あしたはうんと遠くへいこう の商品レビュー
この主人公の女の子に少しあこがれてしまった私でした(笑) 確かに波乱万丈なんだけど、思い切りのよさが素敵だなぁ〜。 でも、子供の誘拐はしたくないけど(笑) 角田さんの本って、不思議な観点を持ってるなぁ〜って そんな風に思うのは私だけかなぁ〜。
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たすけて。そう言って泣いてるだけじゃなく、うんと遠くへ行くことのできる行動力が私には真似できないしスゴイなって思う。2000年以降の主人公がどうなったのかとても気になる。
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この本を読んだキッカケは、本を読みたいと言ったときに母に薦められたからなんですけど、1985年から2000年までの主人公―栗原泉の恋愛小説で、最初の書き出しの部分から惹かれて、一気に読んでしまいました。今まで読んだ本の何よりも、文章とか言葉が好きですね。ストーリーももちろんなんで...
この本を読んだキッカケは、本を読みたいと言ったときに母に薦められたからなんですけど、1985年から2000年までの主人公―栗原泉の恋愛小説で、最初の書き出しの部分から惹かれて、一気に読んでしまいました。今まで読んだ本の何よりも、文章とか言葉が好きですね。ストーリーももちろんなんですけど、やっぱり、一つ一つの表現がすごく心に浸透する感じで、文章の魅力にとりつかれたようでした!ストーリーでは、泉の性格と波乱万丈な恋愛が、 苦しくなったり「だめだよ」って言いたくなったり泉の行動力に憧れを感じたり、 馬鹿だと思って、恋愛が恐ろしいものに思えたり、恋愛と恋愛小説そのものが新鮮である私にとってはこうゆう波乱万丈ないろいろな恋愛の形が自分の将来と重ねて考えてしまって単純に面白いとか、馬鹿だと思ったりできなくて、私がこれから恋をするとき、付き合うとき、泉みたいに「恋愛恋愛」ってなってしまのか。とか、恋愛をしない自分が正体不明に思えてしまうのか。とか、恋愛ってすごく大きい力を持っていて、簡単に影響されてしまって、壊れる自分を想像すると恐怖でした。(笑 でも同時に、私の恋愛のタイプがどんななのか、凄く興味を持ちました。本当に素敵な小説だったので是非読んでみてもらいたいです♪
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うああ何かどろどろしてる、って感じがする。内容は面白かったけど文章の書き方が自分の好みじゃなかったかなぁ。うんでも面白かった。けっこうさくさく読めちゃうなぁ。またこの人の書く別のも読んでみたいです。
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作品と作家をイコ−ルで考えちゃいけないって分かってるけど、 きっと角田さん本人も相当クレイジ−な人なんだろうなって思う 笑 「町子の言うとおり、本当のことなんて、 とてつもなくありきたりで安っぽくてばかげたことだ」 「だれかを好きになるという、ささやかな、無邪気で罪のな...
作品と作家をイコ−ルで考えちゃいけないって分かってるけど、 きっと角田さん本人も相当クレイジ−な人なんだろうなって思う 笑 「町子の言うとおり、本当のことなんて、 とてつもなくありきたりで安っぽくてばかげたことだ」 「だれかを好きになるという、ささやかな、無邪気で罪のない、 こどもみたいにまっすぐで役立たずな感情が、突然私たちの日々に入りこんできて、信じがたい腕力でいくべき方向を捩じ曲げる」 とか、名言です。 あと、町子の 「その人個人は手に入らないことぐらい、もうわかってるお年ごろよねえ、私たち?」 って言い切るク−ルさが好きです。 恋愛ってやっぱりクレイジ−なものなんだなって思わされる作品。
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レビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/33047745.html
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角田光代のあしたはうんと遠くへいこうを読みました。女の人が心ならずも恋に落ちてしまう、そして自分を見失っていくという哀しい小説でした。若い女性がどのような気持ちで男の子を好きになるのか、そしてその結末がどうなるのか。この小説の主人公は心の中に不安を抱えているようで、相手に求めるも...
角田光代のあしたはうんと遠くへいこうを読みました。女の人が心ならずも恋に落ちてしまう、そして自分を見失っていくという哀しい小説でした。若い女性がどのような気持ちで男の子を好きになるのか、そしてその結末がどうなるのか。この小説の主人公は心の中に不安を抱えているようで、相手に求めるものも多く、急に別の男性を好きになったりしてしまうのでした。いろいろな男を好きになり、自分から振り、相手から見捨てられ、それでも明日に向かって生きていこうとする姿勢が哀しくなってきます。読み続けるのがつらくなるような小説でした。
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恋愛でふりまわされてばっかりなんやけど、それがまたかわいいんですわ〜。 一番スキなのは、ポチとの恋愛。かわいい。何気にタイトルがめっちゃおしゃれです。角田さんセンスいいなぁと思います。そしてこの独特の良いぐだぐだ感。(文章が、じゃなくて、お話の内容)今時ぽさがいいです。
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うんと遠く、旅に出た時に手に取った本。 恋愛依存の女の子、年代を語るのは音楽。 幸せを探して人は人を求める。それは幸か不幸か。
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わたしにとって初の角田作品。 恋愛依存型の女の十五年をかく。 時代を示すのに効果的に使われる洋楽が物語を活き活きとさせている。
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