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りかさん の商品レビュー

4.1

40件のお客様レビュー

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    14

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2013/05/17

私は人形が苦手です。 ぬいぐるみはまだマシですが。 そこに「居る」という気配がするのが怖いんですね。 人形には魂が宿るという話は洋の東西を問わず多いのではないでしょうか。この物語も日本人形のりかさんやお雛様たちが魂を持ち、その思いに主人公の女の子が巻き込まれる、というものです。...

私は人形が苦手です。 ぬいぐるみはまだマシですが。 そこに「居る」という気配がするのが怖いんですね。 人形には魂が宿るという話は洋の東西を問わず多いのではないでしょうか。この物語も日本人形のりかさんやお雛様たちが魂を持ち、その思いに主人公の女の子が巻き込まれる、というものです。 しかし、こうした人形ものにありがちなおどろおどろしさというのは比較的薄く、読みやすかったです。

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2013/05/15

思わずほったらかしてあった人形の髪の毛を梳かしてしまいました(笑)。世界のすべてに命があるように感じる子どもの頃。その感じを残したまま大人になる人もいるのですね。後篇、人形が語る秘密の話に涙が止まりませんでした。平和の大切さってわかる人とわからない人がいるのでしょうか。平和を大切...

思わずほったらかしてあった人形の髪の毛を梳かしてしまいました(笑)。世界のすべてに命があるように感じる子どもの頃。その感じを残したまま大人になる人もいるのですね。後篇、人形が語る秘密の話に涙が止まりませんでした。平和の大切さってわかる人とわからない人がいるのでしょうか。平和を大切に思う人の小さな声が世の中を変えるといいのに。

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2013/03/11

近所の博物館で催されていた「ひいな展」に寄せてもらった。 その時の 御殿飾りの雛、享保雛、立ち雛… を 解説付きで見させてもらった その時の 解説をしてくださった方が 「これらのお雛様を飾るとき、その雛人形たちがいっぱい話しかけてくださるのです」 というお話しを聞いた その話し...

近所の博物館で催されていた「ひいな展」に寄せてもらった。 その時の 御殿飾りの雛、享保雛、立ち雛… を 解説付きで見させてもらった その時の 解説をしてくださった方が 「これらのお雛様を飾るとき、その雛人形たちがいっぱい話しかけてくださるのです」 というお話しを聞いた その話しを行きつけの図書館の司書さんにお話ししたところ ぜひ この 一冊を と 手渡された ファンタジーは事実をなぞる 出逢て良かった 一冊です

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2012/10/01

皆が持っているリカちゃん人形が欲しかったのに…おばあちゃんにほしいものを聞かれて答えたら、おばあちゃんは自分が大事にしているりかさんを欲しがっていると勘違い。でも、人形の気持ちがわかることで、ようこはりかさんと強くつながっていく。人形が愛されるために存在することを考えさせられる本...

皆が持っているリカちゃん人形が欲しかったのに…おばあちゃんにほしいものを聞かれて答えたら、おばあちゃんは自分が大事にしているりかさんを欲しがっていると勘違い。でも、人形の気持ちがわかることで、ようこはりかさんと強くつながっていく。人形が愛されるために存在することを考えさせられる本だった。

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2012/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

児童書なので、1時間くらいで読める短さ。でももっとたくさんのりかさんの話を読んでみたかったなあ。 この人の本をたくさん読んでるわけじゃないけど、なんかふわふわしてとらえどころがないっていうか、なんかちょっと現実から不思議にブレてるイメージがあった。すごくオリジナルな世界なので、没頭するというよりは鑑賞する感じ。 でもこれは今まで読んだこの人の本より、作品の世界との距離が近かったような気がする。すんなり入り込めた。 りかさんがすごく素敵だし、人形たちの存在感がすごい。不気味だけど、ユニークで愛らしくもあり。 アビゲイルの話は泣いてしまった。 「人形たちは可愛がられることが使命なの」っていう言葉にうるる。こどもたちもそのためにうまれてくるのだ。

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2011/08/25

このお話の主人公ようこが、「からくりからくさ」の蓉子になるんでしょうね。人形というものに対する様々な思いは、人形そのものに吸収されて、持ち主が消えたり変わったりしても残ってしまうんだろうな。愛は愛になって、憎しみは憎しみになって返ってくる。それは相手が人形でなくても、同じなのかも...

このお話の主人公ようこが、「からくりからくさ」の蓉子になるんでしょうね。人形というものに対する様々な思いは、人形そのものに吸収されて、持ち主が消えたり変わったりしても残ってしまうんだろうな。愛は愛になって、憎しみは憎しみになって返ってくる。それは相手が人形でなくても、同じなのかもしれません。

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2011/06/07

蓉子と「りかさん」との出会いと不思議な物語。再読。 「からくりからくさ」を先に読んでいたら、いろんな伏線がちりばめられているのがわかり、こうきたか!と驚いた。

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2011/03/07

ここにレビューを書きました。 http://blog.goo.ne.jp/luar_28/e/d20f30cbade24766d9401b15cef64113

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2011/02/28

わたしが初めて読んだ梨木作品で、彼女の文章に魅了されるきっかけとなった作品。 ようこと「いいお人形」りかさんとの小さな冒険のお話。 ー「いいお人形は、吸い取り紙のように感情の濁りの部分だけ吸いとっていく」ー 「お人形」の少し怖くて妖しい、でもどうしようもなく魅力的な世界にわくわ...

わたしが初めて読んだ梨木作品で、彼女の文章に魅了されるきっかけとなった作品。 ようこと「いいお人形」りかさんとの小さな冒険のお話。 ー「いいお人形は、吸い取り紙のように感情の濁りの部分だけ吸いとっていく」ー 「お人形」の少し怖くて妖しい、でもどうしようもなく魅力的な世界にわくわくさせられた。いわゆる児童書だけど、読み込ませる魅力の詰まった本なので是非手に取ってみてください。

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2011/01/17

リカちゃん人形がほしかった女の子におばあちゃんがくれたのは りかさんという日本人形で 世話をするうちに人形の声がきこえたり 幽霊が見えたりするようになる アビゲイルの話は泣ける‥

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