イエスの古文書(上) の商品レビュー

アーヴィング・ウォーレス(著者),宇野利泰(訳者)

ダ・ヴィンチ・コード…

[文庫ＯＦＦ]

ダ・ヴィンチ・コードを読んで興味を持ち『イエスの古文書』を読みました。イエス・キリストの実弟が書き遺した古文書が発見され、第二の復活が記されている・・・とても面白かったです。というより、ハマっていっきに読んでしまいました。

はじめて明らかになる…

[文庫ＯＦＦ]

はじめて明らかになる、救世主の真の姿。それを伝える新たな聖書を、全世界で発行する「第二の復活プロジェクト」が開始された。ひとり真実をもとめて戦う主人公のみたものは・・・

広告マンのランダルへ…

[文庫ＯＦＦ]

広告マンのランダルへの依頼はキリストの弟が書いた古文書の出版だった。その内容はこれまでのキリスト教世界を根本から覆すもの。そして第2の復活。襲いかかる謎の妨害工作に1人立ち向かうランダルは・・。1970年代の大ベストセラー。読ませるストーリーはさすが。ただキリストに関する様々な情報が世に出ているので、この古文書の内容に対する驚きはそれほどないかな。

お薦めです

[yoko]

救世主イエスにまつわる新たなエピソード、「イエスの実弟が記した古文書」が発見された。「新聖書」刊行をめぐる陰謀に挑む主人公。『ダ・ヴィンチ・コード』より３０年も前に発表された歴史ミステリ、ご堪能ください。

2016/06/06

現在の聖書について、キリスト教徒の不満を解消させる様な物語。それも荒唐無稽ではなく、深い古文書の知識から尤もと思う内容にしている。

2013/08/10

ニューヨーク広告代理店の社長が業務売却先の印刷コングロマリット会長から新訳聖書の改訂版を予定しており、その宣伝広告の改訂の依頼を受けるところからストーリーが始まる。

2012/01/27

イエスが磔刑後、生き返りローマで五十歳で死んだという弟の文書が発見され、新聖書が発刊される大プロジェクトが始まり、主人公が大宣伝を頼まれる。古文書は教会に復讐を誓う老人の渾身のぎさくだったことを主人公が突き止めるが、証拠を老人から受け取る寸前に交通事故を装ってころされる。発掘現場で証拠の偽古文書を発見してパリ空港内で逮捕される。身柄拘束、証拠は没収され、発見のイベントは世界注視で完了。実は大物たちが仕組んだ偽裁判だった。このカラクリを暴いてどんでん返しかと思いきや、主人公はやる気になったというところで、終わるという消化不良。クライマックスで突き落とされる、不満が残る。

2017/08/16

　イエスにまつわる新しい文書の発見。そして新聖書の発行プロジェクト。
　ビジネスとしての聖書発行。それにまつわる人間模様。発見されたイエスの実像を告げる文書が人々に様々な影響を与えて行く。

　聖書って、そんな風に構成されているのか…。と基本からわからないことが多いが、世界をまたにかけた壮大なストーリーを予感させる。

2011/01/07

買ったときは読めなかったけど、断捨離しようと思ってペラペラめくってみたらいけそうな気がしてきた。でも、きっと読まないだろうな。ってことで断捨離行き。

2010/08/20

ネタとしては面白い。ただ訳が古いなあ…原作自体も昔だから、ストーリー展開も古いけどそれは気にならなかった。しかし問題はオチだよ！何ひとつ解決しとらん。それが味って話もあるけどこれは違うよね。残念。