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他人の心を知るということ の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2011/05/24

[ 内容 ] 他人の気持ちがわからない…。 この呪縛からあなたを解き放つ画期的コミュニケーション論! 他人と心が通じ合うことの「神秘」を解き明かす目からウロコの一冊。 [ 目次 ] 第1章 おしゃべりでやりとりしているもの(雑談;言葉は意味を伝えているか ほか) 第2章 言葉で...

[ 内容 ] 他人の気持ちがわからない…。 この呪縛からあなたを解き放つ画期的コミュニケーション論! 他人と心が通じ合うことの「神秘」を解き明かす目からウロコの一冊。 [ 目次 ] 第1章 おしゃべりでやりとりしているもの(雑談;言葉は意味を伝えているか ほか) 第2章 言葉でない言葉(言葉でないもの;「バカ」 ほか) 第3章 他人の心(言葉によらない意図的なコミュニケーション;認知環境 ほか) 第4章 言葉の力(言葉の役割;「私は修理してとはひとことも言っていないわ」 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2009/10/04

「日常的な人とのやりとりを分析していくことで、  その背後にある原理について考えてゆこう」という目的で書かれたもの。  コミュニケーションを「推論」から捉える試みが、興味をひいた。  「人をコミュニケーションへ駆り立てる原動力」は、 自分の知覚と他者の知覚の齟齬への不安であり...

「日常的な人とのやりとりを分析していくことで、  その背後にある原理について考えてゆこう」という目的で書かれたもの。  コミュニケーションを「推論」から捉える試みが、興味をひいた。  「人をコミュニケーションへ駆り立てる原動力」は、 自分の知覚と他者の知覚の齟齬への不安であり、 それは、「モノによって成立している世界への不安」すなわち、 「他者と共通の認識が存在するか」というところに端を発するという。  推論の重要性を再考するに相応しいとっかかりを作ってくれた。  個人的に以前からASに興味があり、 ASとよく引き合いにだされる「心の理論」が気になっていて (本文にも「心の理論」について記述がある) それとの関連でおもしろいなぁと思った本。

Posted byブクログ

2009/10/04

大雑把にいえば前作『他者の心は存在するか』と同様の内容である。 しかし、新書ということもあり、前作に比べとても読みやすくなっている。

Posted byブクログ

2009/10/04

コミュニケーションとは、 「相手に意味を伝える⇔相手の伝えようとしている意味を受け取る」 ということだと思ってました、この本を読む前までは。 "コミュニケーションとは、「冗長性」をめぐって次々と賭けを行っていき、冗長性を増していく行為である"とこの本で...

コミュニケーションとは、 「相手に意味を伝える⇔相手の伝えようとしている意味を受け取る」 ということだと思ってました、この本を読む前までは。 "コミュニケーションとは、「冗長性」をめぐって次々と賭けを行っていき、冗長性を増していく行為である"とこの本では言う。 この賭けという言葉に、今まで意味を伝えなきゃとある種縛られていた自分が解き放たれ、だめでもともときちんと伝わったらラッキー的な、気持ちの軽さをもたらしてくれた。 コミュニケーションについて、新たな視座を提供してくれた、僕にとってはありがたい本。

Posted byブクログ