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機関投資家の発展とコーポレート・ガバナンス の商品レビュー

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2017/08/04
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アメリカにおいて投資が盛んになった経緯を史的展開を追うことで見ることができる。そもそも投資信託業務は保険業界から生まれ、そこから投資家は機関化していく。ウォールストリートルールとして、企業の経営方法に難があると感じた投資家は自身の所有する株を売って株主の地位を譲渡する。しかし、機関化をしていくと投資の規模も大きくなる。そこでこのルールに反し投資家が経営に介入するようになっていく。結果企業はコーポレートガバナンスを求められるようになったという流れである。日本にも及ぶこの流れの始まりを少し知ることができたが、如何せんアメリカの経済に関する知識がない故具体的な理解までは至らなかった。

Posted byブクログ