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バタフライ・エフェクト の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2009/10/04

アシュトン・カッチャー主演の映画「バタフライ・エフェクト」のノベライズ本。「きみを救うため、ぼくは何度でも過去に戻る。」というナレーションとOASISの曲、グリーンを基調としたCMを見て、アシュトン・カッチャーをとある美形俳優と勘違いしていた。顔がちと変わったなーと思う訳だ。この...

アシュトン・カッチャー主演の映画「バタフライ・エフェクト」のノベライズ本。「きみを救うため、ぼくは何度でも過去に戻る。」というナレーションとOASISの曲、グリーンを基調としたCMを見て、アシュトン・カッチャーをとある美形俳優と勘違いしていた。顔がちと変わったなーと思う訳だ。この方はデミ・ムーアの恋人だそう。とにかく1度は気になってしまった作品だし、読んでみることに。帯には「6センス」よりもおもしろい的な事が書いてあったけど、いや同等だったし! 低レベルな競い合いだった、というか競い合わなくともいいだろうに。海外の文面は読みづらいとばかり決めつけていたんだけれど、翻訳者によって違ってくるものなのね。読みやすい文面で、良い人生とは?と考えさせられる作品でもあった。主人公のエヴァンは幼少期に何度となくブラックアウトをしてしまい、その間の記憶をなくしてしまう。ブラックアウトしている間の記憶も過去へ戻る事で手に入るのだが最初は「きみのため」だったのが自分と母親、三人の幼馴染が良い人生を得る為にとすり替えられていく。おいおい、エヴァン。より良い人生をと誰もが望むものだけど、それを退けてまで過去へと戻るのに自分の思い描いた人生じゃないと過去へと戻っていく。つまりは、リセットしてるだけ。「きみのため」だったんじゃないのかっ!

Posted byブクログ