夜明けのメイジー の商品レビュー
戦争の悲惨さと時代背…
戦争の悲惨さと時代背景が味わえる作品でした。中学生くらいに読んで欲しいかも。
文庫OFF
アガサ賞、マガヴィティ賞、訳:長野きよみ、原書名:MAISIE DOBBS(Winspear,Jacqueline)
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ロマンスクラスタにおすすめ。ヒロインは探偵で20世紀前半のイギリスが舞台。貧しいけれど聡明で努力家の女の子が周囲の支援で教育を受け、みずからの人生を選択する。そんな姿勢に大いに好感を持った。 米国では2003年に出版され現在も続いている人気シリーズだが、日本ではこれだけ。うーん続...
ロマンスクラスタにおすすめ。ヒロインは探偵で20世紀前半のイギリスが舞台。貧しいけれど聡明で努力家の女の子が周囲の支援で教育を受け、みずからの人生を選択する。そんな姿勢に大いに好感を持った。 米国では2003年に出版され現在も続いている人気シリーズだが、日本ではこれだけ。うーん続きがすごく気になる。
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事件の謎解きより主人公メイジーの物語に重きが置かれている印象があった。 シリーズ第一作ということもあるのでしょう。 メイジーがやや出来すぎで共感しにくい面はあるけれど(ヒガミか1?)、好感は抱けるし、全体から戦争の悲惨さも伝わってくる。 探偵としての活躍は次作以降のほうが期待でき...
事件の謎解きより主人公メイジーの物語に重きが置かれている印象があった。 シリーズ第一作ということもあるのでしょう。 メイジーがやや出来すぎで共感しにくい面はあるけれど(ヒガミか1?)、好感は抱けるし、全体から戦争の悲惨さも伝わってくる。 探偵としての活躍は次作以降のほうが期待できるのかな? 邦訳されているのかどうかはわかりませんが。
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聡明さと人の縁に恵まれたヒロインが、名字なき墓碑の謎に挑む。 戦争の傷跡、階級の壁などを扱っていて意欲作であるし、この長さを一気に読ませる筆力もあると思う。にもかかわらず流れるこの今イチ感はなんだろう…。多分に感傷的だったり、ミステリ部分のタネがすぐ割れてしまったり、衝撃の結末が...
聡明さと人の縁に恵まれたヒロインが、名字なき墓碑の謎に挑む。 戦争の傷跡、階級の壁などを扱っていて意欲作であるし、この長さを一気に読ませる筆力もあると思う。にもかかわらず流れるこの今イチ感はなんだろう…。多分に感傷的だったり、ミステリ部分のタネがすぐ割れてしまったり、衝撃の結末がT.H.クックの某長編と同じだったり、ヒロインがあまり生き生きしていなかったりということはあるのだが、致命傷はそれらではないようだ。(などと書くと酷評しているようだが、あくまで「今イチ」である。)しかしこういう「理由ははっきりしないがなんとなく今イチ」なのがいちばんどうしようもない感じもする。 なお、表紙の絵は良くも悪しくも本書の世界を伝えている。最初見たときには(ホントは今でも)「これはちょっと…」と思ったが。
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それほど期待しないで読み出したのだけれど、期待に反してぐいぐいと引き込まれた。戦争は誰にとっても悲惨な思い出しか残さない。平和な時代、争いのない国で自分の好きなことができることはしみじみとありがたい。
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表紙の森川久美さんのイラストにひかれて、図書館にリクエストしていたこの本 やっと読むことができました。 物語は1929年、主人公のメイジーがロンドンで探偵事務所を始めるところからはじまります。 女性探偵とはいえ、男勝りで向こう見ず、危険を顧みず事件に飛び込むというようなキャラで...
表紙の森川久美さんのイラストにひかれて、図書館にリクエストしていたこの本 やっと読むことができました。 物語は1929年、主人公のメイジーがロンドンで探偵事務所を始めるところからはじまります。 女性探偵とはいえ、男勝りで向こう見ず、危険を顧みず事件に飛び込むというようなキャラではなく、 しっとりとして賢く、心の痛みを理解できる優しい女性。 それは彼女の育った背景と、青春時代を戦地で過ごした経験によるのでしょう。 ミステリとしての探偵のお仕事の面白さだけではなく、 中盤では戦争中を題材とした小説としての読み応えもあります。 恩師モーリスの教えを思い出しながらメイジーが考え行動するところは啓発本とも言えるかも。 感動してうるうるしてくる場面も度々あるので、家でじっくり読む本です。 でも、じっくり読もうとしても一気に読み間違いなしですねぇ。 原題は『メイジー・ダブス』というのですが、 邦題は『夜明けのメイジー』というタイトル、これも意味深で最後のほうになって納得です。 続編もあるようなので楽しみ。
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2003年アガサ賞・マカヴィティ賞 最優秀新人賞ダブル受賞作品 16歳で母を失い、メイドとしてレディ・ローワンに雇われたメイジー・ダブズは、その賢さを認められ、彼女の援助で大学に入学するまでになる。やがて戦争の拡大で野戦看護婦としてフランスに配属、そして戦後の1929年春、ウォ...
2003年アガサ賞・マカヴィティ賞 最優秀新人賞ダブル受賞作品 16歳で母を失い、メイドとしてレディ・ローワンに雇われたメイジー・ダブズは、その賢さを認められ、彼女の援助で大学に入学するまでになる。やがて戦争の拡大で野戦看護婦としてフランスに配属、そして戦後の1929年春、ウォーレン・ストリートのはずれに調査事務所を開いた。初めてのお客は妻の素行調査を依頼。尾行を開始したメイジーは、彼女が、寂しい墓地で額ずいていることを知るが、その墓石には、ただファーストネームだけが刻まれていた。そしてその墓地にはファーストネームだけのお墓がいくつもあったのだ。時を同じくして、恩人レディ・ローワンの一人息子が、財産を寄付して「農場」での隠遁生活に入りたがっている、と相談された。彼は戦争によって、心に深い傷を負っていたのだ。調査を進めるうち、メイジーも戦争の辛い経験と向き合うことに・・・・ 「夜明けのメイジー」と言うタイトルと、「少女は、メイドから大学生、看護婦、そして私立探偵となった」と言う帯から、もっとコージーで手軽な内容を予想したが、なかなかどうして、奥深い内容の作品でした。メイジーがキャピキャピのお嬢さん探偵ではないところが良いですね。戦争のもたらす悲劇が誰の上にもあり、戦争の傷に向き合うことの難しさ、そこから抜け出そうともがく人たち・・・悲惨さ、非情さがきちんと描かれていながら、そこには前向きな明るさが有って、魅力的でした。脇役が魅力的で、メイジーが見せるホームずばりの人間観察も楽しい。 久しぶりに魅力的な女探偵の新人が出てきたと思います。次回作が楽しみ!
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