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あやし の商品レビュー

3.8

200件のお客様レビュー

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    36

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2009/10/04

怖くて怪しい雰囲気の短篇集。派手な驚きはないけれど、ぞくぞくする恐ろしさ。「梅の雨降る」は、女性の哀しさの描かれ方が見事。

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2009/10/04

怖い中にもなんか暖かい感じがするホラーの短編集。これに収録されてる「布団部屋」という話は宮部作品の中でもかなり好きなお話。

Posted byブクログ

2009/10/04

2006/06/11 再読。 末尾の「蜆塚」で、老人の体験談として語られる挿話のおかげで、本当にある伝承かもしれないと調べようとしてしまった。

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2009/10/07

時代小説短篇集。怪談っぽい話です。全部で9作品ありました。どれも面白かったです。堪能できました。『安達家の鬼』『時雨鬼』がお気に入りです。

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2009/10/04

初めての宮部みゆき。読み終わったあと思い出して背筋が寒くなる類の怖さ・・・。本当に怖かったり哀しかったり優しかったり切なかったり。「安達家の鬼」が一番好きでした。

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2009/10/04

深川永代寺門前東町にある酒屋・兼子屋は、主が短命なことと奉公人への躾が厳しいことで有名。 そんな兼子屋で、奉公五年目を迎えたおさとが急死。代わっておさとの妹・お光が奉公にあがることとなる。ある夜、お光は女中頭に布団部屋に呼び出され、そこで一晩過ごすことになる。その晩、お光が見たも...

深川永代寺門前東町にある酒屋・兼子屋は、主が短命なことと奉公人への躾が厳しいことで有名。 そんな兼子屋で、奉公五年目を迎えたおさとが急死。代わっておさとの妹・お光が奉公にあがることとなる。ある夜、お光は女中頭に布団部屋に呼び出され、そこで一晩過ごすことになる。その晩、お光が見たものは、夢か現か幻か・・・? ――― 「布団部屋」他全9作の短編集。 再読です。やっぱりいいですね、宮部先生の江戸ものは。情緒たっぷりです。 もともと文体が非常に柔らかいんですが、それが江戸情緒を一層豊かにしている感じがします。 そしてホラーというだけあって、中には読後じんわりと暖かくなるお話も混じっているのですが、全体として薄ら寒い感じがします。読後、やっぱり世の中で一番恐ろしいのは人間なんじゃないだろうか・・・? と思わされる1冊です。

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2010/02/06

ホラーに分類される本だと思いますが、背筋が寒くなる話ばかりではなく、思わずホロリと涙してしまう話、何とも言えぬ物悲しさが漂う話などもあります。 ホラーが苦手という方にもオススメ出来る作品ですが、想像し過ぎるとちょっと怖いかもしれません。 この中では「時雨鬼」が一番、印象に残っ...

ホラーに分類される本だと思いますが、背筋が寒くなる話ばかりではなく、思わずホロリと涙してしまう話、何とも言えぬ物悲しさが漂う話などもあります。 ホラーが苦手という方にもオススメ出来る作品ですが、想像し過ぎるとちょっと怖いかもしれません。 この中では「時雨鬼」が一番、印象に残っています。

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2009/10/04

怪奇小説であり人情時代モノ小説でもあり。この世のものではないものは怖いけど、結局、霊も人の心が生み出すもので、怖いのは人間なんだよってことなんだろうな。時代劇物だけど「ぼんくら」系列ではなく「霊験お初捕物控」系列。/「安達家の鬼」や「女の首」「布団部屋」は人情物寄りで恐々しつつ心...

怪奇小説であり人情時代モノ小説でもあり。この世のものではないものは怖いけど、結局、霊も人の心が生み出すもので、怖いのは人間なんだよってことなんだろうな。時代劇物だけど「ぼんくら」系列ではなく「霊験お初捕物控」系列。/「安達家の鬼」や「女の首」「布団部屋」は人情物寄りで恐々しつつ心が温まるし、「灰神楽」や「影牢」はヒィ!なる。/短編集でそれぞれのお話に繋がりはなく、この作者なのでミステリーかと思って読み進めたけど、ほんとに怪談ものだった・・・・百物語りを目の前で読み進められながらロウソクを一本、また一本を消していく、そんな背筋がゾワっとする、ひんやりとした和風の怖さがありました。

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2009/10/04

江戸の奇談小説集。どの作品も、人間の醜い部分が「あやし」となって出ています。「影牢」はほんと怖かったです。

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2009/10/04

微妙に怖い。ミステリーというよりは、ホラーに近い感じの本でした・・。謎、とかあんまりなかったし。ちょっと残念。

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