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草原からの使者 の商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

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2024/01/22

短編四つ。沙高楼の秘密めいた妖しい雰囲気が、読む楽しみに満ちている。 期待が大きい浅田次郎だけに、星は厳しめの三つにした。

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2021/11/24

期待した続編でしたが。「星条旗は永遠なれ」はおふざけ?が過ぎたような気がします。他の3編はよかった。

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2019/03/09

沙高楼に集まった各界の名士が、誰にも語ることのできなかった物語をお互いに語り、聴く4編。あっと驚く結末の「終身名誉会員」が一番面白く、他はイマイチ。 ハイセイコーのダービー惜敗に取材した表題作「草原からの使者」は、浅田次郎の競馬好きっぷりがうかがえる。「宰相の器」はオチがくだら...

沙高楼に集まった各界の名士が、誰にも語ることのできなかった物語をお互いに語り、聴く4編。あっと驚く結末の「終身名誉会員」が一番面白く、他はイマイチ。 ハイセイコーのダービー惜敗に取材した表題作「草原からの使者」は、浅田次郎の競馬好きっぷりがうかがえる。「宰相の器」はオチがくだらないが、場の緊迫感を盛り上げる筆致はさすが。「星条旗よ永遠なれ」は全編これくだらず。

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2016/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

各界の名士が集う秘密サロン「沙高樓」。 世の高みに登りつめた人々が、人生の秘事をあかしあう。 (アマゾンより引用) 短編集。 イマイチだったな(´・ω・`) 何かよく意味の分からないお話もあったりで…

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2012/11/19

前作があるとは知らずにまた読んでしまいましたが、問題なし。 話に引き込まれ、自分も聞き手の一人になったつもりで読むことができました。 表題の「草原からの使者」が一番納得できて私には良かったです。

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2012/05/09

人々が人生の秘事をあかしあう秘密サロン。タイトルはその中の1篇から。競馬にまつわるその話には、懐かしい馬の名前がたくさん出てきます。人間の実力でもっとも物をいうのは?

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2011/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読:世の中色々。 内容(「BOOK」データベースより) 各界の名士が集う秘密サロン「沙高樓」。世の高みに登りつめた人々が、人生の秘事をあかしあう。

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2010/08/28

沙高楼綺譚の続編。 一話目は、総理戦出馬するか否かを占いに?!化かされたのか、なんなのか。二話目由緒正しい財閥の第一九代目がロンドンで化かされた?!三話目、一体草原からの使者は何者だったの?四話目、これってば気持ちの部分は実話? 不思議な気分になる四名の体験談。

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2010/06/26

「沙高樓綺譚」シリーズ。 各界の名士の集う沙高樓で語られる4編。 前作の「立花新兵衛只今罷越候」があまりにも素晴らしかったので、それに比べたらやや小粒な印象の4編かもしれません。 でも、沙高樓の独特の世界観というか匂いが、より洗練されたように感じました。 頂点に登った、もう別世...

「沙高樓綺譚」シリーズ。 各界の名士の集う沙高樓で語られる4編。 前作の「立花新兵衛只今罷越候」があまりにも素晴らしかったので、それに比べたらやや小粒な印象の4編かもしれません。 でも、沙高樓の独特の世界観というか匂いが、より洗練されたように感じました。 頂点に登った、もう別世界の人たちの語ることなので、遠くから見るしかないけど、別世界のお話だから安心して聞いていられて、楽しめる。 「星条旗よ永遠なれ」は、浅田さんのジョークのような物語。 前作の表紙が幻想的だったのに比べて、今回の表紙がポップなのにも、そんな理由があるのかなぁとか思ってしまいました。 いや、もしかしたらジョークなんでとんでもなくて、ものすごく切実なお話なのかもしらんけど。 「終身名誉会員」、霧に包まれたロンドンの闇がせまってくるようで、よかったです。 このシリーズ、沙高樓の女装の主人の語る物語を必ず聞けると思っているので、まだまだ続くことを期待しています。

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2010/03/04

沙高楼綺譚の続編。ビックな人は持ってる話もとんでもないもんだ。ところで女装の主人の話はないのだろうか。

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