時の旅人 の商品レビュー
シロウズという存在。 時空の超越。 日付変更線。 設定はすごく凝っていて、とてもおもしろいと思ったんですが、 さすがの長野節というか、耽美な表現、関係性に走りすぎて 結局ナニが言いたかったの?!という感が否めませんでした笑 それすら作者の計算ならもう脱帽するしかないんですけども...
シロウズという存在。 時空の超越。 日付変更線。 設定はすごく凝っていて、とてもおもしろいと思ったんですが、 さすがの長野節というか、耽美な表現、関係性に走りすぎて 結局ナニが言いたかったの?!という感が否めませんでした笑 それすら作者の計算ならもう脱帽するしかないんですけども^^ 表紙の絵がとても雰囲気があって好きです。
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相変わらず夢か現か。というセカイを描かせたらうまい。 道路のあちらとこちらが時の狭間。ヒトかアヤカシか。あやうい感じは悪くない。理不尽なことを言われている納得のいかない感じとか。何がホントでウソかわからないあいまいな感じとか。すっきりはしないんだけど、長野まゆみお得意の世界観を...
相変わらず夢か現か。というセカイを描かせたらうまい。 道路のあちらとこちらが時の狭間。ヒトかアヤカシか。あやうい感じは悪くない。理不尽なことを言われている納得のいかない感じとか。何がホントでウソかわからないあいまいな感じとか。すっきりはしないんだけど、長野まゆみお得意の世界観を、お得意の少年で展開。 ワンパだけに、安定感はある。
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これもまた表紙に惹かれて。 タイムスリップネタは好物なので楽しんで読むことが出来ました。 昭和初期の風景がとても好きです。泡沫のような別れの描写も美しく、また出逢えたら良いのにと期待を寄せて仕舞います。
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細かく描かれていないからこそ別れの切なさが募る気がした。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-82.html
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一本目リュウグウノツカイがとてもすき。 たった三十頁でこの世界観!わくわくした。百回くらい読み返したい。 時空を超えて永遠の旅を続ける少年、というのは最初期から続く長野さんの十八番。短篇の泡が消えるような後味もすきだが、三作もあるとこちらの目も熟れてきてしまって。 一作目だけな...
一本目リュウグウノツカイがとてもすき。 たった三十頁でこの世界観!わくわくした。百回くらい読み返したい。 時空を超えて永遠の旅を続ける少年、というのは最初期から続く長野さんの十八番。短篇の泡が消えるような後味もすきだが、三作もあるとこちらの目も熟れてきてしまって。 一作目だけならば★★★★★だが、それでは出版できないものな。
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寓話とかけた時空旅行の話は面白かったと思う。ただわたしに歴史の知識が乏しく、一度読んだだけでは内容を全部把握しきれず、読んでいてどの時代にいるのかも釈然としなかった。けれど面白かったので、もう一度寝かせて、歴史を少しかじったらまた読み直したい。
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世界観やキャラ設定は好きなんだけど、 時空や空間をポコポコ飛び越えすぎていて こんがらがります…。 それも永の作品の特徴の一つではあるけど、 飛びすぎな気が…。 登場人物はみんな魅力的なので、 話やキャラに集中できない感じは 残念な気がしました。
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時間の枠をこえて移動できるものたち、とでも言えばいいんでしょうか。 いろんな時代の話だけれど、 出てくる登場人物の本質は変わらない。 どこまでが現実で、どこまでが夢なのかが曖昧な 不思議なおはなし。 こういう雰囲気すき。
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話が全く理解できない…。不思議世界観、「何がおきた!?」の連発。 この人の作品は、何かを超越している気がする。
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長野まゆみ作品の中で3番目ぐらに、好きな本。 時代を越えた物語と登場人物たちの交差が、 何故か儚い人間の一生の延長線上を 垣間見させてくれているようで、 何故か、なぜか、そっと安心できる物語。
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