日本の近代化と民衆思想 の商品レビュー
3分の1で力尽きた マルクス史観の明治期の一揆や新興宗教の分析 「通俗道徳(勤勉、倹約、謙譲、孝行等)」がもたらしたもの
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この文献に出会ったお陰で卒論が楽しくなった。本当にありがとう。卒論に関わらない部分も面白くて、たくさん楽しませてくれた。
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本書の初版は1975年であり65年からの10年間において書かれた民衆思想史関係の論文から主要なものを選び編んだものである。 黒船来航以前から存在していた民衆の新たな思想、中山みき・出口なお・百姓一揆や困民党の指導者などを踏まえ新たな民衆思想の芽生えと様子を見事に体言化している。...
本書の初版は1975年であり65年からの10年間において書かれた民衆思想史関係の論文から主要なものを選び編んだものである。 黒船来航以前から存在していた民衆の新たな思想、中山みき・出口なお・百姓一揆や困民党の指導者などを踏まえ新たな民衆思想の芽生えと様子を見事に体言化している。 江戸末期から生まれ始めた新たな民衆思想と民衆生活、社会規範と道徳観念の実態を具体化させた名著だろう
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