月は幽咽のデバイス の商品レビュー
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Vシリーズ第三弾まできってやっと慣れてきたと言うか楽しめた。 今回だけじゃないけど、森博嗣のトリックは「ミステリーとして」あり?と言う感じがするけど、妙に現実的。そして、現象をそのまま素直に見ると謎が解けるようになってる感じがする。 トリック自体には大きなひねりがなくて、(ひねりというか..)だけど物語全体は捻られまくり、みたいな印象。 密室のトリックに、コナンや金田一少年みたいにいろんな道具を使ったりするより、現実的に可能なトリックな気がするんだけど、結果がいつもシンプルで事件というより事故に近かったり。 ここでさにきてやっと語源化されてたけど、「人は何事にも意味を見出す」みたいなやつ。s&mにも何処かで書かれてたかもしれないけど、ほんと、この作家さんはなぜ?とかだれが?とかはあまり掘り下げずにありのままを見せてる気がする。 どうやって、だけはまぁ説明してくれるけども。 そこが他と違ってなんとなく読んでしまうところなのかなぁ。 あと一つ言えるのは、今のところ好きなキャラとか魅力を感じるキャラがまだいない...
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森ミステリはどの作品を読んでも、こう来たかと驚かされるが、この作品は特に驚かされた。普段ミステリを読んでいる人ほどこの術中にはまってしまうのではないか。何を隠そう、私もその一人。ミステリを愛するが故、そのミステリによって翻弄されるのである。
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Vシリーズ3作目。前2作と比べてトリック?がおもしろかった(のか、比較的理解できるやさしさだったからそう感じたのか…)。 練無くんかっこいいね!
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220208*読了 この巻でまだVシリーズの3作目なのか。 すっかりキャラクターに愛着と親近感を持つようになってしまった。 これも殺人の理由がまた…。これもまた、ミステリィなのです。
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トリックと言うか、仕掛けが大胆! 密室の謎、不可解な現場…一体どうやって?って思ったら、なるほどなぁ。 Vシリーズは何となく混沌とした設定と言うか、雰囲気と言うか。 ぶっ飛んだキャラが多いから(笑)。 キャラクター(特に大人たち)がミステリアス過ぎて何か隠してないかと疑ってしまっ...
トリックと言うか、仕掛けが大胆! 密室の謎、不可解な現場…一体どうやって?って思ったら、なるほどなぁ。 Vシリーズは何となく混沌とした設定と言うか、雰囲気と言うか。 ぶっ飛んだキャラが多いから(笑)。 キャラクター(特に大人たち)がミステリアス過ぎて何か隠してないかと疑ってしまったりしちゃう。 小鳥遊くんや紫子さんの真っ直ぐさに癒されるなぁ。
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トリック的には森ミステリーらしいものだった。狼男は謎。 結局のところ、動機が複雑に絡み合っている(というか、もはや別の物語?)せいで、解決編がいつも以上にサラッとしすぎた感じになった。大きなミスリードがあるわけでもないけど、かといって解決編がサラッとしてると余計に低空飛行に見えてしまう。 あと、お腹空いたからって食べてる彼らの行動はもはや人ではない気がしてならない(笑)
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「オオカミ男が出る」という奇妙な噂がある屋敷。その屋敷内にあるオーディオルームで発見された、衣服が引き裂かれた凄惨な死体。オーディオルームは内側から施錠された密室状態。不可解な事件の真相に瀬在丸紅子たちが迫ります。 Vシリーズ第3作。
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登場人物の名前が独特 人の名前を覚えるのが苦手な私には名前と人物像がリンクするのに時間がかかってしまった
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Vシリーズ第3弾。 紅子、保呂草と阿漕荘の面々が遭遇する凄惨な事件。ミステリとしては、なんとなく曖昧なまま。私が読み取れていないだけかもしれないけど、消化不良というか、モヤモヤしたものが残った。 保呂草は胡散臭いし、練無は良いとしても、紫子はガサツでやっぱり好きになれないけど...
Vシリーズ第3弾。 紅子、保呂草と阿漕荘の面々が遭遇する凄惨な事件。ミステリとしては、なんとなく曖昧なまま。私が読み取れていないだけかもしれないけど、消化不良というか、モヤモヤしたものが残った。 保呂草は胡散臭いし、練無は良いとしても、紫子はガサツでやっぱり好きになれないけど、紅子の魅力と、林や七夏との駆け引きがなかなかの見どころ。 それでもなんだかんだシリーズ制覇を目指して読み続けるんだろうな〜。
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