風の大陸(第24部) の商品レビュー
十候による裁判により…
十候による裁判により、火刑に処されるカリスウェン。執行の当日、ティーエやヴァユラの人たち、カリスウェンを慕う軍や国中の人々、実の親の皇帝もが、カリスウェンを助けるために密かに動きだす。その方法とは!?かなりドキドキする今回のストーリーは、<太陽帝国編>完結です!
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処刑迫るカリスウェン…
処刑迫るカリスウェンの命を救うため、動き始める彼ら。しかし、そこで突如、暗殺が起こる!?太陽帝国編完結の第24弾!
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やっと物語が大きく動き始めました。 ここ数巻はカリスウェンが物語の中心でティーエの描写はチョビっとなのを考えると、著者はカリスウェンをことのほか可愛がっているんだなぁと感じます。 そして、ラクシは相変わらず自己中です。
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りんの家では、「ぷぅのたいりく」と呼ばれ、親しまれてる「風の大陸」です。 実は、わたしは「太陽帝国編」に入るまで、主人子のティーエのことが、全然、好きではなかったです。 なんか、ロボットみたいな人間だなぁと思っていました。 「顔がいいやつは正義だ」というのが、この世界の掟なん...
りんの家では、「ぷぅのたいりく」と呼ばれ、親しまれてる「風の大陸」です。 実は、わたしは「太陽帝国編」に入るまで、主人子のティーエのことが、全然、好きではなかったです。 なんか、ロボットみたいな人間だなぁと思っていました。 「顔がいいやつは正義だ」というのが、この世界の掟なんですが(笑・マレシアーナだけが例外かな)、その中でも、特に美しいとされているこの人なのですが、ずうっと、 「それだけかい」 というのがあったんですね。 イルアデルとか、マレシアーナとか、ラクシとかは、それなにり人間らしいところがあって好きなんですが、この人とボイスだけは、とても人間とは思えない。 ボイスは、外伝で彼女が出てきたとき、ちょっと人間らしくなったと思いました。*1 ティーエは、この「太陽帝国編」で、すごい弱かったりする一面を見せてくれたので、この「太陽帝国編」は、とっても面白かったです。 でも、カリスウェンとかは、あんまり好きではないなぁ。 今まで、陰謀のなかを無事にわたってきた人が、「汚れ無き」って本当かなぁと思ってします。 オーラの美しさという、その人の清らかさの絶対的な基準が物語のなかにあって、 「見える人、わかる人にはわかるのよ」 と言うところが、この小説のネックかなぁ。 「すまん。オレには見えん」 みたいな。 それを考えると、グイン・サーがのナリスなんかは、評価する人もいて、大嫌いと嫌う人もいて、バランスの取れた人だったなぁと。 わたしは、ナリスは、やっぱり腹黒いことを考えていたと思っていますが(笑)。みんなの人生狂わせてるのあの人だし。 ただ単に、美形な完璧な男が嫌いですか? そうかもしれない。 そして、女の子キャラには甘い。 男はみんなそうなのさ(多分)
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