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老後の費用はいくらかかるか の商品レビュー

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2013/07/24

この手の本は、いつ読むべきなんだろう。 定年十年前、じゃ遅い気がする。 でも、二十年先、三十年先のことだと、制度もいろいろ変わりそうな気がする。 年金制度にはこの先、どんどん期待できなくなるのは確実なようだ。 近年、生活保護申請世帯は、高齢者が増えているという本書の指摘も心を重...

この手の本は、いつ読むべきなんだろう。 定年十年前、じゃ遅い気がする。 でも、二十年先、三十年先のことだと、制度もいろいろ変わりそうな気がする。 年金制度にはこの先、どんどん期待できなくなるのは確実なようだ。 近年、生活保護申請世帯は、高齢者が増えているという本書の指摘も心を重くする。 とりあえず、自分の身は自分で守るしかない。 本書では、働ける間は働き続けること、そして節約が大事と言う。 納得。 制度の利用法の指南も、役に立つかも知れない。 例えば、定年退職も制度上は失業と変わらないという事実。 失業保険を受け取る道もあり得るとか。 退職後の再就職は、学校法人が税制上有利になるとか。 もちろん制度はどんどん変わっていく。 この本は2005年に出ているから、もう変わっている内容もあるのかも。 今、調べたら、著者の佐藤さんは2008年に55歳で亡くなった由。 この人には「老後」はなかったんだなぁ、と感慨にふけってしまった。

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2009/10/04

辛口の方向で老後費用の見積りに関する考え方を述べている。若い頃には想像もしなかった事態が日常的に起きるのが老後生活の特徴だろう。

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