燃えつきるまで の商品レビュー
リアル。リアルなゆえに読んでいてしんどいし、怖くなってくる。主人公の行動は多少、過激ではあるけれど、失恋というのは誰にとっても辛いできことであるのだな、と実感した。どの登場人物も実際に存在しそう。
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知人から「すごくいい本!」と薦められたので、読んでみた。 主人公は31歳のキャリアウーマン。5年間付き合い結婚まで考えていた男性から、ある日突然別れを告げられる。恋人からの理不尽な別れを受け入れられず、心身ともにボロボロになっていく主人公。読み進めるうちに、昔の失恋の思い出が...
知人から「すごくいい本!」と薦められたので、読んでみた。 主人公は31歳のキャリアウーマン。5年間付き合い結婚まで考えていた男性から、ある日突然別れを告げられる。恋人からの理不尽な別れを受け入れられず、心身ともにボロボロになっていく主人公。読み進めるうちに、昔の失恋の思い出が生き生きとよみがえってきて、胸が痛くなってしまった。共感することでリアルに心に響いてくる話である。 失恋したばかりの人や、過去の失恋から立ち直れない人にオススメ。立ち上がる勇気を与えてくれるかもしれません。
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◆5年付き合った男にふられる失恋小説。病んでるときには読まないほうがいい。考えてることが同じすぎて痛くて笑える。305ページの積み重ねがあってこそ泣けるラストシーンが良い。
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有る程度の年齢の女性は、主人公の気持ちが分かるー。せつない。って言うんだろうなあ。 なお話。乗れなかった。
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『燃えつきるまで』少し前に、中谷美紀が主演でドラマ化された。「恋愛偏差値」というドラマの第一章でした。 よっぽど怖い話とかエグイ話じゃなかったら、ほとんど一気に読んでしまうんやけど、なぜか読んでいられなかった。 今まで唯川恵さんの小説はしっとりというか、女性小説家が書く独特のけ...
『燃えつきるまで』少し前に、中谷美紀が主演でドラマ化された。「恋愛偏差値」というドラマの第一章でした。 よっぽど怖い話とかエグイ話じゃなかったら、ほとんど一気に読んでしまうんやけど、なぜか読んでいられなかった。 今まで唯川恵さんの小説はしっとりというか、女性小説家が書く独特のけだるさがあって、熱い恋愛をしていても、ひどい失恋をしても、どこか遠い話のような気がしていた。 けれど、今回は違う。 なぜ? それは多分、リアルだから。 自分も主人公のようになってしまう、あるいはなってしまったことがあるから。 そして、今の私、将来の私と重ねているから。 彼を失くしたくない。強く、そう思った。
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me失恋した時マヂでこんなカンヂだったの!!ゃ…元彼の家とか今の彼女の家にはさすがに入ってなぃヶドね!笑でも…ぅん。似てる!ホントぁの時のきついの思い出して泣けた(;_;)
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やっぱり期待を裏切らない唯川恵の小説。一言で感想を言うなら「怖っ!」。 でもね、分からなくもない。自分がその立場になったら、そうならないとは言い切れない。少なくとも、悲しくて気持ちが落ち込むところまでは分かるから。 しかしなぁ、この相手の男が唯川恵の必殺パターンの「どうしようもな...
やっぱり期待を裏切らない唯川恵の小説。一言で感想を言うなら「怖っ!」。 でもね、分からなくもない。自分がその立場になったら、そうならないとは言い切れない。少なくとも、悲しくて気持ちが落ち込むところまでは分かるから。 しかしなぁ、この相手の男が唯川恵の必殺パターンの「どうしようもない男」だよなぁ。「なんとなく好き」になって「なんとなく嫌い」になるんだから。表現できないってならわかるけど、「なんとなく」はないんじゃない。それによって人生狂わされる人がいるかもしれないってのに。
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唯川さんの本、実は前からすごく気になっていたのです。この本は本屋で最初の方を立ち読みして、即買いました。 主人公の女の人の心について、すごく近いものを感じました。たまには恋愛小説もいいね。これは失恋ものだけど。
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彼氏に振られたところではじまって、次の一歩が踏み出せるようになるまでの話。といえば、簡単だけど、なかなかすごい。自分はここまでなることあるのかなぁ!?なさそうだなぁ。
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びっくりした。自分のことを書いてるのかと思った。自分の失恋の苦しみは、こんなにも一般化されるのかと思うことで、楽になれた。これを原作としたドラマ「恋愛偏差値」、少し見たことがあったけど、この重みのある世界をあんなにちゃちくしてしまったとは。脚本家は何を考えていたんだろう。女の狂気...
びっくりした。自分のことを書いてるのかと思った。自分の失恋の苦しみは、こんなにも一般化されるのかと思うことで、楽になれた。これを原作としたドラマ「恋愛偏差値」、少し見たことがあったけど、この重みのある世界をあんなにちゃちくしてしまったとは。脚本家は何を考えていたんだろう。女の狂気の迫力と、孤独感がこの本の魅力なのに、なぜわざと消してしまっていたのか、理解に苦しむ。
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