ヴェネツィア殺人事件 の商品レビュー
休日、本を読んでいた…
休日、本を読んでいただけなのに・・・。お宅の部屋は不法建築の疑いがあります。って突然告げられたら、ビックリです。翌日、告げに来た本人が死んでいたら、またビックリです。最初は、そんなのんびりとした感じではじまりますが、話が進むに連れ暗部の話が見えてきます。もみ消しを謀ろうとする上司...
休日、本を読んでいただけなのに・・・。お宅の部屋は不法建築の疑いがあります。って突然告げられたら、ビックリです。翌日、告げに来た本人が死んでいたら、またビックリです。最初は、そんなのんびりとした感じではじまりますが、話が進むに連れ暗部の話が見えてきます。もみ消しを謀ろうとする上司等々現代のイタリア(というかベネツィア)が抱えている問題を見せてくれます。読みながら、他人事ではないなと思いました。
文庫OFF
米国人作家のCWA賞受賞作品。 舞台はヴェネツィアで、 役人組織やアンダーグラウンドを ターゲットとした刑事物。 派手さやダイナミックさは 感じられないが、 外国作品特有の文章表現と ジメットした役人組織の コラボレーションが 独特の世界観を出している。 傑作とは言えない...
米国人作家のCWA賞受賞作品。 舞台はヴェネツィアで、 役人組織やアンダーグラウンドを ターゲットとした刑事物。 派手さやダイナミックさは 感じられないが、 外国作品特有の文章表現と ジメットした役人組織の コラボレーションが 独特の世界観を出している。 傑作とは言えないが、 外国の独特の世界観が感じられる秀作。
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旅先としてではなく、日常のイタリアが登場するミステリは珍しい。ヴェネツィア警察の中年警視ブルネッティの家に「お宅のアパートは不法建築です」といって訪ねてきた役人が謎の転落死を遂げ、これが事件の発端となる。もちろんミステリとしても読み応えはあるのだが、ヴェネツィアに住むというのは...
旅先としてではなく、日常のイタリアが登場するミステリは珍しい。ヴェネツィア警察の中年警視ブルネッティの家に「お宅のアパートは不法建築です」といって訪ねてきた役人が謎の転落死を遂げ、これが事件の発端となる。もちろんミステリとしても読み応えはあるのだが、ヴェネツィアに住むというのはどういうことなのかが実感できるのが楽しい。ボートに乗って捜査に向かったり、路地で聖像や碑文を発見して喜んだり、妻の素晴らしい手料理を味わったり、行きつけのレストランやバールでワインのボトルをあけたり。家族の生活、階級社会の一端、地方ごとの違い、ヴェネツィア人としての誇りなどがかいま見れるのも興味深い。観光地としてでなく、人が住むところとしてのヴェネツィアが新鮮に映る。
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