インターネット広告革命 の商品レビュー
2005年に出版された本。 最も印象に残った考え方は テレビ広告の本当のデメリットとは••• 『ターゲットではない層にまで届いてしまい無駄だということではなく、より丁寧にコミュニケーションをとりたい見込み顧客にも、そうでない層とまったく同じ15秒のメッセージしか届かないことだ』...
2005年に出版された本。 最も印象に残った考え方は テレビ広告の本当のデメリットとは••• 『ターゲットではない層にまで届いてしまい無駄だということではなく、より丁寧にコミュニケーションをとりたい見込み顧客にも、そうでない層とまったく同じ15秒のメッセージしか届かないことだ』 この本を読んで率直に思ったのは •横山さん、本当にすごいなー •これが、当時総合代理店から見たWebマーケティングの視点なのか ってこと。 7年前に書かれたこの本だが、書かれている内容の50%が今まさに業界で動きだしていることであることに、本当に驚いた。 •クロスメディアによるメディアプランニング •ポストインプレッションの評価 •オーディエンスデータの活用 •第三者配信 →“アイブラスター”の名前が出てきてびっくりw •リッチクリエイティブの価値 •オウンドメディアの重要性 などなど。 自分が新卒でネット専業代理店に就職した1年前に考えられていたことだと思うと、恐ろしく感じる程。 一方その当時、ネット専業代理店に就職して良かったとも思う。 やっぱり当時市場から求められていたのは、ここに書かれている様なマーケティングではなかったと感じるから。 そしてこの本に出会った今、総合代理店にいられることも幸せだと思う。 7年の時を経て、日本では今まさに総合代理店でなければできない、この本で言うところの“インタラクティブマーケティング”が求められているから。
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とても読みやすく、分かりやすい。2年ほど前の出版なので、ちょっと情報が古いかも、と思いつつ読みましたが、WEB広告の基本を押さえるには適書かと。
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TVCM効果の低下、トイレタイムはWEBタイム・メールタイムへ。ダブルウィンドウ=ながら視聴ユーザの増加。クロスメディアが必須化、行動ターゲティング広告など、比較的ここ数年のネット広告事情がよくわかる。
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