九杯目には早すぎる の商品レビュー
怖かった…!でも、とってもとっても面白かった。一気に読んだ。カバーのふんわりした絵柄に騙されて、一篇一篇読み終える毎に呆然。うまい話には毒があるのですね…召しませ、九つの‘毒’。
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たった3ページと極々短い作品も何作かありますが、これらもすべて立派なミステリになっています。どの作品もブラックといえばブラック。でもユーモアもあって、思っていたより面白くて楽しめました。 それぞれの主人公たちが小心で不運で哀れで、思わず同情しちゃいます。「見えない線」のノリオな...
たった3ページと極々短い作品も何作かありますが、これらもすべて立派なミステリになっています。どの作品もブラックといえばブラック。でもユーモアもあって、思っていたより面白くて楽しめました。 それぞれの主人公たちが小心で不運で哀れで、思わず同情しちゃいます。「見えない線」のノリオなんて、本当に可哀相ですよ…。そして、どんでん返しがとてもお上手。なかなか読ませてくれます。 個人的に良かったのは「キリング・タイム」。これは小説推理新人賞を受賞したのも頷けますね。最後の最後まで気が抜けず、面白い。
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ひねりの聞いた短篇集。「大松鮨の奇妙な客」「においます?」「私はこうしてデビューした」「清潔で明るい食卓」「タン・バタン!」「最後のメッセージ」「見えない線」「九杯目には早すぎる」「キリング・タイム」 短い話のほうが気が効いてる。「においます?」とか好きだぁ! 少...
ひねりの聞いた短篇集。「大松鮨の奇妙な客」「においます?」「私はこうしてデビューした」「清潔で明るい食卓」「タン・バタン!」「最後のメッセージ」「見えない線」「九杯目には早すぎる」「キリング・タイム」 短い話のほうが気が効いてる。「においます?」とか好きだぁ! 少し長めの「タン・バタン!」なんかは引っ張っといて、ソレかよ。
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070906貸出。 070911読了。 久々に読み応えのあるユーモアミステリを読んだ気がする。 次回作も読もうと思える。
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ブラックユーモアを交えたミステリ。9つの短編から成り、3ページ位の短いものと、じっくり読み込みたい長いものの両方が交互に入っている。さらっと読んでしまうと途中で筋を見失い「え?どうして?」ということになります(笑)こういう気のきいた話は通勤に集中して読めるからいいですね。(200...
ブラックユーモアを交えたミステリ。9つの短編から成り、3ページ位の短いものと、じっくり読み込みたい長いものの両方が交互に入っている。さらっと読んでしまうと途中で筋を見失い「え?どうして?」ということになります(笑)こういう気のきいた話は通勤に集中して読めるからいいですね。(2007/5/21読了)
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休日に上司と遭遇、無理やりに酒を付き合わされていたら、上司にも自分にもまるで予期せぬ事態が―第26回小説推理新人賞受賞作『キリング・タイム』を始め、第58回日本推理作家協会賞・短編部門の候補作に選ばれた『大松鮨の奇妙な客』など、ユーモラスな空気の中でミステリーの醍醐味を味わえる作...
休日に上司と遭遇、無理やりに酒を付き合わされていたら、上司にも自分にもまるで予期せぬ事態が―第26回小説推理新人賞受賞作『キリング・タイム』を始め、第58回日本推理作家協会賞・短編部門の候補作に選ばれた『大松鮨の奇妙な客』など、ユーモラスな空気の中でミステリーの醍醐味を味わえる作品の数々。小気味のよい短編集をご堪能あれ。
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・短編集。ショートショートの表題作がやっぱり好きです。・ラストで「なんと!」とひっくり返される感覚が小気味よいです。後味の悪いというか、犯人の思惑通りに終わってしまうお話がやや意外で面白かった。物足りない感はちょっと残りますが…。
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短編とショート・ショートが交互に収録されている。先の読めない展開と、巻き込まれ型の主人公──サプライズにはうってつけの設定なのだが、のんびりした筆致で進んでいくので思いっきり油断したら、最後でストンと落とされた。 個人的には、短編よりもSSの方が面白かった。気に入っているのは『私...
短編とショート・ショートが交互に収録されている。先の読めない展開と、巻き込まれ型の主人公──サプライズにはうってつけの設定なのだが、のんびりした筆致で進んでいくので思いっきり油断したら、最後でストンと落とされた。 個人的には、短編よりもSSの方が面白かった。気に入っているのは『私はこうしてデビューした』『においます?』。ライトなミステリは暇つぶしにも合うが、本作品は暇つぶしには勿体ないくらいの出来の良さ。
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ユーモア短編集。世にも奇妙な物語チックでもあります。いかにもミステリな「大松鮨の奇妙な客」や熱狂的なファンにせめられてニッチもサッチも行かなくなった新人作家の話「こうして私はデビューした!」も良いですが後半の2作「見えない線」「キリング・タイム」に見られる奇妙なストーリーテリング...
ユーモア短編集。世にも奇妙な物語チックでもあります。いかにもミステリな「大松鮨の奇妙な客」や熱狂的なファンにせめられてニッチもサッチも行かなくなった新人作家の話「こうして私はデビューした!」も良いですが後半の2作「見えない線」「キリング・タイム」に見られる奇妙なストーリーテリングが病みつきになりそうです。
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小粋なショートストーリーがいっぱい、3ページくらいの短いものもあるが、トリック・推理しょうせつにの好きものが書いたっていう感じ。
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