名探偵は密航中 の商品レビュー
豪華客船を舞台にした…
豪華客船を舞台にした連作短編。著者の博学振りが知れる、歴史ミステリです。
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最初に出てくる話が最…
最初に出てくる話が最後にこう繋がるのか、と思いました。話に出てくる方々も個性的で、面白かったです。一話だけ、ぞっとする話もありましたが。まさにある意味密航の話でした。
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倫敦へむかう箱根丸で…
倫敦へむかう箱根丸で次々に起こる事件について、鈴木龍三郎が書き記した旅行記という設定がユニークです。全体としても船中ということで何か躍動感に近い興奮を感じます。気軽によめる本でした。
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連作短編集。どのトリ…
連作短編集。どのトリックも奇抜で、本格ミステリとして完成度がとても高い。是非読んでみてください。
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得意の連作短編なんだ…
得意の連作短編なんだけど、何かゴタゴタしてます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
好きな作者だったので。 再び船内ミステリー。 前回の氷川丸に対して、今回は箱根丸、 でも乗り込むのは似たような極楽とんぼ…、 と見せかけて異なるお話。 殺人犯や嫁入り予定の令嬢、猫と様々な乗客の話が続くが、 面白かったのは、 みんなで怪談をすると見せかけて、 乗客のひとりを精神的に追い詰め、 毒をもったかのようにふるまう復讐の話。 財産を手に入れるため、 子供を殺しそれを父親からの感染だと思わせた男は、 毒ではなく、心臓発作で亡くなってしまう。 ちょっと、オリエンタル急行殺人事件を思わせるお話だった。
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'21年2月7日、読了。 半分以上読んだ所で、ようやく連作短編(本の紹介文には、「オムニバス・ストーリー」となってました)だと、気づきました。ずっと、長編と思って読んでいて、「何か変だな」と、思っていました。ハハハ…。 そういった事情もあり、イマイチ楽しめませんでし...
'21年2月7日、読了。 半分以上読んだ所で、ようやく連作短編(本の紹介文には、「オムニバス・ストーリー」となってました)だと、気づきました。ずっと、長編と思って読んでいて、「何か変だな」と、思っていました。ハハハ…。 そういった事情もあり、イマイチ楽しめませんでした。途中で読むのを止めようかと、何度か思った位。でも、最後にちゃんと繋がって…まあ、良かったかな。
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昭和初期、豪華客船「箱根丸」を舞台に次々と起こる事件を描いたオムニバス形式の短編集。 横浜から倫敦までの長い船旅中、殺人事件や令嬢の逃亡騒ぎや密航騒ぎなど、個性的な乗客たちが起こす魅力的な事件はそれぞれ趣向が凝らされていて、まったく退屈しません。 少し不思議で奇妙な話もあれば...
昭和初期、豪華客船「箱根丸」を舞台に次々と起こる事件を描いたオムニバス形式の短編集。 横浜から倫敦までの長い船旅中、殺人事件や令嬢の逃亡騒ぎや密航騒ぎなど、個性的な乗客たちが起こす魅力的な事件はそれぞれ趣向が凝らされていて、まったく退屈しません。 少し不思議で奇妙な話もあれば後味の悪い話もあり、ロジックできちんと解決される話もあり…。 ひとつひとつの密度の濃い謎もさることながら、全編を通した仕掛けもあり、豪華な気分にさせてくれます。 自分も旅をしているかのような、昭和初期のゆったりとした旅情ムードに浸りつつ、サスペンスフルな気持ちも味わわせてくれるという、なんともお得感あふれる短編集でした。
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軽くドタバタ読めるミステリーでした。 面白かったです。 航海中の客船という密室で起こる様々な事件。探偵役がいる訳でもなく。 でも、猫はすごかったです。 あと、怖い話を順々に言っていくお話も好きでした。あんなオチとは。 一番好きなのは、ピサの斜塔の仮装です。 七海で好きなのは、皆...
軽くドタバタ読めるミステリーでした。 面白かったです。 航海中の客船という密室で起こる様々な事件。探偵役がいる訳でもなく。 でも、猫はすごかったです。 あと、怖い話を順々に言っていくお話も好きでした。あんなオチとは。 一番好きなのは、ピサの斜塔の仮装です。 七海で好きなのは、皆川七海さん。
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読みやすいからってさくさく読んでたらよくわからんまま終わってしまった。 もっと丁寧に読まないといけなかったみたい。 読み直す気にはなれないのでもういいや。
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