人は皆「自分だけは死なない」と思っている の商品レビュー
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防災心理学から見た災害時対応の要点をわかりやすくまとめてある本。危険なのに逃げようとしなかったり、たとえば地震が起きたら机の下にもぐるといったことが必ずしも適応しない状況もあるといった知識が入ってくる。東日本大震災時の津波が押し寄せる映像や沈みゆくセウォル号の船内映像とか、「どう...
防災心理学から見た災害時対応の要点をわかりやすくまとめてある本。危険なのに逃げようとしなかったり、たとえば地震が起きたら机の下にもぐるといったことが必ずしも適応しない状況もあるといった知識が入ってくる。東日本大震災時の津波が押し寄せる映像や沈みゆくセウォル号の船内映像とか、「どうしてそっちへ行くの?」「なぜ動かないの?」といったことがあるけど、そこにはいろんな心理が混ざっていて、自分だって同じことをやりかねないと思った。タイトルなんかまさにで、何となくそう思っている自分なんだけど、まったく根拠がないし、そもそもそう思い込むことで対策をこうじるのを怠けていることを認識した(だけだけど)。 本論とはあまり関係ないんだけど、1984年の子どもたちはプロ野球選手、宇宙飛行士、スチュワーデス、ピアニストといった将来やってみたい仕事を平均8つ挙げていたのに対し、2003年には平均4つになり、全日本のサッカー選手、アナウンサー、TVプロデューサー、フリーターなど具体的な職業が挙がっていたと。2003年の子たちはたくさんの情報が得られるなかで将来の可能性をカットしてしまい、自分に関係ないものに背を向け無関心になってしまうというのが、なるほどなーと思った。
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【由来】 ・ダイヤモンド 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ニーモシネ 【目次】
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東日本大震災を経てアップデートした「新」が出ているが、まずは旧を読んでからで読んでみた。 ヒューリスティック、バイアス、認知的不協和、アンカリングといった認知の視点から、災害が起きた時に「人はどう行動するのか」を捉える視点はとにかく素晴らしい上に、読みやすく理解しやすい本当の防...
東日本大震災を経てアップデートした「新」が出ているが、まずは旧を読んでからで読んでみた。 ヒューリスティック、バイアス、認知的不協和、アンカリングといった認知の視点から、災害が起きた時に「人はどう行動するのか」を捉える視点はとにかく素晴らしい上に、読みやすく理解しやすい本当の防災本。 自然災害の危険が常にある日本に住むのなら『ファスト・アンド・スロー』ではなくてこっちを先に読むべきだろう。生き残るための最高の一冊。 「新」への期待が高まる。
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[購入] 防災のHow-Toものではなく、「防災心理学」という観点から人々が非常時に陥りやすい落とし穴に焦点を当ててた本書。 地震や津波などの災害の事例だけでなく、社会的な事件等も通じて人間の心理に潜むバイアスや認知の問題をあぶり出す。根拠のない楽観や思い込みをなくすことで減災...
[購入] 防災のHow-Toものではなく、「防災心理学」という観点から人々が非常時に陥りやすい落とし穴に焦点を当ててた本書。 地震や津波などの災害の事例だけでなく、社会的な事件等も通じて人間の心理に潜むバイアスや認知の問題をあぶり出す。根拠のない楽観や思い込みをなくすことで減災を図る趣旨の本書は、自分に言い聞かせる一冊になりそう。
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災害の時に、人がどう行動するか、わかりやすい本で、非常に参考になります。非常時は、一刻を争う。他人に流されず、自分の信じた行動を取ることが大事です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
災害が起きても、みんな「自分だけは死なない」と思っている が、そんなわけないだろと再認識させてくれる本。 そして、災害時になるべく死ににくくなる為にどうしたら良いかを教えてくれる本。 下記は、最も大切な部分と感じた点です。 ★【災害時には空気を読まない】 人間心理的に、一人の時はすぐに逃げるのに、集団でいると(会社・学校など)逃げなくなってしまうそうです(心当たり大いにあり) 他の人が逃げなくても、おかしいと思ったら逃げる。(一人だけ逃げて恥ずかしいなんて思う必要はない。それにより他の人もようやく逃げる気になる) ★災害時には、「まさかね」と楽観視せずにおかしいと思ったら確認する ★【災害伝言ダイヤル171】 使用方法の確認必須ですね。 ★『スイスでは、最低2ヶ月間分の食品・物品の備蓄が義務です』 スイスは食料自給率が低く(日本と同じくらい)、有事の際は輸入が途絶えることが予想されているからです。 2011年3月の地震の折、全ての家にこのような備えがあれば、 無事だった家においてある物品が大いに役立ったことでしょう。 これは被災地以外で起きた『買い占め』についても同じような効果を発揮したと思います。 住宅事情で2ヶ月分は難しいにしても、3週間分くらいは備蓄しておく必要があると感じました。 特に、人前だと危機回避行動がしずらいというのはかなり自分に当てはまるので、身につまされました。
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まず題名が面白いと思った。良いところをついている。中身も面白い本だった。 これはみんな読んだ方がいいと思う。生き残るために。 全体的にすごく楽しくわかりやすく「無意識に起こっている思考回路」を理解できる。大半の人間の思考回路。 これは災害とかに限定しない。日常で人の動きを観察して...
まず題名が面白いと思った。良いところをついている。中身も面白い本だった。 これはみんな読んだ方がいいと思う。生き残るために。 全体的にすごく楽しくわかりやすく「無意識に起こっている思考回路」を理解できる。大半の人間の思考回路。 これは災害とかに限定しない。日常で人の動きを観察していたり自分を振り返れば思い当たるところが非常に多いとわかるだろう。 例が多いので理屈で言葉をなめるのでは無く、意味するところが理解しやすい。 書いてあった例で言えば、特に雪印の事件の真相は初めて知って身近すぎて衝撃を受けた。 さっさと読める。オススメ。
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防災心理が多く紹介されている。集団同調性バイアス、エキスパート・エラー、正常性バイアス、認知的不協和など異常事態で被害を大きくする行動を分析して、知っておくべき人間の本能と、災害時にとるべき行動が書かれている。阪神大震災から10年たち防災意識が風化しかけた2005年の本で、津波に...
防災心理が多く紹介されている。集団同調性バイアス、エキスパート・エラー、正常性バイアス、認知的不協和など異常事態で被害を大きくする行動を分析して、知っておくべき人間の本能と、災害時にとるべき行動が書かれている。阪神大震災から10年たち防災意識が風化しかけた2005年の本で、津波に関しての記述も多い。
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防災意識の薄さを思い知らされます・・・ この本が出たのって、数年前だったみたいなんだけど もっと多くの人が読んでたら、3月の津波の被害も軽減されたのかな。 なんだかむなしい。悲しい。 難しい。 せっかく読めたのだから、教訓を生かしたいと思う。
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