美人の日本語 の商品レビュー

山下景子(著者)

2009/10/21

Kodama's review
日本にはこんなにたくさんの素敵な言葉があるんですね！
（05.05.06）
お勧め度
★★☆☆☆

2009/10/04

山下景子さんの著書を始めて手にしたのは丁度二十歳の時分で、興味本位で書店でページをめくった時に、何故もっと早くこの人の著書に巡り合わなかったのか!?とまで思いました。もともと、古典文学や歴史文学の好きな私がさらに勉強したい!!と思えるような本でした。何気なく自分が使っている言葉に一つ一つと由来があり、日本語の深みと面白さを教えてくれました。1ページに1項目というわかりやすいフォーマットで、1日1個ずつ美しい日本語を学べるように日付が振られ、その時節に合った語句が上手に選出されています。自分が使っている日本語を改めて意味を認識し、正しく使える女性になりたいな…と思いました。また、同時にキッチリと漢字の読み書きが出来る人になりたいとも思いました☆無花果(ｲﾁjｷｸ)とか百日紅（ｻﾙｽﾍﾞﾘ）とかスラスラ読み書きできたら素敵ですもんね。

2009/10/04

365日、1日一つづ、何気なく使っている言葉や、または知らなかったきれいな言葉などをとりあげています。
普段使っている言葉が、こんな素敵な意味のこめられた言葉だったんだ〜と、想像をかきたてられるます。
ただの言葉じゃなく、イメージと共に心の中にはいってきます。
すごく自分の言葉が豊かになった想いがしました。
言霊というだけあって、何気なく使っている言葉も、知らなかった言葉も日本語には素敵な意味や、音のきれいな言葉がいっぱいあるんだなあ〜と思わされる本です。

2009/10/04

きれいな言葉を読んでいると、自分もきれいになったかのような気になります(単純です)。
「この単語はこんな意味があったのね」や、「語源はここからなのね」と知るのは楽しいですね。日本語の表現って素敵だなぁと、再確認できる本です。
毎日でもちょっとずつ読めるのが、さらにいいですね〜。

2017/12/12

エッセイ。1日1ページで365日分の章に分かれて、大和的な単語をタイトルに、心穏やかになれる、まるで魂が洗われるかのエッセイが詰まっている。語源だったり和歌だったり、日本の季節の美しさに触れる題材の豊かさは圧巻。移り変わる四季を心で感じられる。単語一つとっても、丁寧に使いたくなる。言葉が辿ってきた歴史や古人の風流さを知る人になれる本。

2009/10/04

題名の通り、日本人に生まれて良かったと思える素敵な言葉が詰まってる。
よくブログネタとしてお世話になってます。

2009/10/04

ことばフェチのわたしにとっては、もう手にとるしかない！本でした。装丁も美しくて思わず。一日一語、365の美しい言葉が載っているんです。著者の山下さんは、音楽教室講師という面白い肩書き。メールマガジンでの連載が書籍化に至ったんですって。（千春さん）

2009/10/30

　ステキな日本語の語彙とその語源がたくさん詰め込まれた本。でも毎日一語ずつ当てはめて書いているので、さすがに珍しくもない言葉が登場してたりもしますけど。こんな言葉を完璧に使いこなせてたら、確かに心美人になれるかもしれませんねぇ。

2009/10/04

気が向いた時に、パッと開いたページを読んでいます。昔ながらの美しい日本語の語彙が増えて、非常に便利。そして気持ちもシャンとするから不思議。

2009/10/04

一日一語、日本の綺麗な言葉を、簡単な語の成り立ちと著者のちょっとセンチメンタルな所感を交えて紹介してくれます。語彙力アップはあくまで副次的なもの。読むとホッとするのではないでしょうか。