格闘する者に○ の商品レビュー
同年代だから、学生時代に読むのは無理だったとしても、 学生時代に読みたかったなぁ。 脱力しているようでいて、一生懸命な可南子。 彼女の的が絞られた就活、面白かった。 バックグラウンド、地元に基盤がしっかりした代々続く、政治家の娘、 継母とその息子、などのやりとりも味があってよかっ...
同年代だから、学生時代に読むのは無理だったとしても、 学生時代に読みたかったなぁ。 脱力しているようでいて、一生懸命な可南子。 彼女の的が絞られた就活、面白かった。 バックグラウンド、地元に基盤がしっかりした代々続く、政治家の娘、 継母とその息子、などのやりとりも味があってよかった。 これがデビュー作だなんて!!びっくりです。
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こちらも同じシューカツを背景にした物語 『シューカツ!』の真剣度とは打って変わってゆるゆるだし 設定も登場人物も変わっててこりゃーどーなるんでしょ これは笑えてたのしい よみすすめまーす
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友人に薦められ購入。三浦しをんさんのデビュー作である。 出版社への就職活動小説と言われたが、個人的には就職活動についてより、主人公の女子大生の日常を描いた作品だと思った。 歪な家族、奇妙な、けれど本人にとっては大切な恋愛、風変わりな友人たち。 後半はいまいち乗らなかったので、...
友人に薦められ購入。三浦しをんさんのデビュー作である。 出版社への就職活動小説と言われたが、個人的には就職活動についてより、主人公の女子大生の日常を描いた作品だと思った。 歪な家族、奇妙な、けれど本人にとっては大切な恋愛、風変わりな友人たち。 後半はいまいち乗らなかったので、おざなりに読んでしまった。 現在の就職活動事情はまた変わっているのではないかと推測する。なかなか世知辛い世の中。しかし、格闘するものに、◎を。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
爽快。コミカルで楽しくサラッと読める! なんか,同じ作者か疑う程本当に色んな文体、テーマが書ける人だと思ってたけど、 中に一本流れてるものは統一性があるって気付いたデビュー作。 ちょうど時期だったので、 就活、もっと気楽にがんばろ、と思わせてくれた一冊笑 就活生にぜひよんでいただきたい!
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面接に「平服でおいでください」と言われたら私もリクルートスーツでは行かないかもしれないなぁ。 などと、可南子の気持ちにところどころ共感しながら楽しませてもらった。 登場人物のキャラがいい。 普通の大学生のようでいて、家庭の事情を抱えていたり、でも飄々と生きている主人公。 その家...
面接に「平服でおいでください」と言われたら私もリクルートスーツでは行かないかもしれないなぁ。 などと、可南子の気持ちにところどころ共感しながら楽しませてもらった。 登場人物のキャラがいい。 普通の大学生のようでいて、家庭の事情を抱えていたり、でも飄々と生きている主人公。 その家族たち。恋人の70代の書道家。カミングアウトした二木君。のほほんと明るく生きる砂子。 この世界観の居心地のよさは三浦しをんならではだと思う。
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三浦しをんの処女小説。 本人の体験を元にした就活応援(?)小説の様な感じです。 作家として初々しい感じがすごくして、個人的には嫌いじゃないです。 そしてすでに漂うBL臭。さすが。 時期を選ぶ小説や漫画と言うのはけっこうあって、 例えば田中芳樹や山田詠美は中学生、山本周五郎や日...
三浦しをんの処女小説。 本人の体験を元にした就活応援(?)小説の様な感じです。 作家として初々しい感じがすごくして、個人的には嫌いじゃないです。 そしてすでに漂うBL臭。さすが。 時期を選ぶ小説や漫画と言うのはけっこうあって、 例えば田中芳樹や山田詠美は中学生、山本周五郎や日本橋ヨヲコは高校生で読むべきだと個人的には思っています。 ナルニアや指輪に小学生で出会えなかった悔いもありますし。 そう言う意味では就活中にしか感じられないあの焦燥感や間延びする感じの中で読みたかった小説。 と、言う事で就活中の皆様にオススメの一冊。
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いや〜いいですね〜ほのぼのした感じが。加えて可奈子さんの想像力の逞しさには脱帽しました。ニヤニヤして本です。 それにしてもあの面接官がギャフン!と言う場面が出なかったのは残念だな〜。
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「友人たち」は皆面白くて素敵な人ばかりだと思う。 きっと三浦しをんさんの周りにいた人たちがモデルなんだろうけど、だとしたらすごく楽しい大学生活だったんだろうなと羨ましくなる。
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三浦しをんの処女作。 しょっぱなの童話調にだいぶ戸惑ったけど、 出版社の面接方法がよくわかってとても興味が湧きました。 本ばっか読んで、テレビを一切見ない私には、 K談社の一般試験はまず受からないだろうな。。。芸能ネタとか特に。 職種はともかく、就職氷河期に就活した経験のある人は...
三浦しをんの処女作。 しょっぱなの童話調にだいぶ戸惑ったけど、 出版社の面接方法がよくわかってとても興味が湧きました。 本ばっか読んで、テレビを一切見ない私には、 K談社の一般試験はまず受からないだろうな。。。芸能ネタとか特に。 職種はともかく、就職氷河期に就活した経験のある人は、 私を含め、身につまされるところが多い内容でした。
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就活の話とかも入ってたから まさに同い年じゃねえの?って思いながら読んだ! 面白かった。 独特だわよね…! 私も喫茶店でバイトしたい。いや、そこはどうでもいいんだけど… なんにせよ面白かった。
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