たのしい・わるくち の商品レビュー
タイトル通り「たのし…
タイトル通り「たのしい♪わるくち」という感じのコミカルなエッセイ!「あいつの悪口言って超毒吐きてえッ」というボクも、「ちょっと面と向かっては言いづらいわよね、オホホ」というアナタもウサ晴らししてね♪
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負け犬の遠吠え、で有…
負け犬の遠吠え、で有名な酒井さんの一冊。わるくち、というとどうしても「良いもの」ではない。確かにそうだと分かっていながらついつい口に出してしまう。そんなわるくちの単語をなぜ発するのか? その疑問に答えてくれる。題名にひいてしまう人もいるかも。しかし、そこに人間の本質が書かれている...
負け犬の遠吠え、で有名な酒井さんの一冊。わるくち、というとどうしても「良いもの」ではない。確かにそうだと分かっていながらついつい口に出してしまう。そんなわるくちの単語をなぜ発するのか? その疑問に答えてくれる。題名にひいてしまう人もいるかも。しかし、そこに人間の本質が書かれているようにしか僕には思えなかった。男女関係なく(いや少しは関係あるかも)、読んで欲しいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何の役にも立たないけれど、面白く笑ってしまう。 出版されたのが最近の本ではなく、結構前の本なので「トウが立つ」などは初耳で馴染みがなく、理解し難い部分でありました。 「褒められた経験の少ない人ほど自慢をしたがる」 「本当に『持てる者』は自慢をしない。自慢をするのは『持たざる者』である」 というところを読んでからは他人のマウントや匂わせが以前より楽に受け流せるようになった気がします。笑 結構偏った本なのかなと思いますが私は面白いと思いました、好きです。
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一度は言った思ったことがある「わるくち」を分析しているこの本、わかる!と頷きながら読んでしまった。 特に優柔不断のところは自分が思っていたことがそのまま書いてあってびっくり! 人の悪口を言う時嫉妬をする時の心理がわかって面白かった。
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面白い。 美人の悪口とか。わかるわかる。笑!!モテナイ女の美人悪口!!!笑!!!いるいる!!!笑!!!!!っていう、女子あるある多数!!! しかも、思ってた?やっぱ?みたいなこともあって、まさか他人には言えないけど、やっぱ思う?よね?みたいな、自分の腹黒さをひた隠しにして生き...
面白い。 美人の悪口とか。わかるわかる。笑!!モテナイ女の美人悪口!!!笑!!!いるいる!!!笑!!!!!っていう、女子あるある多数!!! しかも、思ってた?やっぱ?みたいなこともあって、まさか他人には言えないけど、やっぱ思う?よね?みたいな、自分の腹黒さをひた隠しにして生きているものの、心の内を密かに暴いたそんな一冊です!!! とにかく、切る!!!!! 悪口での切る口。サイコーっす!こんな本あってしかるべきものと、と思える一冊!!!!!
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よく書く文句だけど、この作家は「真面目」なのだろう。「わるくち」という切り口でエッセイを書くことによってどうしても気になるのが、具体的な個人を出しにくいというところ。実際に内容の大部分が一般論であり、後半乗ってきたと思ったら、引き合いに出すのが芸能人、最終的に攻撃するのは自分自身...
よく書く文句だけど、この作家は「真面目」なのだろう。「わるくち」という切り口でエッセイを書くことによってどうしても気になるのが、具体的な個人を出しにくいというところ。実際に内容の大部分が一般論であり、後半乗ってきたと思ったら、引き合いに出すのが芸能人、最終的に攻撃するのは自分自身という展開となる。 女性のエッセイで姫野カオルコにしろ、檀ふみにしろ、阿川佐和子にしろ、具体的な人物であったり内輪の人間であったり同級生であったり父親であったりを、名前を上げるかどうかは別として、ネタにして攻撃してフォローする、という周囲5mの話が多いところ、酒井順子は「AさんがBさんに言った」と記号で一般化して語ろうとするのである。これはある意味不利な話だし、実際に「内容が薄いな」と思わされた部分が多かった。 それでも中庸ではあるが星3つをつけるのは、女性作家には珍しく、かっちりした言葉選びと展開に、「女性作家離れした」と言えるくらいのイキオイがあるからであります。 もっと簡単に言うと、ワタシ自身の書く文章と非常に似ていたのでした。彼女の小説も読んでみたいと思いますね。
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わるくちを本にしちゃうってスゴイな(笑) 面白く読めますが、ただ人は日々の生活の中で他の人の言動の意味を一々考えているのでしょうか?(苦笑) 酒井さんの本はすごく楽しいのですが、何故か読むのに時間がかかります。 何でだろ??
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自分を同時にけなすことによって、読者の反感を買わないようにしつつ、悪口が沢山書いてある。 自分のなんとなーく、な感情が、細かく鮮明な描写されて、私って実はこんなに悪いことを考えていたのか…と冷汗ものである。 巻末の対談で、一茂が、女性の観察力ってすごいですね。と言っているが、す...
自分を同時にけなすことによって、読者の反感を買わないようにしつつ、悪口が沢山書いてある。 自分のなんとなーく、な感情が、細かく鮮明な描写されて、私って実はこんなに悪いことを考えていたのか…と冷汗ものである。 巻末の対談で、一茂が、女性の観察力ってすごいですね。と言っているが、すごいのは女性ではなくて酒井順子である。 なぜ女性で一括りにしてしまうのか。普通の女性はこんなこと考えてない。 酒井さんは一茂にイラっとしなかっただろうか。 不潔 の項で、酒井さんは鼻をかんだティッシュを放置して乾いたらまた使う と暴露していたのには驚いた。 ここまで自分を落とさなくても…笑 あと、O型の男性はおっとりしている、とか出てきたのにも驚いた。酒井さんは血液型占いなんて信じていないと思っていたので。読者に迎合しただけなのだろうか。 後半はネタ切れな感じがした。ただのエッセイみたいになっていた気がする。
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ヒヒヒと心の中で笑いながら読みました。 本編とは関係ありませんが、巻末の著者と長嶋一茂の対談を読むと、「一茂って、意外と器大きい人なんだなぁ。」とウッカリ感心してしまいます。
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帯の通り・・「性格が悪いのは私だけじゃないんだ!」なんて、ちょっと胸を撫で下ろせました。 他人に対して思う処は色々在る訳で・・。 でも、この本の“わるくち”は至極もっとも。時には「はっ・・!この“わるくち”の対象って・・、もしかして私かも~;」なんて青ざめてみたりしちゃいます。 ...
帯の通り・・「性格が悪いのは私だけじゃないんだ!」なんて、ちょっと胸を撫で下ろせました。 他人に対して思う処は色々在る訳で・・。 でも、この本の“わるくち”は至極もっとも。時には「はっ・・!この“わるくち”の対象って・・、もしかして私かも~;」なんて青ざめてみたりしちゃいます。 “わるくち”もたまには、我が身を省みる材料として嗜んでみるのも、良いのではないでしょうか。
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