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摩天楼の怪人 の商品レビュー

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35件のお客様レビュー

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2009/10/04

御手洗潔シリーズです。 これは時間的にどこにあたるんでしょうか?てか御手洗潔がコロンビア大の教授時代って・・・。

Posted byブクログ

2009/10/04

オペラ座の怪人をとても思い出した。ガストン・ルルーの素晴らしさが重なって、この作品もまた魅力的だった。背景は違うけれど構造が同じという、不思議な感じ。

Posted byブクログ

2009/10/04

面白かった!!! もう、こうでなくっちゃ!! と。カラーの挿絵もすごい★でも、それを先にぱらぱらみるのはオススメしない。

Posted byブクログ

2009/10/04

御手洗潔シリーズ最新作です。 ニューヨーク摩天楼の一室で、死の床にあった往年の大女優が、半世紀近く前の殺人を告白。 同じ摩天楼に住む女優たちの自殺、ビルの窓ガラス全てを破壊する謎の爆発、建築家の死、時計塔の凄惨な殺人。 全ての事件に絡むファントムの存在。 舞台はニューヨーク。 日...

御手洗潔シリーズ最新作です。 ニューヨーク摩天楼の一室で、死の床にあった往年の大女優が、半世紀近く前の殺人を告白。 同じ摩天楼に住む女優たちの自殺、ビルの窓ガラス全てを破壊する謎の爆発、建築家の死、時計塔の凄惨な殺人。 全ての事件に絡むファントムの存在。 舞台はニューヨーク。 日本に来る前の御手洗潔が、この謎に挑みます。 久々の御手洗ものの長編です。 堂々600ページ。 さすがです。 トリックといい、人物描写といい、情景描写といい、素晴らしいです。 文章も良い。ぐいぐい引き込まれます。 冒頭に掲げられる事件は、いつものように実現不可能なもので、不思議にあふれています。 この大風呂敷をどう収束するのか。見所です。 しかし、さすが大御所島田荘司。 単なる物理トリックに終わらず、心理トリックも加味しながら、壮大なトリックを構築しています。 久しぶりに読み応えのあるミステリでした。

Posted byブクログ

2009/10/04

一気に読み終えたが、当初、「本当にこの作者が書いたのか?」という変な違和感があったため、それが解消される間は非常に不快だった。若き御手洗には後の奇人変人ぶりは見受けられない。彼を始め、キャラがあっさりとしすぎているような気がした。本作品の主人公は“摩天楼”なのだろう。怪事件が次々...

一気に読み終えたが、当初、「本当にこの作者が書いたのか?」という変な違和感があったため、それが解消される間は非常に不快だった。若き御手洗には後の奇人変人ぶりは見受けられない。彼を始め、キャラがあっさりとしすぎているような気がした。本作品の主人公は“摩天楼”なのだろう。怪事件が次々出てくるが、作者本来のトリックのキレは残念ながら鋭いとは言えない。大掛かりで、このストーリーでなくては成立しない類のものではあるが、一度にコンパクトにまとめすぎた感がある。頭の中で映像化してみると、本作品は素晴らしいと思う。しかし、物言わぬ建造物にスポットが当たりすぎて、肝心のトリックも動機も、とってつけたように思えてしまった。トリックとストーリーを同じ目線で見れば、それはそれで面白く、充分楽しめる作品であることは間違いない。

Posted byブクログ