しをんのしおり の商品レビュー
確かに、確かにこの本のタイトルには「人生劇場」のほうが合っている! 男性と女性、またその年齢によって、人の持つイメージとか幻想って、違うんだろうな。でもやっぱり、この本のタイトルは「人生劇場」。 秀逸なのは、ボンサイダーと健さんの項。 この人たちの会話に混ざりたい!と、思うもの...
確かに、確かにこの本のタイトルには「人生劇場」のほうが合っている! 男性と女性、またその年齢によって、人の持つイメージとか幻想って、違うんだろうな。でもやっぱり、この本のタイトルは「人生劇場」。 秀逸なのは、ボンサイダーと健さんの項。 この人たちの会話に混ざりたい!と、思うもののあまりにも高度でわたしにはきっと無理。 才気と知性ほとばしるエッセイです。
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あんなにすごい小説書く人なのに、ものすごーーく親近感がわいた。特にバンドの追っかけしてるところ(笑) 想像力ってか妄想力がはんぱない!だからあんな小説が書けるのかー、って感心した。私もちゅーとはんぱな妄想じゃなくもっと突き詰めてしをんさんのようにディーテイルまで妄想できれば小説家...
あんなにすごい小説書く人なのに、ものすごーーく親近感がわいた。特にバンドの追っかけしてるところ(笑) 想像力ってか妄想力がはんぱない!だからあんな小説が書けるのかー、って感心した。私もちゅーとはんぱな妄想じゃなくもっと突き詰めてしをんさんのようにディーテイルまで妄想できれば小説家になれるかも(笑)
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個人的に、三浦しをんは天才だと思っている。彼女には笑いの神が付いている。一言ひとことがこれほど面白い人はなかなかいない。 ただ、本作に関して言えば、切れ味がやや悪い。面白くなくはないが、吹っ切れていない感じがする。調べてみたら彼女のエッセーとしては最初の作品だったよう。天才三浦...
個人的に、三浦しをんは天才だと思っている。彼女には笑いの神が付いている。一言ひとことがこれほど面白い人はなかなかいない。 ただ、本作に関して言えば、切れ味がやや悪い。面白くなくはないが、吹っ切れていない感じがする。調べてみたら彼女のエッセーとしては最初の作品だったよう。天才三浦しをんであっても、やはり今の域に達するには、修行が必要だったということだろう。
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三浦しをんワールド全開。 一人でいる時も他人といる時も、常に頭の中の自分と話してるような妄想力がたまらなく好きです!
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好きなバンドの事となると物凄い情熱と行動力を発揮する三浦さん。もう可愛すぎる。 三浦さんはエッセイが苦手な私でも読める、数少ない作家さんの一人。
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電車で出かけるとき、病院なんかで待ち時間があるとわかっているとき、お供に連れて行く本に迷ったら、しをんちゃんのエッセイを持っていく。にやにや笑ったり、ぶっと吹き出したりしないように注意しなければならないけど。(でもきっと「一人で笑ってるヘンな人」になってると思う…) ここのとこ...
電車で出かけるとき、病院なんかで待ち時間があるとわかっているとき、お供に連れて行く本に迷ったら、しをんちゃんのエッセイを持っていく。にやにや笑ったり、ぶっと吹き出したりしないように注意しなければならないけど。(でもきっと「一人で笑ってるヘンな人」になってると思う…) ここのところ、長い待ち時間を過ごすことがちょくちょくあったので、ずいぶん気分的に助けられた。しをんちゃんありがとう。
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三四郎〜がなかなか見つからなかったので、学校の図書館でこっちを先に借りて読んでみた。三浦しをんさんの漫画に囲まれた生活、休むことなく続く妄想、楽しませてもらってます。自分との共通点が多い訳でもないのに、作者との距離がいっきに縮まり、親しみやすくなったように感じます。 風強のホ◯...
三四郎〜がなかなか見つからなかったので、学校の図書館でこっちを先に借りて読んでみた。三浦しをんさんの漫画に囲まれた生活、休むことなく続く妄想、楽しませてもらってます。自分との共通点が多い訳でもないのに、作者との距離がいっきに縮まり、親しみやすくなったように感じます。 風強のホ◯要素はやはり趣味だったんですね
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「漫画の王国」に生れた小説家の乙女な日常生活。バンドを追っかけ上方へ、愉快な仲間と朝まで語り、わきあがる妄想の楽園に遊ぶ……色恋だけじゃ、ものたりない!なぜだかおかしな日常はドラマチックに展開――日本の政局も、家族の事件も、人気のTVドラマも、考え始めたらいつのまにかヒートアップ...
「漫画の王国」に生れた小説家の乙女な日常生活。バンドを追っかけ上方へ、愉快な仲間と朝まで語り、わきあがる妄想の楽園に遊ぶ……色恋だけじゃ、ものたりない!なぜだかおかしな日常はドラマチックに展開――日本の政局も、家族の事件も、人気のTVドラマも、考え始めたらいつのまにかヒートアップ!「読んで楽しく希望が持てる」、笑い出したら止まらない、抱腹微苦笑ミラクルエッセイ。
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三浦しをんさんすきだったけど、 これはそういうの関係なく完全に装丁買い。 一時期は写メに撮って待ち受けにしてました。 可愛すぎる。
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三浦さんの作品は以前読んで面白かったので手に取りました。 これはエッセイなので三浦さんの本性が暴かれて、 それがなかなか面白くて痛快でした。 バクチクのバンドを追っかけ上方へ、愉快な仲間と朝まで語って、 日本の政治や家族の事、人気ドラマの事も語りつくしたら どんどんと湧いてくる妄...
三浦さんの作品は以前読んで面白かったので手に取りました。 これはエッセイなので三浦さんの本性が暴かれて、 それがなかなか面白くて痛快でした。 バクチクのバンドを追っかけ上方へ、愉快な仲間と朝まで語って、 日本の政治や家族の事、人気ドラマの事も語りつくしたら どんどんと湧いてくる妄想の世界感がなんとも面白いです。 特に『ベルサイユのバラ』を語り始めたらもう止まらなく、 妄想爆走中なところです。 こうゆう風に宝塚に嵌っていくのかなと思いました。 読んでいて思わず笑ってしまい、頷けるところもありました。 少し漫画の事が多く書かれているので、私は漫画を殆ど読まないので、 その類の分野は分からなかったですが、 妄想中の描き方でその漫画の内容が想像できました。 もしかしてこのくらいの妄想ができないと、作家にはなれないのかとも思ったり。 作品の中で死語が沢山出てくるのも懐かしくもありまた面白いところでもあります。 京都での旅ではオーソドックスな所を見学していますが、 1箇所だけ知らない場所を教えてくれたので、 こんな所があったのかと関心しました。 この一冊で三浦さんをより親近感が持てて良かった本です。 「読んで楽しく希望が持てる」、笑い出したら止まらないという ふれこみはまさにぴったりだと思います。
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