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奪取(下) の商品レビュー

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109件のお客様レビュー

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タイトルの奪取の意味…

タイトルの奪取の意味が最後の最後で分かる。超どんでん返しの結末がなんともスマートで素晴しい。時間を忘れて読んだ。

文庫OFF

下巻は上を読み終わっ…

下巻は上を読み終わってすぐ買いに行きました。ほんとにどきどきはらはらで、あっという間に読み終えちゃいます。謎はどんどん解き明かされていきます。ぜひ上巻とともに読んでみてください。

文庫OFF

上下巻の厚い作品を一…

上下巻の厚い作品を一気に読み終えた。それほど休む暇を与えないすごい作品。読まなきゃダメ。

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真保氏の作品で一番好…

真保氏の作品で一番好きです。最近偽札事件が多発しているが、この作品を読んだ人は「奪取を読んでから偽札つくったらいいのに・・・」と思うにちがいない!!この作品は絶対にオススメです!!!!

文庫OFF

真保裕一さんの作品で…

真保裕一さんの作品で一番のお気に入り。上巻にくらべ、専門的知識がたくさん出てきて少し辛いが、ストーリーは全体を通して非常に面白く全く飽きなかった。

文庫OFF

真保裕一さんの作品の…

真保裕一さんの作品の中で一番好きなお話しです!偽札づくりの本で、上・下と続くし一冊一冊が厚めなのですが、目を離せないような楽しい話なので全く苦になりませんでした。ドキドキするような展開が続いて、ラストもよかったです。

文庫OFF

下巻に入ってさらにス…

下巻に入ってさらにスピードアップして読破した。主人公たちの偽札作りへの執念と二転三転の展開、そして紙幣の印刷に関する専門的かつマニアックともいえる詳述。インパクトも特大の作品でした。

文庫OFF

上下巻全千ページ近い…

上下巻全千ページ近い長編ですが、テンポの良いストーリーにつられてあれよあれよと言う間に読み終えてしまいました。面白かった!

文庫OFF

2026/04/21

偽札作りをテーマにした長編クライムサスペンス。 物語が進行するパートは軽快なテンポとアクションで描かれており飽きることなく読み進められる。主人公・道郎を始めとするキャラクター達もとても愛らしく、同じ信念を共有する仲間達の絆に心が動かされる。私利私欲のための犯罪行為ではなく、あく...

偽札作りをテーマにした長編クライムサスペンス。 物語が進行するパートは軽快なテンポとアクションで描かれており飽きることなく読み進められる。主人公・道郎を始めとするキャラクター達もとても愛らしく、同じ信念を共有する仲間達の絆に心が動かされる。私利私欲のための犯罪行為ではなく、あくまで復讐の方法として偽札を使う、という点も主人公達を不快感なく応援できる要素。 一方で偽札制作のパートは驚くほど細部にこだわっており、専門用語のオンパレード。(これ理解して読めた人いるのか・・・?)旧紙幣ならこの本を教科書に偽札が作れてしまう気がする。 だが決して「無駄に細かい」わけではなく、制作の過程と物語はうまく繋がっている。むしろこのディテールでないと主人公達の苦労と達成感に共感できなかっただろう。 おもしろかった。主人公達に幸せになってほしい。そう思える作品でした。

Posted byブクログ

2026/03/22

上巻で作られた偽札は、両替機のセンサーさえ欺ければよいというレベルのものだった。ゆえに制作も、パソコンと市販のスキャナー、プリンターで事足りていた。 しかし下巻に入ると、その様相は一変する。 目指されるのは、機械ではなく「人間」をも騙す紙幣――視覚や触感すらも欺く、本格的な偽札...

上巻で作られた偽札は、両替機のセンサーさえ欺ければよいというレベルのものだった。ゆえに制作も、パソコンと市販のスキャナー、プリンターで事足りていた。 しかし下巻に入ると、その様相は一変する。 目指されるのは、機械ではなく「人間」をも騙す紙幣――視覚や触感すらも欺く、本格的な偽札である。 精度は極限へと高まり、執念はほとんど狂気の域に達する。もはや単なる犯罪ではなく、技術と美意識の歪んだ結晶のようですらある。 著者である真保裕一が描くのは、「どこまで本物に近づけるか」という終わりのない問いであり、それは同時に、人間の欲望そのものの深さでもある。 ところが、ここでひとつの気づきがある。 上巻では本作をピカレスク小説だと思っていた。しかし読了してみると、そこには明確な「勧善懲悪」の構図が用意されていた。 この結末をどう受け取るか。 痛快な反逆譚としての余韻を期待する読者にとっては、やや肩透かしに感じられるかもしれない。逆に、物語としての収まりを重視するならば、納得のいく帰結とも言えるだろう。 いずれにせよ、本作の魅力は、偽札作りという異様な題材を通して、人間の執念と創造性の危うさを描き切った点にある。 読後には、紙幣という日常的な存在が、どこか不気味なものに見えてくる。

Posted byブクログ