸送業者が、瓜をくれという爺さんにやらない。爺さんはその場で瓜を作り振る舞うが、爺さんが消えた後、輸送する瓜が消えている。 「寸白男」信濃守となった男はサナダムシ。当地では胡桃を酒に入れて赴任祝いをするが、サナダムシには毒なのだ。 「生霊」男が道で出会った女をある家に案内するが、その家では生霊により男が殺された。女とは恐ろしいものだね。 「蛇淫」女が道端でおしっこをする。蛇に睨まれ二時間も動けない。男が蛇を切り捨ててなんとかなるが、蛇の前でおしっこはするものではない。
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今昔物語、下巻 「ねずみ大夫」 「安倍晴明」 「稲荷詣で」 「幻術」 「妻への土産物」 「水の精」 「墓穴」 「引出物」 「外術使い」 「寸白男」 「生霊」 「蛇淫」 谷崎潤一郎の『少将滋幹の母』の元になっている 今昔物語の話が漫画でも読める。(「引出物」) 夢枕獏の『陰陽師』...
今昔物語、下巻 「ねずみ大夫」 「安倍晴明」 「稲荷詣で」 「幻術」 「妻への土産物」 「水の精」 「墓穴」 「引出物」 「外術使い」 「寸白男」 「生霊」 「蛇淫」 谷崎潤一郎の『少将滋幹の母』の元になっている 今昔物語の話が漫画でも読める。(「引出物」) 夢枕獏の『陰陽師』シリーズの元ネタになっているものも、 いくつか漫画で読める。(「安倍晴明」、「外術使い」)
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