バタフライ・エフェクト の商品レビュー

ジェームズ・スワロウ(著者),酒井紀子(訳者)

映画「バタフライ・エ…

[文庫ＯＦＦ]

映画「バタフライ・エフェクト」のノベライズ本。ハッピーエンドだけど切ない。なかなかストーリー展開が上手かったです。

2016/10/22

エヴァンは母アンドレアと遊び友達に囲まれて暮らす普通の少年。だが、しばしば突発的に記憶喪失に陥るという奇病を持っていた。治療の一環として日記をつけ始めた彼を、次々と過酷な出来事が襲う。精神病院に入院していた父ジェイソンの不慮の死。幼馴染ケイリーへの虐待の影。ケイリーの兄トミーの悪魔的な変貌。それら全てを、エヴァンは克明に日記に綴っていく。やがて大学生になった彼は、ふとしたきっかけで日記を読みなおしている間、突然の頭痛によって意識を失う。目を覚ました時、彼は数年前の自分に戻っていた…。日記の中に封じ込めた辛い過去を、エヴァンは変えることができるのか？（裏表紙）

タイムパラドックスもの。過去の一つの出来事を変え、ひとつのトラブルを解決しようとすると、また新たな問題をはらんだ未来へとつながってゆく。エヴァンは自らの望む未来をつくるべく奮闘するが、愛した女性ケイリーを救うためには苦渋の選択が待ち受けていた…。

2016/06/04

面白い面白い。
タイムスリップネタは特に珍しくはないし、
地味なストーリーなのに読ませる。
あっちゅう間に読んじゃいました。

原作じゃなかったのね。
映画から小説のパターンだったのか。
本の最初に、映画のシーン頁があるが
えらく原作に忠実だと思っていたワイ。

映画見て面白かった記憶はあるものの
きれいに全部忘れていた....。

2016/01/05

映画を落とし込んだ作品とのことでしたが、おもしろかった！登場人物も多すぎなくてよかったです、ちゃんと人物紹介もついてましたし、映画のシーンの写真もありましたので想像を補いながら読めました。最後幸せになれてたらいいなー。しかし、自分の行動が他人に影響を与えて世界は成り立ってるんだなぁなんて改めて思いました。

2012/10/18

同名映画のノベライズ版(原作ではない)
ちょい役だったカルロスの背景とか、映画補完にちょうど良かったです。

2010/01/31

先に映画を見て、とても面白かったので小説版も読ませていただきました。ストーリーの流れはだいたい一緒ですが、活字ならではの雰囲気がこの小説にはとてもマッチしていると思います。小説版のほうがぐっとひきこまれます。
ラストは感動的でとても印象に残りました。

2011/10/02

同名の映画が小説化された。
突然、記憶が飛ぶブラックアウトに悩まされる少年エヴァンは、記憶の管理のため、日記を書き始める。しだいにブラックアウトが起こらなくなり、青年になったエヴァンは…。
あの時、こうしていたら、ああしていなければ。過去の小さな選択の違いが、未来に予想もしない大きな変化を生み出す。

映画とはラストに若干の違いがあります。

2009/10/04

ミクシィの「結末は言わないで系映画」コミュニティのどんでん返しで泣ける映画ってところで知った作品。

泣きはしなかったけど、最初からハラハラドキドキ。最後はおぉ〜こういう終わり方するか！って思った。その終わり方も非常に良かった。

先が読めない展開で、この先どうなるんやろ？ってめっちゃ興味が湧いた。

最初から最後まで映画に引き込ませてくれるすばらしい作品でした。

無駄のない映画、そんな感じでした。

結構好き、この映画。

2009/10/04

人生リセット！！
そんな願望は誰しもがありますよね？？まさに「人生リセット」を体感できるストーリーです。いい事ばかりおきない、思い通りにいかない主人公に感情移入できちゃいます。そして泣ける。

2009/10/04

ISBN4812420873　竹書房文庫　619円（税別）2005年4月28日初版
【ストーリー】
少年エヴァンの経験する謎のブラックアウト（記憶喪失）。日記をつけることで彼は自分の人生をすべて記録に残す。面会の日、精神病院に入院する父がエヴァンに何がしかの真実を告げるがブラックアウトによりそのやりとりは失われてしまう。そのまま父はあえなく不慮の死を遂げる。幼馴染のケイリー、その兄トミー、レニーとともに、横暴で残虐なトミーの命令で惨事を引き起こしてしまう。母のアンドレアとともにその地を離れるエヴァンが成長して体験した不思議な体験・・・。彼は少年時代のブラックアウトの時点に回帰する方法を身につけた。その呪われた能力は父と全く同じ・・・・。やがて母アンドレアと幼馴染と自らの人生をも歪ませてしまう混迷を極めたエヴァンの過去と未来の行き来が始まる。
【感想】
『【シックス・センス】を上回る結末！』というオビにひかれました。（竹書房さんめ・・・・。私はこの手の売り文句に弱いらしい　笑）どんでん返しがありました。読んでいて非常に頭の中がグルグルする迷走感があり疲弊しましたが、それだけ物語に感情移入していました。ラストの方は綾辻行人先生の『フリークス』を一瞬思い出して興奮しましたがそのまま通り過ぎていってしまいました。あらら。ラストはなかなか勇断と言う感じで良かったです。愛ですね。ほんとのラストのあとは・・・どうなるのか、結構気になっていますが想像にまかせます。