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女たちはなぜ「口コミ」の魔力にハマるのか の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2023/10/29

初、黒川さんの著書でした。 同じ脳科学者として、中野信子さんは読んだことがあったのですが、 黒川さんの著書も面白い、と教えていただいて読みましたが、面白かったです。 でもなんていうか、タイトルがなぁぁぁ。 そういう読者層を狙っているのかもしれないけど、個人的にはもっと内容に合...

初、黒川さんの著書でした。 同じ脳科学者として、中野信子さんは読んだことがあったのですが、 黒川さんの著書も面白い、と教えていただいて読みましたが、面白かったです。 でもなんていうか、タイトルがなぁぁぁ。 そういう読者層を狙っているのかもしれないけど、個人的にはもっと内容に合ったグッとくる書名があると思う。 しらんけど でも軽快で、ぽんぽんと繋げられる理論には合ってる。 さらっとよむことができました。 音の持つイメージについて確かにそういわれてみると、そうかも。 と納得する自分がいる。 あくまで日本語、それを主として使う人、限定の話ではあるけれど ことば、それ自体の持つ力ってすごいと思う。 母音と子音それぞれが、一定のイメージを内包していて、言葉の意味を理解するより先に、音として心に響く…語彙力‼︎(泣 きっとこのイメージが日本独特(なのかなあ?)の「言霊」というものに繋がっているんだろう。 むしろ魂ぐらい宿るだろうと思うくらいの説得力が私にはあった。 「私と仕事どっちが大事?」には笑ってしまった。 首が捥げそうなほど、全面同意です。私は言ったことないけどw 脳幹の太さの話、もっと知りたいと思いました。 どういった機構で脳幹が細くなるのか。 今度は怪獣の名前の本が気になってるので、またそのうちに読むことにします。

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2012/11/09

クチコミの話というより脳機能と語感の話。やっぱりやや強引な感はあるけど、脳幹の太さとか、女性脳による「仕事と私とどっちだが大事なの!」っていう言葉の裏側の話が面白かった。 男性は読むと良いよ。でも、女性自身もぼんやりしてた思考回路が「なるほどな」って思える内容。

Posted byブクログ

2012/07/17

マーケティングの本と思っていたところ、脳機能の本でした。 なぜ、「女性脳」が「語感」に敏感で、どういった「語感」に反応するのか。 また、「男性脳」がなぜ「語感」に鈍感なのか。 黒川さんの本は、ぜひ、リーダーシップをとる立場にある人に一冊は読んでもらいたい本です。 というの...

マーケティングの本と思っていたところ、脳機能の本でした。 なぜ、「女性脳」が「語感」に敏感で、どういった「語感」に反応するのか。 また、「男性脳」がなぜ「語感」に鈍感なのか。 黒川さんの本は、ぜひ、リーダーシップをとる立場にある人に一冊は読んでもらいたい本です。 というのは、「男性脳」「女性脳」の違いを知ることによって、組織で起こってくる問題が、どうして起こるのかが分かってくるから。 本を読むことによって必ずしもすべてが解決するわけではないものの、問題解決のヒントはつかめることと思います。

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2011/04/30

まずタイトルは趣旨と違う。口コミの話ではなく、あくまでもネーミングと五感の話だ。 内容は「なぜ怪獣の名前はガギグゲゴなのか」と、基本的には同じことを言っており、発音によって感じる口の中の快感が人の好き嫌いを分ける、というもの。 後付けの分析と著者の思い込みが多分にふくまれていそう...

まずタイトルは趣旨と違う。口コミの話ではなく、あくまでもネーミングと五感の話だ。 内容は「なぜ怪獣の名前はガギグゲゴなのか」と、基本的には同じことを言っており、発音によって感じる口の中の快感が人の好き嫌いを分ける、というもの。 後付けの分析と著者の思い込みが多分にふくまれていそうだが、その強引かつ感覚的な論調が黒川さんの持ち味なのだろう。 他の誰にも書けない黒川節とも言うべきもので、個人的にはそれなりに楽しめた。 ただし、この黒川節に違和感があると、まったく合わないだろうけど。

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2009/12/28

語感とは、小脳で感じとめる身体感覚や印象のこと。 小脳が内部モデルとして記憶してしまえば、大脳を経由しなくても身体が動く。 小脳は成功の続くパターンしか記憶しない。 発音することによって意思が通じるという成功体験をすでに小脳に記憶していて、 言葉の意味を考えるむよりずっと先に、...

語感とは、小脳で感じとめる身体感覚や印象のこと。 小脳が内部モデルとして記憶してしまえば、大脳を経由しなくても身体が動く。 小脳は成功の続くパターンしか記憶しない。 発音することによって意思が通じるという成功体験をすでに小脳に記憶していて、 言葉の意味を考えるむよりずっと先に、言葉の音の身体感覚として感じている。 その「感じ」こそが、潜在意識を強く支配している。 大脳には、言語機能や思考演算をつかさどる言語優位半球と 直感的な認識を行う言語劣位半球があり、 右利きの人は、左半球が言語優位半球で、左が言語劣位半球。 左利きの人は、基本的にその逆で、 よく左脳は論理脳、右脳は感性脳というが、これは右利きに限った話。 左右の脳につなぐケーブルは、女性の方が太い。 ケーブルの細い男性脳は左右の像の差が明確で、奥行き情報の計算が得意。 このために赤ん坊の頃から奥行きに興味がいき、 世界を三次元空間として立体視することに視覚統合野の計算能力を使うようになる。 すなわち、草原の彼方にいるシカを見つけるような、 ジャングル空間を俯瞰するような、三次元の空間認識に優れている。 一方、ケーブルの太い女性脳は、左右の像の情報が混じるので、 奥行きの計算が苦手。 このため視覚統合野の計算能力を近くをつぶさに見ることに使う。 だからこそ、赤ちゃんの異変にも、夫の浮気にも気づくことができる。 これは子供を育てるのに欠かせない能力。 20代後半から40代中盤くらいまでの女性の「意識のあり方」を考えるとき、 大きく二つの層に分けることができる。 マジョリティ(M)層とセレクティブ(S)層と呼ぶことにしている。 M層は「みんなと同じでいたい」と考え、多数派に属していることが安心感を覚え、 それを自分自身のアイデンティティとしている。 S層は「セレクティブ(選ばれた)感覚」を持つ人。 「みんなとは違う」、いつもの「ほかよりもちょっと上」を指向する。 マーケティングの観点からすると、流行を先取りし、 新たな市場を切り開いていくのはS層の役割。 S層の女性が開拓して、きれいに整備した市場にM層の女性がどっと流れ込んでくる。 そうやって市場が飽和状態になると、S層の女性は存在意義を見出せなくなり、 また新たな市場を切り開いていく。 こうやって女性達はいつも新しい流行を生み出していく。 もともとこの世代を占めるM層の割合は多数で、企業はM層向けの商品を出していた。 しかし最近になって、M層向け商品の売り上げが鈍化し、 むしろS層向けのネーミングが人気を呼ぶようになってきた。 など、商品のネーミングにまつわる話、年代別の好む音など続く。 サブリミナル・インプレッション(筆者造語)は、老若男女、人種も国籍も問わない。 しかし、それを「どう感じるか」「どのように解釈するか」は 個々人の主観やホルモンバランスに委ねられる。

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2009/10/04

男の脳と女の脳は、言葉をつかさどる部品が違う!同じに考えていたら分かり合えない。違いを知ってこそ、分かり合える。これからの55年女時代の幕開けに必読!

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2009/10/04

ことばに含まれた語感には、人の心を動かす潜在的な印象がある。そしてその語感をとらえる人間の脳は、男と女では根本的な違いがあった!!そこから発展的に、ヨン様はなぜ30代女性に人気があるのか?、「仕事と私、どっちが大事?」に対する正しい答え方、そして男はなぜ浮気をするのかという興味深...

ことばに含まれた語感には、人の心を動かす潜在的な印象がある。そしてその語感をとらえる人間の脳は、男と女では根本的な違いがあった!!そこから発展的に、ヨン様はなぜ30代女性に人気があるのか?、「仕事と私、どっちが大事?」に対する正しい答え方、そして男はなぜ浮気をするのかという興味深い問いの数々に科学的な答えを導く。日常のなにげない疑問を、科学的な切りこみによって明かしてゆくことで、新鮮な驚きを読者に与えてくれる。この本を読み終わったあと、世の中を見る目がちょっと変わることまちがいなし!

Posted byブクログ

2009/10/04

男の脳と女の脳は、言葉をつかさどる部品が違う!同じに考えていたら分かり合えない。違いを知ってこそ、分かり合える。 これからの55年女時代の幕開けに必読!

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