「原因」と「結果」の法則 の商品レビュー

ジェームズ・アレン(著者),坂本貢一(訳者)

2017/11/16

自己啓発本としては至極当たり前の事を簡潔に書かれていて、ぶっちゃけこれだけを何度も読み返すスタイルで自己啓発が完了しそう。

2017/11/05

「思いが現実になる」というのは、ナポオレン・ヒルが言いましたが、
源流はジェームズアレンにあります。
「思う」ことには、「すること」や、「したいこと」、「考えること」が含まれています。
よって、「思いが現実になる」ことは「真理」に限りなく近いと思います。

今の自己啓発書もビジネス書と言われるものも、この縛りで全てを語っています。
しかし、未だに、「思いが現実になる」ことは、科学的に証明されていません。
それは、なぜでしょうか。

多くの書が、「こうしたから、ああなった」と原因と結果で説明していますが、
それはあくまで、その人の個人の経験から導きだされたものです。
原因と結果で、語ることは非常に難しい。

成功本というものを、読み漁っても、一向に成功しないのは、
原因と結果の論理に当てはめているからです。
この邦訳は、「原因」と「結果」になっていますが、
正直、アレンの意図しているものとは、違った解釈をしてしまうと思います。

成功経験を一般化する手法は、現実的ではありません。
なぜなら、その人の「思い」が、「現実」になるからです。
その人は、決して自分ではないからです。

今でも多くの啓発書が誕生しているのは、
「思いが現実になる」ということを、言葉や論理で証明したり、
表現したりすることが、不可能もしくは非常に難しいことの証明です。
大事なことは、自分で「思う」ことのみ、「現実」になるということです。

思いが実現することの言語化は、
ある種の「感覚的なモノ」と言ってもいいかもしれません。
その思いを他人に語ると、なぜか、思いの効力が消えるという特性を持っています。
そうでなければ、これほど、世の中に自己啓発書が溢れていません。

これからも、多くの自己啓発書籍が出るでしょうが、アレンを超えるものは、出ないでしょう。
それは、何度も繰り返しますが、
思いが実現することを、証明するのが、「思い」の特性である、言語化できないからです。
よって、「思い」は、あくまで、自身が考え出さなくてはいけません。
その「思い」を考えだす上で、非常に参考になるのが、アレンの書だと思います。
あくまで、参考です。オリジナルの「思い」を作り出すのは、自分自身です。
非常にシンプルな書ですが、やはり奥が深いと思います。

2017/11/05

93 38歳の時から執筆に専念
外国での著作権を放棄。
でもそのおかげで広がった

買ってもいい

2017/06/19

346
昨年一度途中で挫折し、再度トライ。ポイントをメモしながら3時間弱で読了。心が変われば内容の入り方も違う、それを体感。
生き方や運命の真理。成功、健康、目標の達成、全て自分の心、思い次第。環境さえも、自分の心、思いの表れである。とても参考になりました。人生の節目を迎え(たと思っているので)たこのタイミングに読めて良かった本でした。

2017/03/25

数々の自己啓発本、思想本を読んできたが、この本に書いてあることだと知った。
短時間で読了できる本だが深い内容である。そして、自分の過去、現在、将来を考えるきっかけになった。
私は自己コントロール、心の平和、自己犠牲が足りない今である。

2017/02/13

自分こそが自分の人生の作り手である きれいな心からは、キレイな人生とキレイな体が作られ、汚れた心からは、汚れた人生と汚れた肉体が作られます。 気高い夢を見ることです。あなたは、あなたが夢見た人間になるでしょう。あなたの理想は、あなたの未来を予言するものにほかなりません 不注意な人間、無知な人間、怠け心を持つ人間は、表に現れた結果だけに目を奪われ、その背後に存在する原因を見ようとしないために、あらゆる成功を、幸運、運命、あるいは偶然などと言う言葉で片付けようとしています

2017/01/09

おすすめ本なので手にしたが、誌的というか、踏み込みが浅いと感じるのは、すでに同様のことを多くの自己啓発書で見てきたからだろう。
この本が発売された当時は画期的だったに違いない。

思いが人生を変える。環境のせいにして卑屈になるな。
自分の畑、家、部屋の現状が、自分のこころそのもの。
人生をよくするため必要なのは、「穏やかな心」。
激しやすく、冷めやすい自分には痛い言葉。

2017/01/04

物事に対して起こった結果は全て自身の行いが影響していることを書いた自己啓発のバイブルである。
単純にいいことをする人には良いことが寄ってくるし、悪いことをすれば悪いものがよってくる。
今の日本のヒーローアニメなどで描かれるものだと感じる。信じるものは救われるまで極端にこの内容を捉えてしまうと自身のコントロールが難しくなりそうだと思う内容もあった。

2017/01/02

この本は、著者自身のの成功体験から生まれた書である。
最初読み進めた時は、著者は何て理不尽なんだろうと思った。何故なら、貧困や犯罪はその人の不純な思いや利己的な願望により表れるものだと主張しているからだ。犯罪はともかく、貧困は違うだろう、それは強者のものの見方ではないか、と違和感を感じた。
だが、あとがきで著者自身も父親の事業失敗や死により、貧しさを経験したことが分かり、印象が変わった。自分は、貧困の中でもこうして幸せを掴んだ。だから、その法則を分かち合おう、という著者の願いが伝わってきた。
ただ、何故著者が貧困の中でも正しい心を持ち続けることが出来たのか。それは、父親が事業を営んでいた頃に身につけた文化的資本ゆえではないか。こうした点への言及がない故に、もやもやが残った。

2016/12/07

人に薦めれた一冊。
ぼんやりと同じ事の繰り返しで、よく本が書けたな。具体的な事は分からず、特に心に残らない。

私の心が汚れてる？

周りにいる人を助けたいと思って、誰もしたがらない事を引き受けたり、役に立ちたいと思って生きている。

でも、事故や病気など自分ではどうしようもない事もある。
私は身体が弱いから、日頃の行いを正しくして、自分ではどうしようもない部分を神様に祈っている。

現実、真面目に生きても、報われないかもしれないと少しずつ考え方を変えようと思う。

人の心を変える事なんて出来ない。
人に教える前に、
自分の考え方を変えたらどお？
あなたにこの本返したい。