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ドゥームズデイ・ブック(下) の商品レビュー

4.3

40件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

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  4. 2つ

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ウィリスは「ドゥーム…

ウィリスは「ドゥームズディ・ブック」のような暗い感じの本しかないのかと思っていたら、後に出版されたタイムとラベル姉弟編ともいえる「犬は勘定に入りません」がミステリ好きを悶えさせる抱腹絶妙な内容で、明暗があります。暗のこちらは読後はかなしいですが、読み応えとそれに付随してやっぱり面...

ウィリスは「ドゥームズディ・ブック」のような暗い感じの本しかないのかと思っていたら、後に出版されたタイムとラベル姉弟編ともいえる「犬は勘定に入りません」がミステリ好きを悶えさせる抱腹絶妙な内容で、明暗があります。暗のこちらは読後はかなしいですが、読み応えとそれに付随してやっぱり面白いと思いますよ。

文庫OFF

「修道士カドフェルシ…

「修道士カドフェルシリーズ」や「薔薇の名前」など、中世の修道院や城下町の少なからず不衛生かつ制約が多い生活であるがゆえにまた魅惑的な世界がお好きな方、本書も〈ある程度は)期待を裏切りません。衛生的で自由な現代の世界が物足りなく感じてしまうのは作者の賞賛に値する筆力のみに因すること...

「修道士カドフェルシリーズ」や「薔薇の名前」など、中世の修道院や城下町の少なからず不衛生かつ制約が多い生活であるがゆえにまた魅惑的な世界がお好きな方、本書も〈ある程度は)期待を裏切りません。衛生的で自由な現代の世界が物足りなく感じてしまうのは作者の賞賛に値する筆力のみに因することではないでしょう。神父様の人柄に涙また涙。訳者の方のご努力にも感謝です。

文庫OFF

2026/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再々読。この疫病の時代に読むといっそう深く胸に来る。現代に復帰したときの様変わりも、単なるフィクションとは思えない。

Posted byブクログ

2025/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「オックスフォード史学部・シリーズ」1作目(下)。 タイムトラベル物だけど、SFチックな部分にはあまり焦点が当たってない。 ジェラシックパーク(映画)を見た時、現代に蘇った恐竜が生きて動いてるってどんな風だろうとワクワクしてたら、始まってすぐに恐竜から逃げ惑うばっかりになって、思ってたのと違ったのを思い出した。 ダンワージー先生が迎えに来て、ドラマチックな感動と涙の再会とならないのがリアルだな。 素晴らしい終わり方だったけれど、そこまでが随分長く苦しかったので、帰ってからの話も読んで、ゆっくり安心したい気持ちにもなった。 コリンがMVP。 ベイジンゲームどうしたー!! てっきり、「旅行に出た先で発症&意識不明、身元不明で連絡取れず」みたいなことだったんだよーとか言って、終わったころに出てくるかと思ったのに。

Posted byブクログ

2025/06/16

ドゥームズデイ・ブック 上下/コニー・ウィリス作 なんとも言葉では言い表せません。 1348年を体験ような。 ローシュがどうか愛に包まれていますように。 ギヴリン、アグネス、ロズムンド…。ああ。 コリンは光。

Posted byブクログ

2023/03/17

☆4.5 結構シリアスな展開な作品なので確かに読むのは疲れるけども、じゃあそこで読むのやめられるかってんだ。 だって希望が欲しいじゃないか。 その希望をくれるのがコニー・ウィリスじゃないか。 二つの時代で起こる感染症。 14世紀はメカニズムが判明していない故に、21世紀は世界...

☆4.5 結構シリアスな展開な作品なので確かに読むのは疲れるけども、じゃあそこで読むのやめられるかってんだ。 だって希望が欲しいじゃないか。 その希望をくれるのがコニー・ウィリスじゃないか。 二つの時代で起こる感染症。 14世紀はメカニズムが判明していない故に、21世紀は世界が発展してるが故に、感染は広がる。 特に21世紀パートはコロナを経験した今、事実に即してると思えるほどの描写。 トイレットペーパーのくだりとかも、笑っちゃうけどフィンチは真剣そのもの。 貧乏くじな彼、結構好き。 下巻は特に第三部に入るともう怒涛の展開。 優しい人も、嫌いな人も、聡明な人も、人の話聞かない人も、尊敬する人も、面倒くさい人も。 それが訪れるのは誰もが同じ。 怖いしつらい。 14世紀の孤立無援な中、無力なことに打ちひしがれながらもできることをやり続けるキヴリンを本当に褒め称えたい。 物語の前半で何気なく使われてるものが、後々意味の重みが変わってくるのは『航路』の時もそうだったけど、とても印象的だった。 流石"対"と言われることも多いだけある。 パンデミックのことだけでなく、時間遡行から無事に戻れるかというサスペンスフルな話でもあるので、隅から隅まで浸らせてくれた。

Posted byブクログ

2021/05/04

後半、話のテンポは上がっていく。 しかし、これにSF的な派手な展開を期待すると全く外れる。 あくまでSF的な設定ではあっても、中世と現代とで疾病と戦かう物語として割り切って読めば実に緻密な描写で引き込まれるが、通常のSF(タイムワープ物)的な展開を期待すると全く外れる。 誰も見...

後半、話のテンポは上がっていく。 しかし、これにSF的な派手な展開を期待すると全く外れる。 あくまでSF的な設定ではあっても、中世と現代とで疾病と戦かう物語として割り切って読めば実に緻密な描写で引き込まれるが、通常のSF(タイムワープ物)的な展開を期待すると全く外れる。 誰も見たことも無い中世の世界を緻密に描きこみ、多彩な人物をリアルに配置し、二つの時代をまたがって物語を展開する手法は見事だし、後半のシビアな展開には驚く。 しかしそれであっても、(全くストーリーに関係のない)不要な描写は読み疲れて、正直読むのに努力が必要だった。続編はどうしよう・・?

Posted byブクログ

2020/08/17

図書館で。 過去に行ったヒロインの体調より、彼女の所為で過去の人が未来からの病気に罹患するんじゃないかとそちらばかり気になりました…  それで最後までちゃんと読めなかったというか。

Posted byブクログ

2019/08/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

特定の人物をペスト流行の時代に学生を送り込んだ黒幕と疑って下巻を読み始めたが、それは浅はかなものだった。上手く騙されて気持ちいいくらいだ。それは置いといて、物語は酸鼻を極める。特に中世パートはこれでもかとペストの悲劇を投入してくる。現代パートも同じくらいウィルス感染の悲惨な現場となる。絶望を極限まで経験することになるが、そこから逆転するのがエンタメ小説である。最後の方は感動で泣けてくる。人の狂気を感じるし、それ以上に人の強さを感じる。

Posted byブクログ

2018/12/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コリンの大叔母である医師メアリや、いやーな野心家ギリクリストがあっさり死んでしまったのは拍子抜けしたが、死ってそういうものかも。 ペストの蔓延するなかで病人の血で汚れることも厭わずローシュ神父とともに奮闘するキヴリンは、原作版風の谷のナウシカを彷彿とさせたし、コリンは12歳らしく溌剌としてて良かった。無事に現代に戻ってから病院で怒られるんだろうなぁと思うとちょっと可笑しい。 絶望的な話なのに、読後感はとてもよかった。

Posted byブクログ