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あやし の商品レビュー

3.8

199件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    87

  3. 3つ

    61

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2009/10/04

宮部みゆきらしい、といえるであろう、江戸時代小説の怪奇短編集。 時代物の情緒あふれる文体でありながら、話の流れはいつの間にやら恐ろしい方向へ。。。 という物の連続。 短編なので、簡単に読めるだろう、と思っていたけれど、一つ一つの話が割と深いところにオチがあり、 じっくり考えな...

宮部みゆきらしい、といえるであろう、江戸時代小説の怪奇短編集。 時代物の情緒あふれる文体でありながら、話の流れはいつの間にやら恐ろしい方向へ。。。 という物の連続。 短編なので、簡単に読めるだろう、と思っていたけれど、一つ一つの話が割と深いところにオチがあり、 じっくり考えながら読まなければいけなかったので、読み終わって少し疲れた。 でも、面白い。

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2012/05/13

昔話で人の悪しき行いを〜こういうことをしてはいけないんだよ〜諭すために使われるような怪談話を思い出しました。 9編の短編集からなっています。ぞくっとさせながらも、人の心の寂しさを描いています。時代物はいいですね。さくっと素直に心に入っていきます。 中でも「安達家の鬼」がよかったで...

昔話で人の悪しき行いを〜こういうことをしてはいけないんだよ〜諭すために使われるような怪談話を思い出しました。 9編の短編集からなっています。ぞくっとさせながらも、人の心の寂しさを描いています。時代物はいいですね。さくっと素直に心に入っていきます。 中でも「安達家の鬼」がよかったです。

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2011/08/06

時代小説を読むのは3冊目かな?安定したおもしろさ。今回は謎を完全に解くものは少なく、そこに怖さをちょっと残したような作品が多かったかな。「座敷牢」「鬼」といったキーワード?が何作品かまたがってでており、時代背景を感じさせながらよりぞぞっとさせる怖さを引き立てているような気がします...

時代小説を読むのは3冊目かな?安定したおもしろさ。今回は謎を完全に解くものは少なく、そこに怖さをちょっと残したような作品が多かったかな。「座敷牢」「鬼」といったキーワード?が何作品かまたがってでており、時代背景を感じさせながらよりぞぞっとさせる怖さを引き立てているような気がします。

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2009/10/04

一年前に買ったのに、何故か今日まで読まずにいた本。今日一気に読了しました。やっぱ宮部さん好きだなぁ!ほんと天才だ!!話に惹き込ませる力がピカイチ!

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2009/10/07

2008年2月20日 読み終えました(・ω・) 十四歳の銀次は木綿問屋の「大黒屋」に奉公にあがることになる。やがて店の跡取り藤一郎に縁談が起こり、話は順調にまとまりそうになるのだが、なんと女中のおはるのお腹に藤一郎との子供がいることが判明する。おはるは、二度と藤一郎に近付かない...

2008年2月20日 読み終えました(・ω・) 十四歳の銀次は木綿問屋の「大黒屋」に奉公にあがることになる。やがて店の跡取り藤一郎に縁談が起こり、話は順調にまとまりそうになるのだが、なんと女中のおはるのお腹に藤一郎との子供がいることが判明する。おはるは、二度と藤一郎に近付かないようにと店を出されることに・・しばらくして、銀次は藤一郎から遣いを頼まれるのだが、おはるがいるはずの家で銀次が見たものは・・。今夜の晩の本当に恐い江戸ふしぎ噺・九編。 少し不気味でした(´Д`;)でも終わり方がどの作品も良かったと思います。最期には心暖まる感じで・・しかし続きが気になる感じではないので、読むのに時間がかかってしまいました・・全部似通ったような話だったような気もします。昔の人って若い頃から苦労してたんだなぁ。

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2011/07/25

じわじわとくる怖さ。読んでる時はそうでもないのに、暗闇の先にあるものを想像させられて、奥から何か出てくのではないかと思ってしまう。特に今回実家への帰省中の暇つぶしで読んだので、築200年はある実家の階段を上るのが怖くなってしまった(笑)しかも、電気壊れて点かないし!

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2009/10/09

ドラマ化してもらいたい短編が収録されています。 日本独特の ひやり とする感覚。 でもホラーっていうほどのカテゴライズになるのでしょうか? かなり読みやすく、すんなりと読めました。

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2012/08/29

なんてことか宮部さんの作品は初読で、どんな風かわからないままページ捲って打ちのめされた。怖い。夜にトイレ行けない!っていうのじゃなくて、布団の中でじわじわ思い出してぞっとする感じ。人間の浅ましさをこういう目線で明確に的確に捉えていくのは、宮部さんの才能だろう。

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2009/10/04

むかしむかしの日本。それを現代人に、じわりじわりと浸透させるものだと思います。人の想いが、良くも悪くも、人を人じゃなくさせていく。「それ」に相対する人の心情は当然ながら、「それ」になってしまったモノの心情まで、切なくなるほど練りこまれています。誰かに対して、負の感情を持つのは、た...

むかしむかしの日本。それを現代人に、じわりじわりと浸透させるものだと思います。人の想いが、良くも悪くも、人を人じゃなくさせていく。「それ」に相対する人の心情は当然ながら、「それ」になってしまったモノの心情まで、切なくなるほど練りこまれています。誰かに対して、負の感情を持つのは、たとえそれが、態度に表すでもなく、口にすることはなくても、決していいことじゃない。だけどそれを悲観するよりも、受け入れて、そんな自分を変えていけばいいよ、そう言われた気がした。

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2009/10/04

 宮部みゆきの時代劇短編集です。時代劇でオカルト、という短編が並んでいます。  いや、これ面白いわ。

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