天の夕顔 の商品レビュー
『わたくしが愛した女には、夫がいた。』 出逢ってから女が死ぬまでの二十数年もの間、 二人は心の結びつきだけで愛し合った。 ”不倫”とは言いたくない切ない恋慕。 一人称「わたくし」の語り口調で綴られていて、 その淡々とした様ゆえに、余計に悲しみが湧いてくる。
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とても綺麗な装丁に惹かれて購入。 確かに純粋なんだろうけど、でも自分ならコレは嫌。 愛に生きることは美しいけど愚かだね。それが言いたかったのかな。
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報われぬ恋をしてしまった男女の話。 男が今で言うストーカーっぽかったけれども、それも一途さ故のものなので美しかったです。 文体が恐ろしく綺麗でした。 特に最後の一文が鳥肌ものでした。
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<poka> 学生だった主人公の純愛というか「純真な愛」を淡々と描いている。 これを読むと「失楽園」や「愛の流刑地」などおかしくて笑ってしまう。 あんなものを読んでも、とうてい愛など語れない。 恋愛の行き着く先は、もはやここしかない。 <だいこんまる> はあ、そうですか…。
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05年4月。 大正から昭和初期にかけての物語なのか、お互いの想いがなかなか形にならず、 あの辛抱強さには脱帽。 メールも電話もない時代だから やり取りにも時間がかかるし、 好きだからエィッって世相でもないしね。 僕はせっかちだから こんな恋できません。 人生終わっちゃうよ〜。...
05年4月。 大正から昭和初期にかけての物語なのか、お互いの想いがなかなか形にならず、 あの辛抱強さには脱帽。 メールも電話もない時代だから やり取りにも時間がかかるし、 好きだからエィッって世相でもないしね。 僕はせっかちだから こんな恋できません。 人生終わっちゃうよ〜。
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「えええええちょっこれ…」と思わず苦笑してしまった読後。ストイックにもほどがある。何カ国で翻訳されたすごい本だと書かれていましたが確かに外国人は好きそうだ…とか思ってるうちに数週間が経ってしまい内容を忘却してしまいました。ハハ。私的にはその程度の本だったということですね…好きにな...
「えええええちょっこれ…」と思わず苦笑してしまった読後。ストイックにもほどがある。何カ国で翻訳されたすごい本だと書かれていましたが確かに外国人は好きそうだ…とか思ってるうちに数週間が経ってしまい内容を忘却してしまいました。ハハ。私的にはその程度の本だったということですね…好きになれん。もっとアクティブにいこうやーと思った。いや、山登りなんかは大変にアクティブなんですがね。うん。そういうことじゃない。
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純愛を描いた小説ですが、どうにも読後感なんかが思い出せず……(苦笑) 新感覚派に分類される、戦前戦後の作家さんです。
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