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沈黙の函 鬼貫警部事件簿 の商品レビュー

3.6

14件のお客様レビュー

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何ともおどろおどろし…

何ともおどろおどろしい発端で幕を開けますが、中身は端正なアリバイ崩しです。

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鬼貫警部シリーズ。上…

鬼貫警部シリーズ。上野駅に到着した荷物から生首が発見されるという衝撃の事件に挑みます。

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著者の音楽趣味が随所…

著者の音楽趣味が随所にみられる名作。横溝正史ばりのホラーテイスト溢れるオープニングもよい。

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鬼貫警部シリーズです…

鬼貫警部シリーズです。鬼貫警部の推理が冴え渡る。

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落水は、函館の製菓会…

落水は、函館の製菓会社副社長宅で珍しい初期の蝋管レコードを見つけた。上野駅に到着した梱包をほどいてみると、中には落水の生首が! 鬼貫警部の名推理。本格ミステリーの傑作。

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2023/09/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

中古レコードショップの共同経営者の1人が、珍品の蝋管レコードの引き取りのため函館へ。レコードを函館から発送の行方不明になった彼は、レコードを送ったはずの荷物から首だけになって発見される! 鬼貫警部ものだけど、捜査は丹那刑事と、あとは容疑者の1人が容疑を晴らすために依頼した私立探偵がほとんど捜査してた上に、かなり重要な発見をこの一見さんの探偵がするもんだから、そこはちょっと拍子抜け。でも最後の推理はさすが! 最初、函の中から発見される死体とか、それが発送されたものであるとかいうところから『黒いトランク』を連想したけれど、あれは鬼貫警部が出ずっぱりだったのに対してこちらは最後しか出ないし、競馬の人となりとかもあんまり見れないし、何よりトリックが全然違う!アリバイもの出ないことはないんだけど、その要素はうっすらだった。 でも面白かった!

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2017/11/05

SPとLPの違いもよくわかんないもんだからレコードについていろいろ語られてもよくわかんないんだけど。 まあでも楽しそうに書いてるのが伝わったのでおもしろかったかな。 あとドラマはよくできてた。

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2011/05/20

作者の音楽趣味・レコード愛、甘味&グルメが満載。そしてあいかわらず出てくるのが遅いよ、鬼貫警部。 ミステリのネタとしてはアレなところがあったが、ラストの超絶展開には「うぇぇぇぇええ?!」と声を出して驚いた(笑) いやー、なかなかないですよ。あの展開は……。

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2010/12/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鬼貫警部シリーズ SPレコードの買い付けに北海道に向かった落水。北海道の会社社長宅に残された蝋管レコード。買い付けから戻らない落水。落水が北海道から送ったSPレコードの中から発見された落水の首。会社社長・米山の依頼した私立探偵・松木の調査。落水の共同経営者・茨木と秘書・昭子にかけられた容疑。丹那の尾行。ホステスのガス自殺から判明した犯人。コインロッカーに隠されたトリック。  2010年12月22日再読

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2010/02/22

実は何気に(今さら)初鮎哲。 しかもこのお話、各章にサブタイトルがついているので最初てっきり短編集だと思って読み始めてしまいました…(←長編です)。 という訳で以下ネタばれ感想です。 中古レコード店のふたりの共同経営者のうち、一人がレコード買い付け出張後に行方不明...

実は何気に(今さら)初鮎哲。 しかもこのお話、各章にサブタイトルがついているので最初てっきり短編集だと思って読み始めてしまいました…(←長編です)。 という訳で以下ネタばれ感想です。 中古レコード店のふたりの共同経営者のうち、一人がレコード買い付け出張後に行方不明になり殺され、一人がその犯人だった…というお話なんですが、クラシック音楽やSPに対する素養のない私には最初入り込みにくいところもちょこっとありました。 それでもラストの解決編が気になって一気に読んでしまったあたりが流石は大御所・鮎川先生といったところでしょうか。 幻の鑞管レコードを巡る歴史ミステリ的衒学趣味も披露しつつ、非常に手堅い本格推理モノでした。ひとつひとつ謎を潰していく堅実さが小気味いいです。 ロッカーの鍵とか動機とかジェラルミンケースとかアリバイとか。 にしても茨木さんの心の闇は如何ようなモノだったのか。 人物描写のされ方も好きな作品でした。 そして、まとめ役として出てくる鬼貫警部は鮎川作品ではレギュラーらしいのですが(次に読んでる短編集でも大活躍しています)、本作品が初鬼貫さん体験でした。いい感じです。 にしても、山本周五郎の「ねぼけ署長」を読んだときにも思ったんですが、どうして昭和前半(戦前から昭和30〜40年あたり)に記された作品って、どうしてこう私のツボをガツンと突いてくれるのでしょうか。もういっそ昭和メインに生まれたかったくらいです!(笑)この何とも言えない雰囲気の良い文章がたまらなく好きなんですよね〜。 という訳で鮎哲先生もすっかり気に入ってしまいました。 そんな鮎哲先生の代表作と言われる「黒いトランク」も是非読んでみたいです。 ところで、このお話の冒頭で中古レコード店の看板娘、相良昭子さんの素敵さを描写する場面があるんですが、「相楽昭子が、親しい会員仲間からコオロギというニックネームを奉られているのは脚が細くて長いせいだが、」という一文が出てくるのです。 てかコオロギって。 やっぱり最高です昭和の文豪。 この文章だけでもこの本を読んだ甲斐があったと思いました(笑)。 ※ちなみにここの「会員」とは、中古レコード店のお得意様オークションの会員さん達のことです。

Posted byブクログ