わたしのグランパ の商品レビュー

筒井康隆(著者)

2012/04/10

最後の展開がちょっと早いなぁと思ったけど、すごく読みやすかった。
ムショ帰りのおじいちゃんの話って、どうなんやろと思ったけど、そんなに重い話には思えへんだ。
ただ、なんでおじいちゃんが捕まったんか詳しく分からんだからそこがなーって感じ。

2012/02/05

なんとなくタイトルで購入。一気に読んで「こんなに面白い物語を書いたのはどなたであろうか？」と著者を見たら筒井康隆さん。
さすがです。貴方は天才です。こんなに楽しい物もお書きだったのですね。感服致しました。

2010/11/11

中学生の珠子の前に，ある日突然会ったこともないグランパ(祖父)が現れる。刑務所帰りにも関わらず，持ち前の男気と正義感で近所の人にも慕われる謙三は，珠子や家族の抱える問題を乱暴ながらも解決していく。だんだんと心を通わせていく珠子と謙三，少女と祖父の世代を超えた心の交流を描く物語です。

2010/05/02

とにかく謙三グランパがかっこいい。「いっぽん筋が通っている生き方」にどっぷりと楽しめた。孫娘の珠子とグランパの関係も超然としていて読んでいて気持ちがよかった。
映画化されているので、そちらも見てみたいと思わされた。

2010/07/17

主人公の少女と務所帰りの祖父の物語。
祖父は人殺しだけど、人間的には魅力的という設定。
随所に、筒井氏らしいエロさがある。

物凄く読みやすいので、スカッと読める。
しかも、短い。

パプリカを見たので、何と無く手に取ってみたのがコレ。
何か、通じるものはあった気がする。

エンディングは、結構あっさり目。
取って付けた様な最後。

2009/10/04

少々、中途半端な感じを与える、自分にとっての初筒井康隆作品。
おじいちゃんと孫、の設定に大変弱いのですが、それにしてもこういう突拍子のないおじいちゃんというのは、もうちょっと魅力的に描けてもいいなじゃないかと、大作家なのだから、と素人ながら注文をつけてしまいたくなる感じでした。でも、中学生向き、とかなんだろうな。それにしても。

2009/10/04

こういうおじいちゃんものには弱いんだよなぁ…。予想の通りの展開だったけれど、やっぱりちょっとウルッときた。こんなおじいちゃんいたら相当心強いなぁ。グランパはただ強いだけじゃなくて、とても心優しい人なんだとおもった。

2009/10/07

刑務所からお祖父さんがやって来た！　中学生の孫娘と侠気溢れる男が繰り広げる大活劇。満を持して挑んだシリアス・ジュブナイル

2009/10/04

ごちゃっとしてて毒気の多いエネルギー満載の文体は影を潜めて(もちろん筒井節も所々で感じられるけど)、淡々と素朴に、孫とグランパの交流を描いている。主軸から逸れない短いお話だけど読み進める毎に感情移入してしまって、無性に家族に会いたくなりました。

2009/10/04

刑務所から出所したおじいさんと孫の交流を描いた作品。
このじいさんが型破りでけっこう面白かったです。
基本的にこういう世界の話、好きみたいです（笑）