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経営の大局をつかむ会計 の商品レビュー

3.5

47件のお客様レビュー

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2012/06/09

「財務諸表は過去の経営活動の写像であり、経営計画を通じて将来構想も写像化することができる。会計を通じて経営の実像を理解しよう」ということを理解してもらうための実例や練習問題がそこそこ用意されている。如何せん練習問題も実例も初心者向けで浅いため、自分にはニーズにマッチしなかったもの...

「財務諸表は過去の経営活動の写像であり、経営計画を通じて将来構想も写像化することができる。会計を通じて経営の実像を理解しよう」ということを理解してもらうための実例や練習問題がそこそこ用意されている。如何せん練習問題も実例も初心者向けで浅いため、自分にはニーズにマッチしなかったものの、実例とともに会計から経営をざっくりつかむというコンセプト的にはとてもいいと思うし会計のことを知らなくてもすんなり読める点で良書。 サマリ http://bukupe.com/summary/5018

Posted byブクログ

2012/01/30

経営者(リーダー)向けの会計本のため、細かすぎず内容がシンプルでわかり易い。練習問題もいい教材。1回で理解できなくても、数回読めば理解ができると思う。

Posted byブクログ

2012/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「会計はビジネスの共通言語」という言葉は今まで読んできたビジネス書に何度も出てきた。昨年日商簿記を勉強したのも何かの縁だと思い、またこれからもっと上の役職の人たちと話せるようになりたいと思い、財務諸表が読めるようになりたいと考えた。 この本を最初の1冊に選んで良かったと思う。会計とは何か、経理マンになりたいのか経営を語ることができるようになりたいのか、などの根本的知識・意識問題から始まり、具体的な企業の例をとりながらそのBS、PLを解説しながら、「事業とは」「経営とは」を教えてくれる。 後半具体的にBS、PLを読んでいく部分になると、さすがに難しくなる。実際理解はしていない。けれどかなり良い入門書だと思った。 残念なのは、2005年初版なだけに、紹介される企業の決算資料も古い。総量規制の導入により消費者金融の黄金時代は終わって武富士も倒産した。ソフトバンクには今や「i Phone」がある。ぜひ新しい資料を使ったものに書き換えてほしい。

Posted byブクログ

2011/12/19

大枠から会計を学ぶ。いい意味でざっくりしていて、会計会計していない。会計がニガテでも挫折せずに読めるでしょう。事例がでてきており、会社のビジネスモデルとかから話が進むので読者には優しく。数字が一人歩きしない。 ただ本書が2005年の本で、その時期のデータに基づいているので、やや古...

大枠から会計を学ぶ。いい意味でざっくりしていて、会計会計していない。会計がニガテでも挫折せずに読めるでしょう。事例がでてきており、会社のビジネスモデルとかから話が進むので読者には優しく。数字が一人歩きしない。 ただ本書が2005年の本で、その時期のデータに基づいているので、やや古さを感じてしまうのが残念。その時期に読んでれば良かったなぁ。

Posted byブクログ

2011/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

会計の重要性・身につけ方について述べたしごくまっとうな本。 メッセージ、内容ともにわかりやすく良著である。 ・利益ランキングでその時代の盛り上がり、流れがわかる。  娯楽の時代である現代において、かつてはゲームが一世を風靡していたが、現在は携帯電話が中心となって牽引している。 ・自然言語、機械言語、会計言語がビジネスで有効な言語としてあり、体系的に学びたいのであれば、どこかに通って学ぶべきであるが、実践で使えればいいというのであれば、実践に飛び込んでみにつけることが早道であり、コツである。 ・会計言語は会社の状況を映す写像である。会社の状況は業種によって異なり、複雑で把握しづらいが、会計フィルタを通すことで同じ土台にたって比較・分析できるようになる。 ・財務諸表、損益計算書を見れば利益がわかる。身近なものに関する会計センスを養うことが大事。レストランにいって、これはいくらくらい経費がかかっていて、いくらくらい儲けているかが見えるようになるくらい。 ・全ての業界が金融業界、情報産業につながっているという話がおもしろかった。金融すなわち情報産業というものは全てに通じる分野であり、収益性も期待できる分野である。ある程度以上大きな企業体は全て進出しているとのこと。 ソニー・トヨタ・ヤフー・ソフトバンクなど ・バイオビジネスも情報産業とのこと。ソニー・トヨタ・ホンダなどは参入済みとのこと。全ての産業が人を幸せにして収益をあげている以上、その人はどのようにできているのかといったメカニズムは根本論であり、人間理解につながる分野であるから。 ・トヨタは非常に多角化しており、BSが競合他社のホンダなどと比べてもだいぶ大きくなっている。 ・日産ゴーン社長 コスト削減だけではなく、商品開発をしっかり行い、成長していくことが再建には必要である。 ・大局観を高めてくれるのが会計である 良著でした。

Posted byブクログ

2011/10/12

経営の詳細を掴み理解することは当然だが、方針を見失わない様、理解していきたい。全てがドンブリ勘定では問題である。

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2011/09/17

会計という経営戦略 会社の業績が良いって具体的にどういうこと? 売上が高いから?営業利益が高いから?経常利益が高いから? 景気がいいはずの会社の給料が少なかったり、実態は・・・。 最新の事例と具体的企業で解説されているので BS、PL、CFをざっくり理解することができるます。...

会計という経営戦略 会社の業績が良いって具体的にどういうこと? 売上が高いから?営業利益が高いから?経常利益が高いから? 景気がいいはずの会社の給料が少なかったり、実態は・・・。 最新の事例と具体的企業で解説されているので BS、PL、CFをざっくり理解することができるます。 個人的には、P122の楽天の2003年の買収戦略と「のれん」の解説が心に残りました。 楽天は楽天市場だけでなく、カード、銀行などなど色々な関連会社を持って有機的にグループ内に客を呼び込む戦略をとっているのは今となっては当たり前のように感じますが、2003年ごろからM&Aを加速させています。 例えば、マイトリップ・ネット株式会社という「旅の窓口」という旅行の予約サイトを運営する企業を日立造船から323億円で、DLJディレクトSFG証券というオンライン証券会社を住友グループから301億円で買収してます。2003年にのれん(営業権)の償却を一括して行いました。(マイトリップは301億円、DLJは260億円を特損で一括償却)当時は、シナジーなど生まれず高い買い物と揶揄されました。マイトリップは現在の楽天トラベル、DLJは楽天証券となり今は業界トップクラスで楽天内でもシナジーを大いに発揮してます。そして、のれんの概念を実感しながら理解できました。

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2011/06/14

簿記や会計の教科書的な知識を覚えたりするのではなく、BS、PLのポイントを大雑把に捉え、財務諸表から企業活動の何が読み取れるのか、感覚がつかめます。

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2013/08/07

BS/PLに特化し、最近話題の企業を例に出しながら平易に解説している本。 すごく分かりやすかった。 会計の最初の本としては最良だと思う。

Posted byブクログ

2011/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 財務諸表をアバウトに見るだけで、次の戦略が見えてくる楽天、ソフトバンクはなぜ何期も赤字を続けても成長するのか? ソニーはなぜ行き詰まったのか? トヨタ、セブン‐イレブン…、大企業はすでに金融業になっている。 経理マン、会計士が絶対に教えてくれない経営戦略のための会計学。 [ 目次 ] 第1章 リーダーに必要な“ドンブリ勘定”(リーダーに欠かせないのは情報リテラシー 行動力も情報発信能力 ほか) 第2章 会計情報で世の中を鳥瞰する(利益ランキングで時代が見える 日本トップの企業ランキングを読む ほか) 第3章 ビジネス・モデルを大まかに読む(組織マネジメントとは 経営はストックの拡大再生産プロセス ほか) 第4章 会計で会社を立て直す(財務リストラとは 税金が払えなかったヒット漫画家 ほか) 第5章 ビジネスプランをラフに描く(「儲け方」をデザインする 暗算で貸しビル投資にチャレンジ ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ