オテルモル の商品レビュー
ファンタジックでもあり、ちょっと不気味でもありました。結局はなんだったの?とか、もしかして…ということが散りばめられていますが、謎のままなので、いろいろ想像を広げられそうです。
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「よく眠れなければ、覚醒もできないと思うのです。」(145ページ) オテ・ド・モルには、よく眠りたいひとたちが集まってくる。 眠りにつけなかったり、悪夢に悩まされていたり、 さまざまな理由故に、人が集まるホテル。 どうか今夜も、安眠に恵まれますように。 みなさまに、良き夢が訪...
「よく眠れなければ、覚醒もできないと思うのです。」(145ページ) オテ・ド・モルには、よく眠りたいひとたちが集まってくる。 眠りにつけなかったり、悪夢に悩まされていたり、 さまざまな理由故に、人が集まるホテル。 どうか今夜も、安眠に恵まれますように。 みなさまに、良き夢が訪れますように。 その願いをまなざしに込めて、お客様を迎える物語り。
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結局このオテルは何なんだろう。 夢の中のような存在。 記憶にはないはずだけれど羊膜に包まれているような不思議な心地がした。
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面白かったです。栗田さん初めて読みました。 心地好い世界でした。 眠るために作られた、オテル・ド・モル・ドルモン・ビアン。本当にあったらいいなぁ、泊まりたいので会員になりたいです。 夜に囚われた、よく眠れそうなお話でした。 オテルで働く主人公・希里の妹・沙衣とか西村さんのことを考...
面白かったです。栗田さん初めて読みました。 心地好い世界でした。 眠るために作られた、オテル・ド・モル・ドルモン・ビアン。本当にあったらいいなぁ、泊まりたいので会員になりたいです。 夜に囚われた、よく眠れそうなお話でした。 オテルで働く主人公・希里の妹・沙衣とか西村さんのことを考えるともやもやしてしまいますが、それもなんだか心地好い眠りに押し流されていきました。 最高の眠りと、最高の夢。 「今宵も、みなさまにとり、どうか健やかな一夜となりますように。」
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不思議な世界観だった。 最近、今更ながら気づいたのですが、私は淡々としている文章がどうやら苦手らしい… ということで、あまり心揺さぶられる作品ではなかった。はずのに、後からじんわり、何かを感じた。 ストーリーはおもしろかった。
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こんなオテルがあったら面白そうだ、寝るためだけに宿泊するのは少し勿体ない気がするけど。読み終わってから装画を見ていたら、なんかいい感じでそっち側に行きたくなる。少し前に悪夢にうなされて目が覚めたり、金縛りに頻繁にあった時期があったから。 でも、希里の考えていることはよくわからない...
こんなオテルがあったら面白そうだ、寝るためだけに宿泊するのは少し勿体ない気がするけど。読み終わってから装画を見ていたら、なんかいい感じでそっち側に行きたくなる。少し前に悪夢にうなされて目が覚めたり、金縛りに頻繁にあった時期があったから。 でも、希里の考えていることはよくわからない。なぜ西村さんと同じ屋根の下で暮らせるのか?なぜ美亜の面倒を見てあげられるのか(子どもに罪はないのでここは少しわかる)?なぜ沙衣といままでとおり接することができるのか? ん、だから希里は就職したんだっけ? ところで、沙衣はロックンロールだ。セックス、ドラッグ、ロックンロール。ちゃんとやってる。多分、もし沙衣に会えたらオイラも好きになってしまいそうな雰囲気がある。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
栗田さんの本って、静かな本が多いのかな?卵町の次にこれを読んだので、そう思った。心地よい睡眠をとってもらうために建てられたオテルの従業員として働くことになった主人公の話。 結局なにを伝えたかったのか分からなかったけれど、読み心地はよかった。栗田さんの文章好きだな。 主人公は双子なので、双子の妹についても語られる。妹は感情的なタイプで、この小説のなかで目をひく存在だった。危なっかしいけれど奔放に生きる様が印象的だった。 旦那さんは元々は主人公の彼なのに妹とできちゃった婚。ずるいなと思った…
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時として人は眠りにおぼれます…… オテルモルのベッドで眠り そして眠りに深くおぼれたい。 どうか良い夢に恵まれますように。 悪夢は悪魔。 今夜も私のベッドに安眠が訪れますように。 毎日唱えて眠ってみよう。
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読みながら何度も寝てしまった、不思議な本。 α波出し過ぎです。 読んでて、寝てるのか起きてるのかわからなくなります。 ほっこりしたい時に読んでください。
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眠り専門ホテルに就職した女性のおはなし。 旅行中に読んだのだが、普段不眠なのに、読んでるうちに必ず眠くなり、最後まで読むのに時間がかかってしまった。 人にとって眠りは大切。眠りには潜在意識がとても影響すると思う。 主人公の家族とか、ホテルの常連とか、もう少し深く知りたいなと思った...
眠り専門ホテルに就職した女性のおはなし。 旅行中に読んだのだが、普段不眠なのに、読んでるうちに必ず眠くなり、最後まで読むのに時間がかかってしまった。 人にとって眠りは大切。眠りには潜在意識がとても影響すると思う。 主人公の家族とか、ホテルの常連とか、もう少し深く知りたいなと思った。 主人公の女性は、正反対の双子と育つ中で、感情を抑える性質に育ち、それが誘眠顔となっているのだろうなあ。 眠る前に読むにはとてもふさわしい物語だった。
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