アタッチメント の商品レビュー
アタッチメントについて、提唱者ボウルビィの理論から、インナーモデル、SSPなどの調査手法、各世代間のアタッチメントについてなどなど、網羅的に良くまとめており、アタッチメント理論の入門としてはこれ1冊で十分という感じ。 生物の生存本能、危機回避のための機能としてのアタッチメントとい...
アタッチメントについて、提唱者ボウルビィの理論から、インナーモデル、SSPなどの調査手法、各世代間のアタッチメントについてなどなど、網羅的に良くまとめており、アタッチメント理論の入門としてはこれ1冊で十分という感じ。 生物の生存本能、危機回避のための機能としてのアタッチメントという考えは、ヒトもまた動物なのだと再認識された。赤ちゃんが可愛らしく感じるのは彼らの生存戦略だと考えると、なかなかやるな…という気になる(笑)。 アタッチメント、とそのまま用いるのがいちばん無難とは思うが、”絆”も”愛着”も変に情緒的な意味合いが入ってしまうのが難しい。
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ボウルビィ著を読もうと思ったものの食指が動かない!というときにはまずこれを読もう的な本。各章完結にまとまっていてわかりやすい。ただ後半はすっきりしないので「動向」は自分で調べろという雰囲気。
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後半に行くほど,すっきりしない研究結果。まだ研究が少ないということか…。2000年代以降の成果が気になる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アタッチメントについて ひととおり全般的に網羅されている。 広い範囲にわたっているので 説明は浅く広くになってしまう傾向は否めないが さらっと理解するには最適。 個人的にとても評価しているのは TOPIC 7-2 アタッチメント理論から示唆する育児への考え方 育児にあたって、何が一番大切か明瞭に語っている いろいろな機会を捉えて、この内容を伝えていきたい
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