よもつひらさか の商品レビュー
最後の短編の「よもつひらさか」が良いと聞いたので読んでみた。一番好きな話はそれになった。 世にも奇妙な物語に近い雰囲気かな。人怖だけど話によって差がある気がする。登場する男が大体クズだったな… 色んな意味で印象が強かったのは「ハーフアンドハーフ」だった。想像できるオチだしあの人が...
最後の短編の「よもつひらさか」が良いと聞いたので読んでみた。一番好きな話はそれになった。 世にも奇妙な物語に近い雰囲気かな。人怖だけど話によって差がある気がする。登場する男が大体クズだったな… 色んな意味で印象が強かったのは「ハーフアンドハーフ」だった。想像できるオチだしあの人が何故「半分」に異常にこだわっているのかをもっと知りたかった。 「よもつひらさか」は神話好きなら知ってる話ではあるけど、この手の人怖もしくはホラーでいつも思うが関係ない人を巻き込むなよ!俺(登場人物)が何したっていうんだ… 作者の方がもう亡くなられていると知って残念に思う。こういうゾクっとする新しい話を読んでみたかった。
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6年の間に書かれた短編集ということで、いろんなバージョンのホラー。 ホラーといっても、かなり読みやすかった。 イヤミスに近いが、なるほどね〜と思ってしまうので、引きずるほどの嫌さはなかった。
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2022.06.12 期待して読んだけど、令和に読むにはすこし時代遅れな描写が多くて途中で飽きてしまった。 もっとホラーを期待してたけどホラーというよりイヤミスとどんでん返し系の話が多かった。 一昔前によく読んだ女流作家の作風、という感じでやや期待ハズレ。 表題の「よもつひらさ...
2022.06.12 期待して読んだけど、令和に読むにはすこし時代遅れな描写が多くて途中で飽きてしまった。 もっとホラーを期待してたけどホラーというよりイヤミスとどんでん返し系の話が多かった。 一昔前によく読んだ女流作家の作風、という感じでやや期待ハズレ。 表題の「よもつひらさか」が一番好きだったかも。
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不思議な話や不穏な話の短編集 いろんな想像を掻き立てられました ・時を重ねて が良かった うわ〜ってなったのが ・ハーフアンドハーフ ・穴二つ ・生まれ変わり ・茉莉花 は主人公が嫌いだったんですけどよく考えたらこの人も父の被害者ですよね
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『古事記』に出てくる坂と同名の坂。そこには不気味な言い伝えが…表題作。公園で発見された男の死体の太腿には別れた夫と同じ火傷の跡が…「見知らぬあなた」等、死者と語り異界を覗くホラー傑作集
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短編集。 いくつか読み進めるうちに結末がよめるようになってくる。 ホラーとして手に取ったけど、どちらかというと「世にも奇妙な物語」といった読後感。 表題の「よもつひらさか」が趣があって良い。「家に着くまで」も好き。
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どの話も怖くて良かったけど「双頭の影」だけは読みにくくて苦痛だった。この作者にしては珍しいな、と思いました。 「穴二つ」が特によかった。パソコン通信の世代ではないけど、なぜか懐かしさも感じてしまう。
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- ネタバレ
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なんかくせになる感じの後味悪さだった。なので短編なんだけど、どんどん読みすすめてしまった。純粋に面白かった。またこの人の本を読もうと思う。そしてこの方、都留文科大学出身なんですね。ますます好きになりました。
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どの話も楽しかった。 長さもちょうどいいので、スラスラ読める。 ほとんどの話のオチは予測通りだった。
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昔よく読んでた作家。久々に読見返した短編集は90年代の話だから出てくるものが古い。ただ、それはそれで味わいがある感じで面白かった。
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