携帯版 思考は現実化する の商品レビュー

ナポレオン・ヒル(著者),田中孝顕(訳者)

2009/10/04

人生に対する考え方が変わりました。読んで、とても前向きに、強気になることができたと思います。
人生のバイブルとして、何度も読み返したい一冊。強気な一冊。

2009/10/04

自己啓発の本です。成功したい意欲が強い人は自分を知ることから始めましょう。普段の思考が将来のあなたの人生を決めます。人を成功へ導くプラス思考の持ち主になるためには必ず読んでみましょう。

2009/10/04

成功哲学の祖、ナポレオン・ヒルによる、世界的ベストセラー。?これを読んだら成功できてウハウハなのか？という下世話な疑問・好奇心と、?どういう意味で哲学なのだろうか？という高貴な関心とから読んでみた本。結論からいうと、?については（あたりまえだが）受身的に読むだけではNo!で、?については、ある意味では哲学だが、別のある重要な意味ではそうではない、と思う。■「哲学」と呼ばれるゆえんは次の二点に求められると思う（ただしヒル自身は「哲学」とは言わずに「成功の法則」とか「成功の科学」と言っている）。一つ：だれにでも当てはまる一般法則を求めている。ヒルは成功者５００人以上と会い、彼らに共通する思想・行動上の一般特性・法則を見出している。二つ：極めて基礎的な概念にまで立ち返って物事の説明を与えている。彼の理論はすべて、思考、感情、信念、願望、意欲といった極めて基礎的な概念（その用法には一貫性を欠く場合が多々見受けられるものの）の定義から始まりそこから構築されている。しかしながら、ふつうの意味での哲学や科学と決定的に違う点は、ふつうの意味での科学や哲学が「正しいから・真理だから信じる（正しいことしか信じない）」という態度を貫くのに対し、成功哲学では正しい・正しくないというよりも「それを信じればうまくいくから信じる」という信念の根拠が利益・実益に置かれている点にある（と思う）。■だからなんだというわけではないが、「成功」の観点からの「思考」の定義などは個人的には興味深かった。ただし、この本の「正しい」読み方・使い方はいずれにしろそんなところにはないだろうから、いずれもう一度読み返すときが来るでしょう。