銀の鍵 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
角田さんの作品は何度か読んでますが読みやすく情景を浮かびやすかった。 自分が何者かわからず、お金もないし周りの言語もわからない状況だと本当に怖いし不安。 でも、そんな中人の温かさに触れて人って素敵だなと感じた。 持っていた鍵を捨てたのも、自分の中で何か覚悟を決めたのかなと私は思った。
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大好きな角田光代さんの本をたまたま手に取ったら、 アキ・カウリスマキ監督の「過去のない男」という映画の感想文だとのこと。 映画はまだ見てないけど情景が目に浮かぶようで、何があった?と思わせ、短いお話ですが引き込まれます。 映画をまずは見てみたいと思いました。
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この物語と同じような体験談を、最近何かで読んだ気がする。 困っている旅人を、貧しい国の人たちが何の見返りもなく助けてくれる。 知らない国の話なのに、どこか懐かしくてあたたかい。 人の心の原風景みたいな話だった。
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100%ORANGEのイラストが可愛くて手に取りました。白黒のイラストがシンプルなので、色々と想像が膨らみます。
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一切の記憶をなくしたまま、見知らぬ町で、我にかえった「わたし」。 ただ空は広く、濃いブルーで、薄い生地のリボンみたいに幾筋も雲がたなびいている―。 アキ・カウリスマキ監督の「過去のない男」にインスパイアされて生まれた、もうひとつの物語。 100%ORANGE のイラストが可愛...
一切の記憶をなくしたまま、見知らぬ町で、我にかえった「わたし」。 ただ空は広く、濃いブルーで、薄い生地のリボンみたいに幾筋も雲がたなびいている―。 アキ・カウリスマキ監督の「過去のない男」にインスパイアされて生まれた、もうひとつの物語。 100%ORANGE のイラストが可愛い♡
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「過去のない男」という映画の感想文という事で書かれた本。とあるカフェで見つけたので読んでみました。映画は観たことがありませんが、言葉の通じないどこかも分からない国で、お金もないのに人の優しさや明るさに助けられながら日々を過ごしていくわたし。どこで生まれ、何をしていたのかも、名前も...
「過去のない男」という映画の感想文という事で書かれた本。とあるカフェで見つけたので読んでみました。映画は観たことがありませんが、言葉の通じないどこかも分からない国で、お金もないのに人の優しさや明るさに助けられながら日々を過ごしていくわたし。どこで生まれ、何をしていたのかも、名前も分からないのに、消費者金融のATMの名前はすぐわかる。暖かな家族との夕食の席で、ぽろぽろと泣く描写は、短い短いストーリーなのになぜか心を打ちました。お金も無いわたしに食事を提供し「またおいで、またな!」と声をかける…暖かいです♪
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読み終えて、いきなりおわってしまうので、一体何なのかと思いましたが、映画の感想、オマージュだったと言われ、はっとしました。ただ、映画を知らなかったので、何とも言えなかった。 挿絵がとてもかわいかった。
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≪県立図書館≫ 銀の鍵。 そおっと閉じ込めて 忘れておこう。 瓶は、きっと、からっぽにする必要があったんだね。
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ふわふわ浮いてる感じの本。悪くはないが、映画を見ていないせいかただゆらゆらして終わったので、消化不良。 1番の結論として、売れてる人ってこんな力30%!みたいな本でも出せてしまうのね、いい身分だなぁって感じ。挿画100%オレンジだし。ずるい。
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恥ずかしながら、初めて角田さんの作品を読みました。 短編というのか、映画へのオマージュ。 鍵はあるのに帰る場所、名前、背景を忘れた女性のお話。 エンディングにいろいろと意見があるようですが、あの余韻好きです。 もっと角田さんの作品読んでみたいな。
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